08/01/16 19:58:18 T3YCtn6J0
（大スポ･虎石記者のコラム）
先週の新馬戦勝ちを含めて、２５頭もの３歳馬の初勝利を導いてきた蛯名騎手。
関東では抜けてトップの数字だが、その名手が「ひょっとしたら桜花賞ではこの馬に跨っているかも」と話すのがアイルビーバウンド（勢司）。
未勝利なのにこの高評価ぶり－記者も追い続けようと決めている馬だ。
昨年１１月３日の東京･新馬戦で２着した同馬は、放牧を挟んで先週の芝千六に出走予定だった。
しかし今年から始まった新ルール（４週以内で前走５着以内馬が最優先）で除外が確定的。投票を取り止め、翌週にスライドする運びとなった。
この事態に主戦･蛯名は意気消沈。というのも今週の芝千六（日曜５Ｒ）には、先々週に２着したロードバロック（田中清）が既に予定に入っていたからだ。
さすがにドタキャンは不可能。アイルビーの代打は横山典に決定。蛯名は泣き言を言わないが、内心はアイルビーに勝たれてしまうのでは、と戦々恐々のはず。
ところが･･･。「トラちゃん、１０週ぶりなのに、まだ芝の千六に使えないかも」と泣き言を言ってきたのが勢司師。
そう、除外ラッシュは上級クラスだけではないのだ。芝の千六が除外の場合、ダート千八（土曜２Ｒ）＝蛯名で投票する段取りとなった。
果たして、アイルビーは芝かダートか、ノリかエビショウか？