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あどけなさが残る…ではなくて、美人主婦演歌歌手が現れた。あいさくら、主婦58歳だ。
「演歌の世界に遅咲きの大輪咲かせたい」 透析治療続け各地で公演2009年3月17日 01:24
小郡市小郡の主婦、穂坂保代さん（５８）が演歌歌手として、キングレコードからデビューを果たした。
慢性腎不全を患い、透析治療を続けながら子どものころからの夢を実現。
最近では、演歌歌手の秋元順子さん（６１）が還暦を迎えて多くのファンを獲得しており「私も、遅咲きながら大輪の花を咲かせたい」と張り切っている。
穂坂さんは昨年１１月に「あいさくら」の名でデビュー曲「雪の海峡」を発売した。今月からは通信カラオケでも曲が配信されている。
穂坂さんは２０代で慢性腎不全を患い、以来３０年以上、週３回通院して透析治療を続ける。
本格的なボイストレーニングや、ピアノのレッスンを始めたのは５０歳になって。福岡市の日本音楽学院に入学し、卒業後は久留米市で歌の教室を始めた。
転機は、３年前に小郡市で開かれたカラオケ大会に出場したとき。審査員だった作曲家の増田空人さんと出会い、「ＣＤを出したい」と相談したところ、
峰幸二さん作詞の「雪の海峡」に増田さんが曲を付けてくれた。増田さんは「かあちゃん」（歌・神矢翔）などの人気曲がある。
ＣＤは自費で５００枚を制作。穂坂さんがＣＤを売ったり、増田さんのヒット曲と連動したりして「雪の海峡」は知られるようになり、
昨夏キングレコードからデビューの話が飛び込んできた。
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