09/03/13 08:28:38 jaga/Zct
N響聞いたのは10年ぶりくらいだけど、ドイツの田舎(フランクフルト、ケルン、シュツットガルト、北ドイツあたり)放送オケの地方公演よりひどいと思った。
LSO、シンシナティやバイエルンとは勝負できない。
出演メンバーは、ほぼ正規メンバー勢ぞろいの4管編成。
トップ奏者のパート間のレベル差がある。世代交代?メンバーチェンジ?そういう過渡期かな。
結局それが、オケ全体の不ぞろいになっていると思う。
Fl○、Ob△、Cl○、Fg◎、Hr○、Tp○、Trb◎、Tu◎、Per○、Vn△、Va○、Vc○、Cb◎
自分はそんな感じに聞こえた。
Hnは松崎氏がトップだったが、強奏時のサウンドはさすがだったが、弱奏はかなり危なっかしい。
衰えが目立ってしまった。3rdの日高氏のほうがいいかも。今井氏らしき人もいたが、よく分からなかった。
Tpも大きなミスはなかったが、大団円のミスは痛い。
Obの茂木氏は、何度も入り遅れがあり目立つ。セカンドのI女史が素直に入るので同種楽器内でのズレが散見。
音色なども首席というにはちょっと苦しい。存在感が薄くて、違和感という風に聞こえるのが痛い。
放送ではもうちょっと良く聞こえるんだが。
Trbの新田氏は上手いが、流行?の分厚いサウンドで、2ndの吉川氏が沈んでいた。
逆にBtrbの黒金氏は、Trbよりのバストロで好印象。
1stはもうちょっとラッパとの橋渡しになるような細めのサウンドのほうがいいと思うが、好みの問題かもしれない。
Vnは取り立てて悪くはないけど、統率は取れていない。
それ以外の弦は、チェロ・バスが安定していたくらいで印象にない。
打楽器の存在感が薄いと思ったら、Timは首席居ないんだね。
1回の演奏会、しかも地方公演で判断するのは苦しいが参考までに。