08/11/14 15:57:50 cw83Ttc/
フェンダー、ギブソン愛好家やプロは70年代には既に50年代・60年代の楽器を
オールドと言っていました。
今で言ったら、90年代をオールドって言ってるようなものです。
そういう時系列で考えると、50年代・60年代の楽器は特別なようです。
そして、それらの楽器は現在に至るまで脈々とレコーディングの主力として
膨大な音源を作り続けてきたのです。
人間は反復されると、それに馴染む傾向があります。
膨大な音源を聞けば聞くほど、演奏において同じ音で再現したくなるのではないでしょうか。
ヴィンテージはそのものずばりの楽器として再現力に優れているでしょう。
ですから今もなお、その価値を見出しているのです。
しかしながら、需要があることで生産され始めた、高品質なレプリカでも同等の音は出せる
とは思います。後は気持ちの問題位の程度の誤差です。
なにせヴィンテージは第一線の楽器以外に骨董としての付加価値もあるのですから、
違いをことさら強調する人もいます。
しかし、骨董は鑑賞するだけでも価値があるもので、機能性だけを捉えて考えるならば
高品質なレプリカをはるかに上回る音楽的価値があるようにも思えません。
いかがでしょうか。