○ワルツについて ランダムに語ってくださいat CLASSICAL
○ワルツについて ランダムに語ってください - 暇つぶし2ch2:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/08 17:29:59 nkfEAw4r
発起人(夫)です。
これは、知る人ぞ知る スケルツォ・スレの続編です。
前のスレは「512kを超えているので書けません!」としてERRORになってしまいました。
どうぞ またお付き合いください。

3:名無しの笛の踊り
08/11/08 21:17:34 V8ZateJ0
私は深く解釈して聴く才能はありません。好きで集めてきたわずかのレコードたち
ですが、チャイコフスキーのバレー音楽から
「花のワルツ」にさりげなく好感があります。

4:名無しの笛の踊り
08/11/08 21:18:53 cLfHvIGw BE:863489838-2BP(0)
>前のスレは「512kを超えているので書けません!」

テキストだけで容量オーバーとはすごい!

5:名無しの笛の踊り
08/11/09 02:55:02 iTziA8px
圓舞曲

6:555
08/11/09 11:24:11 YxmayuW0
>>3
チャイコフスキーはワルツの一方の雄ですね。
《花のワルツ》もいいけど、ここでは《白鳥の湖》の第3幕No.17
『招待者たちの登場とワルツ』。
優雅で気品があって豪華。


7:名無しの笛の踊り
08/11/09 11:28:29 wuDs5Snm
アパラチアン・ワルツとか

8:名無しの笛の踊り
08/11/09 11:29:19 wuDs5Snm
グランドワルツ「グリーン利根」とか

9:名無しの笛の踊り
08/11/09 11:38:19 nSGJNTFq
ヨハン2の『シトロンの花の咲くところ』に最近ハマり中。
賑やかな曲なわけでもないのに、元気が出るぜよ♪

10:名無しの笛の踊り
08/11/09 17:10:22 14L2q6xD
>>1
乙です。ご無沙汰しております、旧ブルネロ(仮)です。
前スレで残念だったのが、モンテヴェルディのスケルツォについて
聞いてから語ろうと思っていたのですが、まだ聞いてないことです。
ともかく、ときどき書かせてください、宜しくお願いいたします。

11:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/09 22:53:31 R6ofTBk6
初めまして、発起人(妻)です。
>>3さん! さりげなく謙虚な お人柄と お察しします。
当スレの記念すべき最初のきっかけ、どうもありがとうございます。
開幕にふさわしく「花のワルツ」! 良いですよねー。

で、私。「あなた、これについて何か話題ある?」

夫 「“ロシアのワルツ王”とも呼ばれたチャイコフスキーの作品の中でも5本の指に入る、
   極めつけの名曲だねい。有名すぎて そろそろ耳タコだけど、
   ちょっと変わった演奏のディスクがありますよ、という話。
   魅力的なワルツの“サビ”の部分(70~85小節部分の超盛り上がる旋律)は、
   繰り返されるたび その音の高さは毎回同じ(もちろん楽譜上でも同じ)なんだけど、
   しかし唯一オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団(RCA)盤URLリンク(item.rakuten.co.jp) では、
   サビの旋律が繰り返される毎に、2回目は1オクターヴ高く上げて演奏されているんだな。
   この改編は(おそらく)オーマンディ盤だけに聴かれる独特のもので、その根拠は不明でも、
   演奏効果は聴いて知るべし、と言える意外な素晴らしさ。
   繰り返しを聴くたびに、何だか切なくなるほどの高揚感にきっと誰しも胸が熱くなります」

私 「ふんふん、いい話題ね。で、元ネタは?」

夫 「実は数年前の レコ芸相談室で読んだ記憶から。
   一般からの質問に回答していたのは、たしか谷戸基岩氏でした」

12:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/09 22:55:46 R6ofTBk6
>>6の555さん、前のスケルツォ・スレ(の数少ない常連さん)の中でも 
最も熱い男として強烈な個性を発揮していた存在でした。
よくぞここを探し出してくださいましたね。

わたし発起人(妻)です、
これからも(いえ、どうぞ これからは 知ったかぶりが多い夫には お手柔らかに ひとつ)
よろしくお願いしまーすw

《白鳥の湖》出ましたね! 
このバレエ、実はチャイコフスキーの傑作ワルツの宝庫でもあるんですよね。
「招待された花嫁候補者たちの登場」のファンファーレには、舞台上の王子さま以上にドキドキしちゃいます。
でも わたしは、実は同じ第3幕でも黒鳥(オディーリャ)と王子との10分近くにもおよぶ
「グラン・パ・ドゥ・トゥ」の方も大好き。
導入部の、弦のボウイングでぐーんと弧を描くような魅力的なワルツのメロディに、
その後の展開(オディーリャの32回のグラン・フェテ・アン・トゥールナン、
王子の16回のアントルシヤ・シス!)を期待しちゃいます。

13:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/09 22:58:08 R6ofTBk6
>>7さん、発起人(夫)です。
めずらしい曲のレス、どうもありがとうございます。
オ・コナーの「アパラチアン・ワルツ」と言えば、
やっぱりヨーヨー(sony)盤ですよね(これしか無いですよね)。
ちなみに エドガー・メイヤー、マーク・オ・コナーとの
「アパラチアン・ワルツ」の続編「アパラチアン・ジャーニー」が出た直後 これは妻のお気に入りで、
しばらくは 私達夫婦の日曜日の朝の愛聴盤でした。
バルコニーでコレを流しながら、ライ・ブレッドとサニー・サイド・アップでブランチ。

妻 「だって“アパラチアン・ジャーニー”には ゲストで、
   わたしの大好きなジェイムス・テイラーが参加してるんですもんっ。
   J.T.は口笛で“ベンジャミン”、ヴォーカルでフォスターの“つらい時はもう御免”を
   余裕たっぷりに歌ってます。しかも・・・」

・・・って、この後 20行ほど このシンガー・ソング・ライターについて語っているのですが、
しかし、J.T.氏に関しては、これ以上はスレチですので自粛。
それ以下は 割愛させていただきました~w(夫)。

14:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/09 23:00:29 R6ofTBk6
>>9さん、ヨハン・シュトラウスⅡ お初です! 
発起人(夫)より、お礼!

ワルツ「シトロンの花の咲くところ」に >>9さんが“元気が出る”理由は、
この逸話からまんざら偶然ではないかも。

「オーストリア軍とイタリア王国軍との軍事的緊張が残っていた時期に、
シュトラウスⅡはイタリアへの演奏旅行に出発。
トリノの王立劇場での演奏会でこの曲を初演したときにはなんと
“美しきイタリア”という題名だった。
翌年、オーストリア国内で演奏する時には
ゲーテの“ヴィルヘルム・マイスターの修行時代”中の詩に由来する
現在のタイトルに変更された」とのこと。

その有名な詩「ミニヨン」
(君よ知るや南の国、シトロンの花咲き 暗き茂みに黄金のオレンジは燃え 
風やわらかく青き空よりそよぎつ ミルテはしずかにローレルはそびゆ/竹山道雄訳)は、
ゲーテの理想郷(アルカディア)を思わせ、“イタリア紀行”の扉にも、
“われもまたアルカディアに!”と書かれているそう。

妻 「ふーん、で、“シトロンの花の咲くところ”って、
本当は存在しない永遠の理想郷アルカディアなんだけど、
実際には ゲーテ(とシュトラウスⅡ)は具体的にイタリアを指したというわけなのね。
で、今回の出典は?」

私 「あ・・・はい、ナクソスの代理店アイヴィーの“シュトラウスⅡ全曲目解説”をふくらませて書きました!」

妻 「鶴間圭さん監修のアレね。持ってる人、多いのよ。ウチにも何故か2冊あるんだしw」

15:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/09 23:03:00 R6ofTBk6

発起人(妻)です、
>>10の「旧(←爆)ブルネロ(仮)」先生、嬉しーっ。
よくぞ見つけてくださいました、
旧ブルネロ(仮)先生は、前のスケルツォ・スレでも超博識なチェリストで、
その文章からにじみ出るお人柄も魅力的な常連さんでした、
これからもよろしくお願いします!

で、「も、モンテヴェルディのスケルツォ」ですって~?! 興味津々
是非 教えてください、期待してまーす♡
(夫からもよろしくとのこと!)

16:555
08/11/10 10:22:58 HWKWn3Qt
<「招待された花嫁候補者たちの登場」>
そうですね。スコアには花嫁候補者の文字は書かれていないけど、
これが花嫁候補者たちの登場というのは、あの華やかなラッパのファンファーレからあきらかですよね。
だから『フィアンセワルツ』とも言われています。
ご指摘のNo.5『グランパ』もいいですね。でもこれは第1幕のものです。
王子がオディーリアと踊るのは、本当はやはり『フィアンセワルツ』。
こういった物語的部分はすっかり捻じ曲げられてしまっています。

17:名無しの笛の踊り
08/11/10 18:44:59 RiZxv2Fo
No.3です、はじめまして、555様、Mrs.発起人様 みなさま
ありがとうございます。
闊達明朗なお話を今後も拝読させてください。宜しくお願いいたします。


18:名無しの笛の踊り
08/11/10 21:18:13 vfGjfCsF
>>1

スケルツォが他の楽章と一緒になっている曲
(フランク:d、サンサーンス3、ラフマニノフ3、シベリウス3・5)などは
どうですか


19:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/10 23:53:06 V+5zW8ct
こんばんは、発起人(妻)です。
>>16の555さんのご指摘
≪ No.5『グランパ』もいいですね。でもこれは第1幕のものです。
王子がオディーリアと踊るのは、本当は やはり『フィアンセ・ワルツ』。
こういった物語的部分はすっかり捻じ曲げられてしまっています。≫

