09/06/29 16:56:17 hdtcw6kH0
3つ目の技術としては、NECが長年手掛けてきた音声認識技術を紹介した。同社では1960年に京都大学と共同で音声タイプライタを
試作したほか、世界初の連続音声認識装置を発売するなど、現在まで継続して音声認識技術の開発を手掛けている。最新の技術では、
実環境での会話認識をテーマに、雑音環境下でも複数話者からの同時発話を認識したり、話題の転換にあわせて臨機応変に話題辞書を
切り替えたり、といった技術を開発。最新の事例としては、裁判員裁判用法廷へ音声認識システムを導入することが決まっており、8月の
運用開始を目指して検証が続けられている段階である。
一般的なサービスとしても、この技術を活用したSaaS型の会議録作成支援サービスを開始。5月に発表された株主総会向けサービスでは、
すでに電鉄会社の株主総会で利用された実績もあるとのことで、今後も、同分野での開発を続ける予定である。
■ URL
日本電気株式会社
URLリンク(www.nec.co.jp)
■ 関連記事
・NEC、NGN時代に向けた研究開発戦略を発表 (2006/6/30)
URLリンク(enterprise.watch.impress.co.jp)
(石井 一志)
2009/6/29 14:44