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JRA競馬学校騎手課程第27期生の入学式が2日、千葉県白井市の同学校で行われ、
横山典弘騎手の長男・和生君ら10人が騎手への第一歩を踏み出した。
さすがは勝負師の息子だ。初々しい表情で式典に臨んだ横山和生君。
父の騎乗姿に憧れて選んだ道だが、報道陣に抱負を問われると、
「父が取りこぼしたレースを獲ってやろうと思っています」と力強く宣言した。
先月29日の中山競馬で落馬負傷した横山典は、入院先から式典に駆けつけた。
「まだ騎手としてのスタートラインにも立っていない。
甘くはない世界だし、まずは無事に卒業すること」と先輩騎手として厳しい注文。
だが、すぐに父親としての柔和な表情に戻ると、
「オレが勧めたわけでもないのに、自分で騎手になると決めた。
好きなことができるのは幸せなんだから頑張ってほしい」とエールを送った。
順調なら3年後の11年春に騎手デビュー。
JRAでは初となる祖父(富雄元騎手)、父に次ぐ親子三代騎手を目指す。
親ハゲと子ハゲ
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