・・・って、一体どういう意味なのかしら。
第3幕の黒鳥の「グラン・パ・ドゥ・トゥ」がNo.5って? ぽかん。

夫 「にやにや」

私 「なに腕組んで笑ってんのよ! むむむ、今夜は 低姿勢じゃないのね」

夫 「いやいや、オマエも遂に555さんの鋭い突っ込みに 
   白鳥の湖のふちまで追いつめられたかと思うと。にやにや」

私 「どういうことか早く説明してよ!」

夫 「あいかわらず高飛車だな~w “スワン・レイク”のオマエの愛聴盤といえば」

私 「(もじもじ・・・)」

夫 「早く言えよ」

私 「だってー、年齢(トシ)が露見し(バレ)ちゃう」

夫 「アンセルメ/スイス・ロマンド盤だろ! しかもキング=ロンドンのLP盤」

私 「むきー、図星~! ぷんすか(怒)」

(続く?)

20:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/10 23:56:13 V+5zW8ct
(続き)
夫 「でも、それが理由なんだ。“白鳥の湖”は、演奏の場合には指揮者の、上演の場合には演出家の、
それぞれ勝手な改変そのものが伝統となり、これほどの名曲であるのに混迷を極めてきた。
1976年のプレヴィン盤以来、原典尊重とされたユルゲンソン版でさえ、
現在は主流と言われる全集版と比べると 相違がとても多い。
氷山の一角だが 第13曲“白鳥たちの踊り”などその好例で、
まずもってそのタイトルからして全集版では“全員の踊り”になっている。
調性も混乱していて、ユルゲンソン版ではイ長調だが、全集版では半音低い変イ長調。
川崎高伸氏の詳細な分析によると、“特にクラリネットについては前後にA管を使っているので、
全集版(変イ長調)のA管使用によるロ長調は持ち替えを避けるためと理解できるが、
ユルゲンソン版(イ長調)のB管使用によるロ長調は 単に移調記譜が面倒くさかっただけとしか思えない。
たぶん現場ではA管使用のままハ長調で吹かれるだろう”だって!
タイトル、調性、楽器の他にも 曲順、追加、カット、転用など、それだけで一冊の本が出来そう。
版ごとの相違など、比較研究した本が実際に存在するかも」

私 「それで 黒鳥のグラン・パは?」

夫 「これは、555さんのおっしゃるとおり、オリジナルでは5曲目に当たり、
第一幕で王子と宮廷の若い女官、または廷臣の2人によって踊られたものと推察されているんだよ」

私 「え、うっそー! 第3幕の王子とオディーリアの踊りに、ドンピシャにハマってるじゃないの。
信じたくない~っ」
(続く?)

21:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/11 00:01:37 cfC0ivTy
(続き)
夫 「1895年の歴史的復活再演、プティパ=イワーノフ版の演出のとき、
この曲を舞踏会のシーンに移すことを
2年前に亡くなっていた作曲家の弟モデストが同意したとされている。
そこで最初に黒鳥を踊ったピエリーナ・レニャーニという名バレリーナが
32回のフェッテを決めて成功させ この上演自体の成功に貢献してからというもの、
   バレエ上演では“グラン・パ”を慣例的に第3幕に挿入するようになったんだな」

私 「ホントだ、アナタの棚に並んでる“白鳥の湖”プレヴィン(EMI)盤には 
   第一幕第5番にたしかに入ってるわ」

夫 「ほら、スヴェトラーノフ(メロディア)盤もだよ」

私 「むむむ、私の愛聴盤だったアンセルメ盤、フェドートフ(victor)盤、
   最近のゲルギエフ(Decca)盤、みんな揃いも揃ってプティパ=イワーノフ版だったわけね。
   だから、今までずーーっと 黒鳥の“グラン・パ・ドゥ・トゥ”が
   舞踏会のシーンにあることに何の疑念も持たなかったんだわ、
   きゃー 恥ずかしい~(耳たぶまで赤面)」

夫 「補足すると、アンセルメのは プティパ=イワーノフ版とも さらに全然違う
   オリジナル曲順でカットも無茶苦茶 多い。
   アンセルメ版だな、ここまでくると。
   他と比較するだけなら充分楽しめるよ」

うーん、とっても勉強になりました。
今回は、やさしい突っ込みの555さんには感謝です。
また教えてくださいねー!

今は スヴェトラーノフ盤の真摯な演奏で、第一幕第2番のワルツを聴いてまーす。
ホラ、あのピチカートで始まりヤツ。きれいですよねーっ!

