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社員の間でさえあまり知られていないが、数ある篠塚君の大失策の一つに、
「ホームネットワーク事業」というのがあった。
モノづくりを軽視してアライアンス等に走ったことの反省があったの
だろう、2004年頃に突然モノづくりを復活させると言い出し、この事業を
始める「MAC」という名のベンチャーカンパニーまで立ち上げた。
ネット経由で家電製品を制御するルータのようなものを作らせようとしていた。
篠塚は「この事業がうまくいかなければ沖電気の未来はない」といい、
そこのカンパニーの従業員には、「24時間365日働け」と檄を飛ばしていた。
だが、沖電気がそんな領域に進出を試みたところで、家電部門を擁する
他社大手メーカーに太刀打ちできるはずもなく、社員を働かせるだけ
働かせながら、結局、試作機まがいの機器を作っただけで、数年であぼーん。
ベンチャーカンパニーも解散。