08/10/17 14:27:51 4sdVKNpQ0
コニミノの吸収合併は無くなった。なぜなら合併する値打ちもなく、
放置しておけば、自然消滅する弱い企業だからだ。この恐慌下、コニミノ
の様な劣悪企業を買収する馬鹿企業もなく、逆に業界全体から見ると自称
業界4位のコニミノが消滅する事で、CRX対ニッチの棲み分けが加速し、不
毛な値下げ戦争を回避でき、業界全体にとって好ましい状況となる。
コニミノに残された道は子会社清算→事業売却の繰り返し断行し、有機E
L照明等わずかな研究開発のみ確保して、オプトをコアにした中小企業に
戻る事だ。昨今の世界経済を考えると、1年以内に移行完了が必要だ。
そこで、コニミノ破綻シナリオと業界再編について、再度考えて見た。
基本線としては、コニミノ経営破綻→会社更生法適用→京セラによる救済と
CRXと京セラ以下のメーカによる、マーケットの完全棲み分け、となる。
1.四半期決算報告タイミングで暴落開始。
2.中間報告時に、役員交代・オプトを中心とした事業展開を発表するも、暴落止まらず。
3.下期中にオプト以外の全事業清算・売却を試みる(例:Oce→京セラ、ダンカ→キヤノン、プリンタ&AIO→Lenovo)
4.しかし、事業売却が進まず、会社更生法申請。京セラミタが救済名目でMFP事業の一部を引受。
オプトは京セラの子会社として再出発。コニミノは名実共に消滅する。
旧コニミノ経営陣の不正が明らかになり、刑事責任を問われる。
これにより、業界は3つに別れる。
・ハイエンド&高速機マーケット→CRX
・ローエンド&中低速機→京セラミタ・シャープ
・デスクトッププリンタ→HP・キヤノン
・インクジェット→HP・キヤノン・EPSON(ブラザー)
パナ・沖・HPは複合機&コピアから撤退、多くの企業がデスクトップLBP
から撤退、EPSONはブラザーを吸収合併、東芝テックは京セラミタか
シャープが吸収合併。シャープは復活する。長期的に見て「買い」だ。