08/11/24 14:33:15 RUlCU3sd0
マーシュサイド 牡５・米国
＜成績＞
３歳時・４歳時共にそれ程目立った実績はなく、リステッドレースや条件戦に優勝した程度の実績。
今年に入ってからも最初の２戦は大差のドンケツ負け。その次も勝ち馬と９馬身差の４着とレース
だけを重ねたあと、カナダに遠征してそこそこの競馬をし、そんなこんなで全くの人気薄で望んだ
Ｇ１パティソンカナディアン国際Sでまさかの大激走で優勝し、単勝３０倍をつけた。
去年大差でドンケツ負けしているレースを優勝してしまうあたり訳分からない度マックスだが、
この馬をどういう基準で選出したのか、非常に悩ましい。早い話が中山の重賞・ＯＰ特別で先行して
ドンケツ負けを繰り返した５歳牡馬が、毎日王冠で追い込んでちょっと良い競馬をして、そして
天皇賞で人気薄をいいことにあれよあれよと先行押し切りしちゃったようなもの。こんな馬を
買えるかどうか…
＜血統＞
父ゴーンウエストは競争成績は一流半だが、種牡馬としてはザフォニック（英2000ギニー）、
ダホス（ＢＣマイル連覇）、ジョハー（ＢＣターフ）など数々の名馬を輩出した大種牡馬。
母父プレザントコロニーは米２冠馬。リボー系の貴重な後継血脈で、セントジョヴァイト（キング
ジョージ）やプレザントリーパーフェクト（ドバイＷＣ・ＢＣクラシック）などを輩出した
大種牡馬。配合面からはナスルーラを主体としてスピード競馬に対応できる底力を持っており、
日本馬場への適正はあるかもしれない。