08/02/07 19:54:08 nm1lU4v/0
(大スポ・蛯名のコラム)
3日(日)の東京競馬は降雪のため開催中止、翌4日(月)に代替競馬が行われた。
聞けば雪による開催中止は06年1月以来、約2年ぶりのことらしい。
できれば普通通りに競馬が行われるのが理想だけど・・・自然が相手だけに、こればっかりは仕方がない。
雪の中での競馬は危険を伴うものだから。例えばゴーグルに雪が積もって視界が悪くなったり、
悪馬場に馬の脚が取られたりする心配がある。もちろん競馬が1日遅れることによるマイナス面もあるわけだから難しい判断になる。
根岸Sで13着に終わったリミットレスビッドは、競馬が遅れた影響が悪いほうに出たケースだったかもしれない。
競馬場で1日待たされたせいか元気が空回りしていて、ゲート内でひどく暴れていたから。
結果出遅れてリズムに乗れずじまい。最後もパタッと止まってしまった。天候のせいとはいえ、残念なレースだった。
一方、開幕日の土曜東京は絶好の馬場。芝、ダートとも申し分ない状態だったが・・・ピンクカメオで挑んだ東京新聞杯は消化不良の一戦。
こちらも問題はゲート。中で膠着してしまい、扉が開くや真上にジャンプするような格好で出遅れてしまった。
確かに新馬の頃からゲートが悪い馬ではあったけど、相当練習してしばらくは鳴りを潜めていたんだ。
しかし、厩舎の話だと前走(クイーン賞)あたりから再び悪い癖が出始めたみたい。
春の目標であるヴィクトリアマイルまでに、また練習し直す必要がありそうだ。
さて今週は共同通信杯。ショウナンアルバとのコンビで挑みます。好走のポイントはたった一つ。
いかに激しい気性を出さず、レースに集中させるか。前走は思い切ってハナに行ったが、あればっかりでは上にいくと苦しくなる。
秘めた能力はここでも十分通用するので、一体どんな競馬ができるか。期待を持って乗ります。