22:555
08/11/11 21:47:38 eI6Auktq
詳細なフォローありがとうございました。

<今回は、やさしい突っ込みの555さんには感謝です。>
今回は??? いつも優しいじゃないですか!(笑い)
それとも易しい?
それなら、だんだん難しくなるよ(笑い)。

<「アンセルメ/スイス・ロマンド盤だろ! しかもキング=ロンドンのLP盤」 >
ぼくも、この7枚組み(3大バレエ全曲盤!うっそー)を清水の舞台から飛び降りたつもりで買ったものです。
まあ、年がばれるかwww.
演奏はなかなかいいですねえ。なぜ《白鳥の湖》をあれだけサボったのか?
他の2曲は、まあまあの構成だったのですが・・・・・

<第3幕の王子とオディーリアの踊りに、ドンピシャにハマってるじゃないの。>
御意!僕も全く同感です。バレエとしては、全く最高のシチュエイションであり、
最高の踊りですね。

<きゃー 恥ずかしい~(耳たぶまで赤面)>
上記のように、まったく恥ずかしくないことです。
チャイコフスキーが作った『バレエ音楽物語』をプティパは完璧な『バレエ』に仕上げたのですから。





23:名無しの笛の踊り
08/11/12 14:54:20 0ktWZ16P
>>11
オーマンディの1オクターブは僕もしびれた。
今でも花のワルツの愛聴盤だ。

チャイコフスキーのワルツには名作が多いけれど、
しかしワルツと言えば薔薇の騎士を忘れるにはいかない。
オペラの中であれほどワルツで魅せてくれる作品は他にない

24:名無しの笛の踊り
08/11/12 15:13:31 K+hy90G+
ランダムに語る
ランダムに語る
ランダムに語る

ガンダムを語る芸人

25:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/13 00:50:29 QrdalqqH
ふふん、ランダムに語る発起人(妻)です。
>>18さん、きっかけを どうもありがとうございます。
併せて ご意見も頂けると、もっと嬉しいでーす。

「スケルツォが他の楽章と一緒になっている曲」 ですって。
では フランクの「交響曲ニ短調」から。Oh,渋いですわね!
第2楽章の冒頭、弦セクション全員の静かなピチカートの余韻を 
あたかも深めるように、ハープの和音が鳴っているところ ご存知ですよね。
新日本フィルの元主席ハープ奏者で、桐朋学園大学でも指導しておられる山口裕子さんのお話しを 
以前 読んだことがあります。
何の本だったかなー。
と、たでさえ日頃から整理整頓された(!)夫のツンドク文庫を もっと うんと散らかしてあげたら、
あ、上の方から落ちてきた一冊。
これこれ、「オーケストラの秘密(立風書房)」。
(続く?)

26:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/13 00:52:37 QrdalqqH
(続き!)
山口さんのお話は、「オケの中でハープを弾くとき、その微妙なタイミングに細心の苦労をする」
というもの。「弦・管・打・各楽器が同時に鳴らされた場合、実はハープの音の立ち上がりが最も速いので、
よほど慎重に溜めて出ないと、客席の位置から聴いたときには、まるでハープだけ飛び出したかのように
聞こえてしまうコワサがある」と。
ふん、ふんって、うなづきながら読み進めます。

で、そのコワサも極めつけなのが、フランクの交響曲第2楽章なんだそうです。
前述の「音の出のタイミングを心配するだけじゃ済まなくって、
細心の注意を払って一音爪弾いたら、即 次の音を準備するときに
雑音を出さないように適度な音量とバランスで、
尚かつ邪魔な余韻やノイズをさりげなく消しつつ弾かなくてはならない」。
実は普段そこまで意識しないのに、このフランクの第2楽章を弾くときだけは、
「ハープは撥弦楽器つまり全部ピチカートで弾いている、
と思い知らされる」んだそうです。
そんなハープ奏者の苦労をしのびながら、
若き鬼才と呼ばれていた頃のマゼール/ベルリン放送So.(D.G.)盤で聴くと、
また違った角度から発見があったりして。

27:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/15 02:01:46 7HH9f4ue
今晩は。>>23さん、ご意見ありがとうございます。
発起人(夫)です。
R.シュトラウス「バラの騎士」のワルツ、早くも出ましたね!

第2幕のオックス男爵のワルツは、こちらがあまりにも有名になってしまったので
知名度では押され気味ですけど、
もとはヨゼフ・シュトラウス「ディナミーデン」の旋律であることは、
R.シュトラウス自身も認めているので もう先刻ご承知ですよね。

今夜の話題は、イギリス音楽と名指揮者ジョン・バルビローリとをこよなく愛する
藤野竣介氏の選んだ 「はずせないこの1枚」が、
「ウィーンのプロムナード・コンサート(“Viennese Prom Concert”EMI)」だったこと。
これは、バルビローリが手兵ハレ管弦楽団を率いて録音した
ウィンナ・ワルツを中心としたプログラムですが、あまり知られていないレコードです。
以下、藤野氏の文章から引用させて頂きます。
(続く)

28:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/15 02:05:37 7HH9f4ue
(続き)
「正統派か否か・・・、イギリスのオーケストラでは・・・などと言い立てるのは野暮というもの。
バルビローリのリズム・アクセントは正統派だ。聴く人を喜ばせる道楽を、
誰よりもバルビローリ自身が 上機嫌で楽しんでいる。(略)1953年にプロムスに初登場した、
バルビローリ=ハレ管弦楽団は 輝かしい大成功を収め、以来ロンドンの夏の風物誌の常連になった。
そしてプロムスでの一連のハレ管弦楽団の呼び物が、
R.シュトラウスの『バラの騎士』ワルツで締めくくられる『ウィーンの夕べ』だった。
この1966年録音のL.P.タイトルが“Viennese Prom Concert”なのもそのため(略)。
66年盤に収録されているのは『美しく青きドナウ』、『雷鳴と電光』、『ジプシー男爵』序曲、
『常動曲』、『ラデツキー行進曲』、『シャンペン・ポルカ』とレハールの『金と銀』、
そして『バラの騎士のワルツ』、これらを普段着でサッとやっつけた、という雰囲気で、
こちらも心の行儀を崩して聴いていられる。
機嫌がよすぎて、演奏のタガがいささか緩んでいるのもご愛嬌と、
アバタもえくぼを承知で、言ってしまおう(以下略)。」

バルビローリの振る「バラの騎士」には定評があり、EMIではこの楽劇の全曲をカラヤン以来
久しぶりに録音する企画まで立てていながら、マエストロの急逝で惜しくも実現に至らなかった
と言う話もあるそうです。
このハレ管弦楽団との1966年のスタジオ録音(EMI)盤での“「バラの騎士」の音楽”は、
楽劇全曲からの聴き所をワルツ中心に編まれたもので、
冒頭からバルビローリの気合の入った唸り声、
スピーカー右側から はじけ飛ぶ低音弦の鋭いピチカートと共に、精力的に始まります。
オックス男爵の“お約束の”ワルツが始まるのは、04:24頃からですが、
以降は有名な「銀のバラ献呈」の音楽をはさんで、蜜のように甘いワルツが延々と続きます!

29:名無しの笛の踊り
08/11/15 22:42:42 rnORXHU0
「ばらの騎士」(どうでもいいですが「薔薇の騎士」という表記は角張ってて好きになれません、「蜘蛛の饗宴」も同様)
の、作曲者自身のワルツ・ポプリはどうしてあまり演奏されないんでしょうか?
昔の指揮者はみんな自分で書いちゃうし、最近の指揮者はロジンスキ編の組曲ばっかりやるし
(あれは名編曲だと思いますが)。この正当性重視のご時勢になぜ?


30:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/17 01:27:39 cG6VtgVJ
こんばんは、発起人(妻)です。
>>29さん 尤もな ご指摘、相当お詳しい方と察します。
作曲者自身、楽劇“ばらの騎士”から、このワルツを抜き出して 
ワルツ第1番(1944年)、ワルツ第2番(1934年)を編曲しているそうですね
(でも “第2番”が“第1番”より10年も早い理由って? 謎だわ・・・)。

ロジンスキーによる“名編曲”は1945年R.シュトラウス公認の新編として出版された組曲だそうで、
近年ではプレヴィン/ウィーンPo.(D.G.1992年)盤
URLリンク(www.hmv.co.jp)
が、演奏の質も含め、比較的メジャーなディスクなんじゃないでしょうか。
・・・てゆうか、わたしが知ってる音盤自体、実はコレだけ(白状)。
(続く?)

31:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/17 01:29:42 cG6VtgVJ
(続き)
夫 「たしかに、名演として有名なライナー/シカゴSo(RCA)盤やケンペ/SKD(EMI)盤なんかは
指揮者自身の編曲版であるとのクレジットがある。
ちなみにバルビローリ/ハレ管(EMI 1966年)盤>>27-28は 実は誰の編曲によるものかクレジットが無く(12分の演奏時間)、
   これは 現在比較的入手し易いロイヤル・アルバート・ホールにおけるバルビローリ1969年のプロムスの熱気溢れるライヴ(BBC)盤に比べると、
   約半分の演奏時間(BBCライヴ版は21:03)しかない。
   プロムスでの演奏はロジンスキー編曲版で間違い無さそうだけど、スタジオ録音の短い演奏の方は何版であるか、特定できないんだ。
   ひょっとしてコレが作曲者自身による編曲なのかな」

私 「夫も私も そこまで詳しくなくて、スミマセン。知ってる方、どなたか どうぞご教示を。
   作曲者自身による2つのワルツが聴ける音盤の存在を教えていただけるとスゴクうれしいかもっ」

夫 「私からもお願いします。(続く)

32:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/17 01:31:42 cG6VtgVJ
(続き)
夫 「さて、他にR.シュトラウスのワルツと言えば、やはり“ツァラトゥストラ”の“舞踏”の熱狂が思い出されますが、
最近 タワーでRCA音源によるオリジナル復刻CD、プレヴィン/ロンドンSo(1969年)による
“ミュンヘン-記念ワルツAV.125”なる 珍しい1枚を入手」

