08/11/22 17:21:05 qZe2IbRK0
◆富士S
57.9 → 34.8 1.32.7【-0.7】 富士S
57.9 → 34.8 1.32.7【-0.3】 安田記念
今年の富士Sは、安田記念とまったく同じラップ構成を描き、勝ちタイムも同じ1分32秒7であった。
さらに驚いたことに、両レースでペースを作ったコンゴウリキシオーの走破タイムも、1分33秒5でコンマ1秒の狂いもないのだ。
両者の間には、約0.4秒の馬場差があったが、コンゴウの時計を基準にすれば、富士Sのレベルもだいたい見えてくる。
富士S
1着 1.32.7 02-02 34.5 57.0 サイレントプライド
2着 1.32.7 08-09 34.0 56.0 リザーブカード
4着 1.33.0 06-07 34.4 57.0 エイシンドーバー
6着 1.33.0 17-17 33.6 55.0 ショウナンアルバ
12着 1.33.5 01-01 35.6 57.0 コンゴウリキシオー
安田記念
1着 1.32.7 03-04 34.0 56.0 ウオッカ
2着 1.33.3 02-02 34.8 58.0 アルマダ
3着 1.33.4 07-06 34.3 58.0 エイシンドーバー
5着 1.33.4 10-10 34.1 58.0 スズカフェニックス
6着 1.33.5 01-01 35.6 58.0 コンゴウリキシオー
8着 1.33.7 10-10 34.5 58.0 スーパーホーネット
似ているのはコンゴウの時計だけでなく、エイシンドーバーも同じような通過順から同じような上がりを繰り出しており、走破タイムの0.4秒差は馬場差に合致。
ウオッカと同じ上がり34.0秒→1分32秒7の走破タイムをマークしたリザーブカードは、エイシンドーバーを斤量差1キロで0.3秒突き放したが、安田記念のウオッカは2キロもらいで0.7秒差。
さすがにウオッカには及ばなかったものの、ラスト100メートルあたりで前が開いてから一気に脚を伸ばしたリザーブカードのパフォーマンスは、決して侮れない。
そして、そのリザーブカードより直線で前が詰まりっ放しだったショウナンアルバとレッツゴーキリシマ。
富士S組で、一番強い競馬をしたのはズバリこの2頭。 しかも安田記念と比較しても何ら遜色のないレース内容だった。
道中2番手追走から、直線ですんなり抜け出せた勝ち馬サイレントプライドは後ろの馬の不利が大きかったのを含めて恵まれすぎた感がある。