10/07/22 14:21:27 oj0SMmcQ0
>>107
嫌いと言っても大きく分けて3タイプあるんだよ。
(1) 全ての種類の国旗と国歌を否定する立場
国の境が陸続きで戦争の度に国境線が何度も変わるような地域では、
同じ旗をあげたり同じ歌を歌わないと、同じ国民としてのアイデンティティーが保てない。
日本は海を渡らないと国境を越えられないし、日本国中どこに行っても日本語文化圏だから、
旗や歌は必要ないというのが常識ではないか?
(2) 日の丸と君が代が日本の国旗や国歌に相応しくないとする立場
敗戦後のドイツはハーケンクロイツの旗の掲揚を禁止しているし、
ドイツ第三帝国時代の1番の歌詞は使わなくなったから、
日本も敗戦と同時に国歌や国旗を新しい日本に相応しく改めるのが、
戦争で戦った国に対するマナーであり常識である。
(3) 日の丸も君が代も大好きだが、起立や斉唱を他人に強いるべきではないとする立場
歌いたくない個人を尊重するのが、個が確立した大人の社会だ。
米国では公衆の面前で国旗を燃やしても罪に問われない。
日本が大好きで、君が代が大好きだから、国のために国歌を歌いたいのであって、
「君が代を歌え」なんて命令したり強制する人のためには、
国歌を歌いたくないと思うのが真の愛国者の心情だと思うんだ。
天皇陛下が「強制でないことが望ましい」と言ったのは、そういう意味だよ。