私 「早速 聴きました! 」

夫 「海保有香氏のライナーによると、1939年ある映画のための音楽として作曲されたものの
映画がポシャったため、6年後“記念(追憶)のワルツ”と言う副題をつけて改めて発表。
しかしその改訂版スコアは、シュトラウスが亡くなる3ヶ月前の85歳の誕生日に、
バイエルン国立図書館に献呈(?ライナー原文のママ)された、とのこと。
1951年にやっとウィーンで初演されたが、録音されたのはこのプレヴィン盤が初めてだそう」

私 「主に弦が奏でる濃厚な旋律に、木管・ホルンが絡みつくR.シュトラウス特有の、
“ばらの騎士”に共通するスタイルがしっかり聴き取れます」

夫 「昨年、ファビオ・ルイージ/DSKによる“英雄の生涯(sony)”を聴いて思ったことが。」

私 「ふんふん、語りたいのね。いいんじゃない?」
(続く?)

33:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/17 01:35:07 cG6VtgVJ
(続き)
夫 「ザヴァリッシュがN響で試みた企画同様、ルイージもここでは原典版の“オリジナル・エンディング”を採用したわけなんだが、
ピアニッシモの独奏ヴァイオリンを活かしながら穏やかに消え行く という終わり方で、現在定着している通常版に比べると、
派手さこそ失われるけれど 決して悪くないんだな。
で、作曲者自身はどう考えていたかと言うと、周りから勧められて作り直したものの、
その改定版を指して“これじゃ国葬じゃろが”と、自身揶揄していた(ライナー byトビアス・ニーダーシュラーク)そうだし、
もともと最初に書いていたエンディングの方がドラマの流れという観点からも論理的で筋が通る、と
録音に際してルイージも熟考した上での採用だったそうだ」

私 「へー、そうだったの。シュトラウス自身も、実は決めかねていたのね」

夫 「マーラー第6の中間楽章の位置も同様だけど、作曲者が最終的な結論を出す前に寿命が尽きてしまうことだってある。
“白鳥の湖”だって、チャイコフスキーの意図とは関係なく、劇場側の都合で改ざんされた上、
それが定着してしまったということの好例と言える」

私 「“結果が良ければいいじゃん”っていう意見をよく聞くけど、
   わたしたちは一般人は原典に当たって実際の音として聴くことが出来ない曲も多いわけだし、
   その点 判断しようにも絶対不利よね」

夫 「“ばらの騎士”第1、第2ワルツも作曲者自身のオリジナルなわけなんだから、
   本当は もっと重視されて然るべきだろ。
   ロジンスキー版の演奏が多いのは、単に習慣(伝統?)や惰性で演(や)ってるのかも。
   “ミュンヘンワルツ”の発掘と録音や、“英雄の生涯”原典版の逸話・録音の話題を知るにつけ、
   もっと未来から見たら 今なんか 実はまだR.シュトラウス研究も端緒が開けたばかりと言えるものかもしれないぞ」

私 「音楽って、ホント 奥が深いわよねー」

34:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/19 00:12:02 wTLJTjWM
こんばんは、発起人(妻)です。
“ばらの騎士”のワルツ第1番、第2番>>29-30が 気になってしょーがないので 
検索していたら・・・あ、あった!
「あなたーっ、ばらの騎士ワルツが聴けるディスク、みつけたわよー!」

夫 「え、どこのオケ、誰の指揮だ~?」

私 「ブロムシュテット/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管(Decca)盤よ、
2005年に国内盤が出てるのー」

夫 「ふんふん、そうか やっぱりオレのCD棚にあったか。そう言われてみれば買ったような気が」

私 「んなわけないじゃん、Amazonでみつけたんだよ!
URLリンク(www.amazon.co.jp)
もー、なんで自分の買ったCDと そうでないCDの区別もつかないのよ。
そんなだからロクに聴きもしないのに ルセの“スターバト・マーテル(ペルゴレージ)”持ってるくせにまた買ってきちゃうんだから。
もー3枚になっちゃったじゃないのよ、もったいないなー(苛)」

35:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/19 00:13:46 wTLJTjWM
(続き)
アナター、明日 会社の帰りにブロムシュテット盤>>34 探してきてね。
それまで我慢して、バルビローリのプロムス・ライヴ>>31 (1969年BBC)
URLリンク(www.hmv.co.jp)
を聴いて大人しく待っていようっと。

・・・って聴いていたら。
たしかに“ばらの騎士”も熱い名演なんだけど、これに続くレハールの「金と銀」が衝撃。
なんか音色が変だなーとヴォリュームを上げて聴き直したら、
はっきりと聴こえるんです、オケに合わせて 気持ちよさそうな聴衆のハミングが! 
これもプロムスの習慣なんだとのこと。
こんなことが許されるなんて、凄いわ! 一聴の価値ありデス。

36:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/19 00:43:52 wTLJTjWM
発起人(夫)。
ハミングの話題に関連して、思い出した逸話が。
以下引用。

