08/07/03 13:02:19 SV3/c6ba0
>>600
人間の陸上競技の場合、使用されるトラックコースは全て左回り
古代~中世の競馬場(と言っても原っぱをならしただけの簡易なコース)
はそれを真似て左回りがほとんどだったようです
ただ、中世以後にきちんと設備が整った競馬場が造られるようになると
土地の関係からどうしても左回りのコースを造れず、
右回りコースの競馬場も造られました
(ですので、英国ではアスコット競馬場は右回り、エプソムは左回り、
フランスではロンシャンが右回り、サンクルーは左回りとまちまち)
日本の場合、西洋型の競馬が行われ始めた幕末~明治時代は
西洋の競馬場をならって左回りコースが多かったようですが、
根岸競馬場(日本で最初の近代競馬場)を造る際、
やはり土地などの関係で右回りコースしか造れず、
その後、日本各地に競馬場を造る際、西洋式の左周りの競馬場と
根岸を参考にした右回りの競馬場が混在する事になったようです
その後、改修費用の問題や欧州でも左右両方のコースが混在する事から
別に左回り・右回りどちらかに統一しなくていいじゃん、と現在に至る訳で