ラップ・タイム分析9at KEIBA
ラップ・タイム分析9 - 暇つぶし2ch390:名無しさん@実況で競馬板アウト
08/05/25 19:18:38 PLkph5kN0
オークス
12.5-10.6-12.8-12.8-12.7-12.9-13.0-12.9-12.9-11.3-11.8-12.6 (35.9-38.4-38.8-35.7)

テンが早く中盤緩み直線で一気に加速。先行馬はテンで作った位置取り差をなくしてしまい
瞬発力のある差し馬に非常に有利な展開。着順もおおむねそのとおりになった。

勝ち馬は特に瞬発力に秀でているというわけではないが瞬発力と持続力をバランスよく
兼備しているタイプ。未勝利、黄菊賞と長めの距離で未勝利はロングスパート
黄菊賞ではテン早く中緩みのレースで好走していることからも明らか。
他馬との比較でこの辺りの距離経験が生きたことが今回の浮上の要因かもしれない。
ただし直線での行儀が悪すぎる。ムードインディゴを外に吹き飛ばしハートオブクィーンの前をカット。
そのままの勢いでレジネッタを内に押しやりオディールの進路を塞ぎ、立て直すかに見えて
もう一度レジネッタを内に押し込めてソーマジックの進路を妨害。ホントになぜ降着にならなかったのか
ただただ不思議でならない。

二着馬は新潟2歳S、桜花賞の再現。テンはゆっくりと入って中盤ジワジワと順位を上げて
加速しつつ直線入り口で先頭に立ちそのまましのぎきる。直線入り口で他の馬が速過ぎて
モタついたが坂で他馬がバテるところこの馬はバテずに順位を上げてきた。
馬場も味方したが瞬発力で少し劣るがそれ以上の強みを発揮して勝負に持ち込んだいい競馬だった。
三着馬はペースは向いたが勝ち馬から受けた不利が全て。エルフィンSのときもそうだったが
進路が狭くなるとひるんでしまうところがある。スムーズならばもっときわどい勝負になっていただろう。
四着馬は非常に不利な展開ながら良く頑張った。改めて底力を感じさせる内容だった。
突っかかってきた二頭に道中蓋をされなければもう少し効率的に脚が使えたはずで
そうなっていればもう一つ二つ着順は上だったかも。瞬発力もあるところは見せた。
五着馬は、別にこの中盤緩いペースなら走ってもおかしくないんだけど、余計に前走の敗退の原因が
分からなくなってしまった。あまり考えすぎないほうがいいのか。この馬も不利なければもう少し際どい所までこれた。

総評として、今年の牝馬はどんぐりの背比べだなということの再確認ができた。
2歳戦からG1含めここまで抜けたレースも馬もいない。


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