「ばらの騎士」終幕で 未亡人に扮したアンニーナが、
ペテンにかかったオックス男爵をめぐるドタバタ場面へ登場してくるところがあるが、
ここでオーケストラは装飾音の多いパッセージを弾くことになっている。
このところでウィーン・フィルはいつからか、ハミングするのが習慣となっているが、
これがまた格別な音響効果を生むのである。
この習慣を、これまでどの指揮者も - リヒャルト・シュトラウスからカラヤンに至るまで - 
認めている。
そこで1960年夏のザルツブルグにおけるカラヤン指揮の「ばらの騎士」初日でも、
楽員は例のごとくハミングしたのである。
それは第二夜でも同様であった。
しかし第三夜になったとき、楽員たちは夏休み的な気楽な気分から、
ハミングをサボることを申し合わせてしまった。
その結果は上々であった。
そのときカラヤンはびっくり仰天し、ほとんど指揮することさえ忘れてしまいそうになり、
その直後に続くアインザッツまで間違えそうになったほどであった。
後で彼は楽員たちに言った
「頼みますよー 皆さん、あんな風に私を驚かせないでくださいね」

「ウィーン・フィル えぴそーど」
(ヴィテシュニク著 福原信夫/吉野忠彦 共訳 立風書房)より

37:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/19 01:18:01 wTLJTjWM
発起人(妻)。
もうひとつ、演奏に合わせて聴衆がハミングするディスクを思い出しました。

アンドレ・リュウ(ヴァイオリン&指揮)/ヨハン・シュトラウス・オーケストラwによる
ショスタコーヴィチ「セカンド・ワルツ(ショスタコーヴィチ)」~ジャズ組曲より
1996年アムステルダム・ライヴ 
URLリンク(www.amazon.co.jp)

着飾らせた楽団(女性中心のデコレートされた団員)を使い、コンサート会場で、
かつてのシュトラウス・ファミリーの「エンタテイメント性の再現」という試みを 欧米で大成功させた指揮者。
そして いつ観ても格好いい! きゃー 来年3月に また来日して東京国際フォーラムで派手にコンサートするらしい(嬉)。

上記のライヴ音源からは、彼のコンサートの雰囲気を知ることができます。
ここでは、ワルツを看板にしている楽団がシュトラウスなどではなくショスタコーヴィチのワルツを選曲するとは意外ですが、
この曲をA.リュウは何とシングル・ヒットさせ、まるで自分のテーマ・ソングのように、コンサート会場においても、
最も盛り上がった場で演奏する習慣なんですよ。
前述のとおり、楽曲のメロディを 何と聴衆が一緒に歌っている(!)という、普通のクラシック・コンサートでは
普通考えられないような事態が記録されています(バルビローリのプロムス>>35 を除く)。

38:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/19 01:21:29 wTLJTjWM
夫。
ふん、ミーハーめ↑

でも、この不思議なワルツ(ショスタコのワルツ)については、今は亡きスタンリー・キューブリック監督の
最後の映画「アイズ・ワイド・シャット(1999年製作)」冒頭シーンに使われていたのが、
鮮烈に記憶に残っています。
音楽評論家の小沼純一氏も、この曲の起用に衝撃を受けた、と書いておられます。
これも 以下、引用させて頂きましょう。

「着替えているニコール・キッドマンの部屋には典型的なワルツが響いている。
オフ(映画の背景)からではない。彼女の部屋のステレオからだ。どこかで耳にしたと感じさせる曲調。
だが思い出せない。シュトラウス? レハール?(略)
キューブリックは裏をかく。これは全くのフェイク。
ショスタコーヴィチの書いたワルツなのだ。
ソ連の社会主義体制の時代に書かれた、19世紀ウィーンのフェイク!
(以上、キネマ旬報ムック/フィルム・メーカーズvol.8より引用)」。

「アイズ・ワイド・シャット」の物語は、世紀末ウィーンの作家アルトゥール・シュニッツラーの小説が原作だそうですが、
キューブリック監督はこの作品を映像化する際、設定を20世紀末のニューヨークへと移したのです。
その大胆な転換に、音楽もまた変容を遂げた、と言えます。
シュニッツラーなら たしかに19世紀末のウィンナ・ワルツが似合っていたでしょう。
しかし原作変容の結果である映画においては、見事に「キューブリックは裏をか」いたわけです。

39:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/23 00:03:40 qRrFOd+u
発起人(妻)でーす。
ボジョレー解禁~~!!
お酒好きの わたしにと、夫のお友達がプレゼントくださった
木箱入りのボジョレー・ヴィラージュ・プリムール(ルイ・ジャド!)をオープン!
ありがとーっ柏倉さーんっ!

BGMは クライバー/バイエルンの「ばらの騎士(ORFEO盤)」1973年ライヴ。
引き締まった素晴らしいテンポ!

