ラップ・タイム分析12at KEIBA
ラップ・タイム分析12 - 暇つぶし2ch313:名無しさん@実況で競馬板アウト
09/01/06 23:23:57 wrl203xT0
中山金杯
12.3-10.9-13.0-11.4-12.1-11.4-11.6-11.7-11.5-12.6 (36.2-46.5-35.8) 1:58.5

素晴らしいラップ。テンの36.2は例年の金杯と比べると速い方ですが、中山の2000ならば
やや遅めで楽なテンの入り。1角から2角を抜ける登り降りで少し息を入れて向こう正面から
再びペースアップして11秒半ばラップが続きます。こうなると後ろの馬は動きようがなく
かといって動かず馬群についていっても脚を使われてしまう「詰み」の状態。所謂一つの
「済し崩しに足を使わせる」レースで、このタイプのレースの代表例として挙げたいくらいの
ラップを刻んだミヤビランベリと吉田豊騎手には脱帽。

勝ち馬は終始先頭から一馬身差の二番手と絶好の位置。何もかもうまくいったという競馬。
道中早めからペースアップもこの馬向きの展開でした。勝ち時計の1:58.5はレース自体の
流れが非常に効率的で時計の出やすい流れだったこともあるので額面通りの評価はできないけど
こういう競馬での地力の高さは十分に見せつけました。

二着馬は中団外を追走し早め仕掛けと非常に脚を使わされる展開だったが直線しっかりと
追いあげてタイム差なし。差し馬に厳しい展開だったことを考えると中身の濃いレース。
菊花賞後2000mで連続好走。頼りなかった馬体も増えて完全に本格化。
この程度の距離、この程度のメンバーなら今後も軸として信頼できる一頭です。

三着馬については刻んだラップも見事ではあるが自力あってのもの。
フロック視することなくちゃんと評価してあげたい。初代スレで最初に名前が挙がった馬。
これからも上手に付き合っていきたいものです。

四着馬はまったく行き脚付かず最後方からこのペースを外からまくり気味に進出。
中山になると位置取りと成績がガクッと落ちる(7走して0.1.0.6、4回通過順二桁)
サッカーボーイにチーフベアハートというコテコテの平坦血統では致し方ないですが
今回は良く頑張ってます。この馬も二着馬と同様内容の濃い競馬。
次に京都記念などに出てきても狙いたいところです。
五着馬は強いところは見せたが2000ならこの程度。もう少し遅い競馬にならないと出番が来ない。
一番人気のオペラブラーボは現状、この着順が実力。今回は人気しすぎ。


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