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Sakai Noriko aka Nori-P
87年に「Wannabe Boy」を発売しシンガーとしての鮮烈なデビューを飾る。
これを皮切りに怒濤の勢いでリリースを重ね、同年に出した3枚目の鬼皿
「No Red Night Teen-age」は業界のあらゆる新人賞を軒並み受賞した。
これ以降「Nori-P」名義で活動を拡げ、曲中やメディアでの露出の中で
「頂き Man Mosh」などの様々なパンチラインを残す。（いわゆるNori-P Slung）
また90年代に入ると、そのCoolな外見からは見て取ることの出来ない
壮絶な幼少時代や家族関係などがリスナーの耳目を集め、
またそうしたバックグラウンドに裏打ちされたリリックは、
ストリートのリアルを生々しくも妖艶にえぐり出し、多くのフォロアーを生み出した。
その勢いは日本にとどまらず東アジアを中心に海外でも多くのプロップスを得ている。
この頃、ちょうどアンダーグラウンドでその存在を磐石なものにしていた
「HITOTSU-YANENOSHIT CREW」の目に留まり、リーダーである「An Chang」の
強い勧誘を受け、同グループに電撃加入した。
Nori-Pの加入により、H.Y.Cは爆発的なヒットを残し、名実共に伝説的なものに
なっていった。（ちなみに当時のメンバーであったLIL ISSEYは、現在のGANGSTA-ISSEYである）
また95年に出した、「Hoshi-no-kinka」のアンセムとしても知られる
「Blue Rabbit」はもはや説明不要のマスターピース。
自らの体験談を元に青ざめたシャブ中の苦悩を赤裸々に吐き出している。
H.Y.C解散後もソロで活動を続け、アパレル業なども展開しその多彩な
センスを発揮させている。