08/04/27 18:34:26 W8BMh+dj0
>>13
イーブンだから考える必要がない、と言って省いて考えている
今このような考え方を棒グラフ的思考と命名した
A 37.0-35.0-37.2 37.9-35.0-36.3
B 37.0-36.0-37.2 37.9-36.0-36.3
C 37.0-37.0-37.2 37.9-37.0-36.3
ラップは折れ線グラフ的思考で、その推移を観察するべきものだから
上のA、B、Cの3パターンではそれぞれ両馬の評価が変わってくるが
棒グラフ的思考者の手にかかると中間はイーブンとして省かれ、どの場合も同じになる
07年中山牝馬Sのキーポイントは
ヤマニンの後半が中間だけでなく前半よりも遅くなっている点と
マイネを含めた後ろの馬の後半が中間より遅く、脚を余してるとは言えない点
ここに前半の速さが絡んでくる。
わかりやすい例で言えば、暴走した逃げ馬は飛ばした以上に失速する。
差し引きゼロではなく利息をつけて払う結果になる
脚を余している馬は後半が一番早くなるのが普通
中間よりも後半の時計がかかっている差し馬は
前半を遅く走った事が減速を抑える結果になっている
前半の速さはそれ以降の余力に影響してくるし
中間の速さは後半の余力に影響してくる
同じタイムで中間を走っても、後半への影響の度合いは前半の速さによって異なる
中間が最も速く、後半が前半よりも遅いラップでは、その影響を無視する事はできない
キツイのは全馬同じ、と考えて途中のラップを省いてしまう棒グラフ的思考者には
ここをいくら説明しても通じない