08/05/11 18:07:20 jr9+dwW90
NHKマイルC(過去ラップ>>585)
12.2-11.0-11.4-12.1-12.5-11.7-11.2-12.1 (34.6-24.6-35.0)
全体のペースの印象としてはテンは例年並みに早く中盤は例年並みかそれよりもやや緩み。
結局瞬発力が要求される流れとなった。馬場もだいぶ回復してきていたようで、昨年と同程度かなと。
内埒から5,6頭分ほど馬場があれていて、騎手たちはそこに仮想の埒を置いていたようだ。
勝ち馬については、一番強い馬が一番得意な流れで完璧な競馬をした。それだけ。
一言いうならばダービーに転戦しても実力的にトップだと。
二着馬は二番目に強い馬がテンの速いレース経験のなさを克服して実力を発揮した。
瞬発力はあるタイプなのでテンのタイム自体をこなす下地はあったし(この辺については後述)、終いの流れも向いた。
勝ち馬との差は瞬発力、切れ味の天井の差、そのあたり後藤が理解してやったのかは分からないが
四角前で一段と緩んだところから進出したのは好判断だった、しかしそれでも勝ち馬には適わず。
つまりそのまま実力差で現時点では何度やっても勝てない。
三着馬は何もかもが巧くいった。1200でも溜めて結果を残しているように完全に瞬発力の勝ったタイプ。
マイルの三戦とも中盤から早めに動いて追いかける展開になってしまっていたのが惨敗の原因。
今回ようやく追いかけなくていいコースしかも中盤緩む絶好にレースになった。しかも
四角で内にいったらみんな外に行って仕掛けてないのに勝手に位置取りが上がっていくという
超ラッキーもあったり、至れりつくせりというところ。また待ちの藤岡もあっていた。
あと調教の動きもグンバツで馬もチャンスを掴めるだけの状態と実力があってこその結果。
四着馬はペースが上がったところでギアジェンジできずに前が壁という
ショウナンアルバに負けた未勝利を思い起こさせるような競馬だったが
瞬発力のなさから自ずとそうなってしまう。京都のような平坦なラップを刻むコースのほうが向いているか。
五着馬は騎乗ミス。12.1-12.6とペースがおちたところでズンズン位置取りを下げて直線向いたときには最後方。
非効率この上なく、筆舌に尽くしがたいとはまさにこのこと。負けるための競馬。
誤解が無いように言っておきますが私は豊は嫌いです。
先行勢は致し方ない結果