08/07/21 00:36:01 vznWzHr7
「藍空」
(A)
今日もまた この空の下で
繰り広げられる たわ言の世界
離れ小島が誰のものになろうが
僕の人生に関わるものは無い
ふと見上げれば 気味悪く
青ざめた空が 世界を包む
他人(ひと)の命が消されてゆこうが
僕の感情は働かないだろう
(B)
何が正しくて何が悪いか
分かる奴なんて誰一人いない
所詮は自分を守るための
つよがりでしかないんだ
(サビ)
途絶えることの無い藍空は
憂いだけを生み続けていく
希望のカケラも無いこの僕に
その薄暗い姿でまとわりつく
嘘で固められた地盤に乗る
ふがいない僕に──
そっと そっと そっと 囁きながら