08/11/18 05:42:50 ELduMgJQ
>>515
>>519に触れてあることも含めて述べると
広葉樹には「環孔材」と「散孔材」があります。
伝統的に使われた木材は散孔材の木材が使われていて
環孔材がつかわれることはほとんどありませんでした。
理由は環孔材は木目に沿って孔穴が集中していますが
木目はどれも一定に走るわけでないので
穴の集まっている場所が個体によって違うので
音の鳴り方に個体差というのが出てきます。
それが環孔材が使われることを嫌う理由です。
そして、ネックは音に関することを決定付ける他に
環境変化で容易に動くと困るので
家具にも使われるような寸法安定性の高い。
そして反りにくい木が使われます。
(といってもメイプルは反るのだが)
こういう条件を書いていくはてしなく長くなるから
ここでおしまいします