09/04/18 07:52:12 mirv9FrS
いつも思うんだけどね、
押韻たくさんしたからってそれがかっこいいラップになるかは別だよね。
確かに韻踏みまくってもそれは単なる言葉遊び（駄洒落）で音楽ではないと思うのね。
そこにまともな内容がともわなかったら詩としても読めない寒い親父ギャグ。
リリックの重要な要素である韻はヒップホップであっても必ずしも最優先される要素ではない。
最終的に 「「音楽」」 として吐き出されるのだから
最も重要なのはリズム感。
声という楽器（ラップは特に打楽器）なのだからアカペラでもリズムやタイムをキープできなければ
真にラップが上手いとは言いがたい。ドラマーと一緒だ。
※昔ようつべで2pacとBiggieがフリースタイルするのがあったのでそれにトラックをつけてみたら
テンポが一定すぎて吹いた。休符も完璧。
次にフロー。いわゆるラップの流れ。
言葉のアクセントや文節、またはそれらにとらわれずにシンコペーションしてラップをグルーヴさせる
音楽的に重要な要素。韻はこのフローをかっこよくするために用いられるべきで
韻＞フロー主義の素人ラッパーは大体フローに特徴がないか変な声でごまかす。
自分の声色との相性も特に大切。
最後にリリックの中身。
言いたいこと、コンセプトがしっかりしていることが伝われば内容についてはラッパーの自由。
おっぱいおっぱいでもディスでも何でもいい。
フローを殺すようなどうでもいい韻で言いたいことがよく分からなくなってるリリックは糞。
この辺が分かってるやついねーから日本語ラッパーの多くがトラックメーカーや演奏者に食われまくって
いないほうがましな存在になってんだよ。
異論は大体認める。