08/12/06 14:14:56 Rd2Q+VtW0
松元師や陣営はテイオーの長距離適性を過剰評価していた節はあるわな
父ルドルフは圧倒的な能力の高さと後天的なトレーニングで距離の壁を克服し菊と春天を勝ったが、
血統的にはパーソロン系の中距離馬
テイオーもまた、先天的には中距離馬
陣営は能力の高さで距離をこなせると考えていたんだろうが、結果的にはもっとハードなトレーニングを
課してスタミナを付ける必要があった
それでも歴代屈指のステイヤーであるマックに通用したかは疑問だが
長距離のレースでは先天的な適性の差が大きく、ステイヤーの資質のある馬は他馬より不利な状況でも
適性能力の高さを見せ付けて長距離で好走することも多い
マックの兄、メジロデュレンやライスシャワーは旧3歳秋に骨折し半年以上の休養で若駒の育成期を
棒に振ったが秋には菊花賞を勝っている
テンポイントはダービー後に骨折し夏を棒に振ったが秋には菊花賞で2着、有馬で2着と好走している
ミホシンザンは皐月賞レース中に骨折し、同じく夏を棒に振ったが秋には単枠指定に応えて
菊花賞を勝っている
スーパークリークは皐月賞前の3月に骨折し、やはり夏を棒に振ったが、菊花賞は5馬身差の圧勝
テイオーはスタミナ血統の馬ではないので、もっと後天的に能力を開発する必要があった
有り得ないことだが、テイオー陣営も復帰戦に大阪杯でなく阪神大賞典を選んで長距離のレースで
マックと前哨戦を演じていたら、もっと早く危機感を持てたのかもしれない