元帥婦人はクレア・ワトソン、ワーグナーの可憐なヒロインで活躍してました。
オクタヴィアンは、ズボン役なら最高のブリギッテ・ファスベンダーさまーっ!
ゾフィーは もちろん カルロスの不倫相手ルチア・ポップ、これも素敵!
んー、ワインの酔いで気分良くなっちゃってリーダーブッシュのオックス男爵と一緒に鼻歌うたっちゃうぞお。

40:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/23 22:06:41 qRrFOd+u
発起人(夫)です、こんばんは。
レハールの「金と銀」、
バルビローリのプロムス・ライヴ>>35 私も大好きですけど、
あの演奏はイントロダクションがカットされてしまってますから、
純粋に楽曲自体を鑑賞しようとするときには やはり不都合ですよね。

私が別格に好きなのは、 
ルドルフ・ケンペ/SKD(オイロディスク1972年)盤
1548年に創立された世界最古のオーケストラ、ドレスデン・シュターツカペレ。
かつては、シュッツ、ウェーバー、ワーグナーといった
大作曲家がタクトを振った、偉大な歴史を誇るドイツ最高の団体。
このオーケストラの独特な音色が聴けるレコードには、クラシック録音史上、
個性的な位置を占める名盤が多いことに注目させられます。
ベームの「フィデリオ(1969年D.G.)」を筆頭に、
カラヤンの「マイスタージンガー(1970年EMI)」、
ザンデルリンクのブラームス交響曲全集(1972年DENON)、
サヴァリッシュのシューマン交響曲全集(1972年EMI)、
カルロス・クライバーの「魔弾の射手(1973年D.G.)」、
ブロムシュテットのベートーヴェン交響曲全集(1975~1980年D.S.)
などなど 枚挙に暇がないほどですが、
(続く)

41:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/23 22:14:36 qRrFOd+u
(続き)
中でもとりわけ高く評価されている録音のひとつが 
1970年代のルドルフ・ケンペ指揮によるR.シュトラウス管弦楽曲全集(EMI)です。
この全集は、収録されたすべての演奏どれもが最高に気合いの入った名演で、
「常に座右に備えておきたい究極の名盤」などと独断で決めつけたとしても、
決して異論は出ないでしょう。ケンペと当時のDSKとの相性の良さは抜群です。


・・・で、「金と銀」のような短い曲においても、その長所がはっきりと聴かれます。
このレコードは、シュターツカペレ創立425周年を記念して行われた録音で、
再建成ったゼンパー・オーパーの とても渋い外観がディスクのジャケットになってます。
大事なイントロダクションの力一杯の表現や、
各ワルツの尋常でない感情の込め方など
(特に5:21からの豊麗な表情には、ため息が出るほど)、
いわゆる「軽やかなウィンナ・ワルツ」とは一味違う、
極めて濃厚なる弦楽セクションの豊かな情感いっぱいの演奏です。
「金と銀」を語る時には真っ先に挙げたい、奥行きある名盤だと思います。

42:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/23 22:31:40 qRrFOd+u
発起人(妻)、
うーん 久方ぶりに出たわねー 似非評論家風の文章。
素敵よ、アナタ本当に好きなのね 音楽が。

レハールの記念すべきデビュー曲「金と銀」が初演された1899年という年は、
偶然にも ワルツ王ヨハン・シュトラウスⅡが亡くなった年でもあるのね!
まるでシュトラウスからレハールへ、
(しかもウィーンの世紀末に)見事にバトンタッチしたかのよう。


音楽史って、ときどき こういう偶然のシンクロニシティがあるからオモシロイわ。

43:名無しの笛の踊り
08/11/24 19:32:43 +KlF6Qxw
>>37
ジャズ組曲もいいけどタコのワルツなら断然
「モスクワ・チェリョムーシカ」のワルツ。

世間じゃあ吹奏楽編曲版の方が知れてるみたいだが、
あの冒頭はソロヴァイオリンで聞かせてくれなきゃあ嘘だぜ。

もともと子供用オペレッタの曲だから、表面効果もわかりやすく作ったのかしら、
これ以上無いってほど泣かせる旋律に、これまたベタベタな演出。
しかしながらチャイコフスキーのパロディなんかも詰め込んで、
皮肉たっぷりに「何こんな曲に涙ぐんじゃってるのw」なんて声が聞こえてきそうな、
タコの魅力たっぷりなワルツ。

個人的にはシャイーとザ・フィルの演奏がよく歌ってて好みです。

44:名無しの笛の踊り
08/11/25 23:26:05 NZ2ccjFp

>>38
キューブリックとワルツ といえば、映画「2001年宇宙の旅」を忘れるわけにはいかない。
「宇宙船にダンスを踊らせる」という意図に基づき、
なんと宇宙ステーションの回転速度がシーンによって異なるのだ。
映像美の効果を優先させた結果だそうだが、
円舞曲「美しく青きドナウ」の旋律に合わせ、
宇宙ステーションの回転速度を変化させた、その意図は大成功。
J.シュトラウスⅡのタイトルは、「美しく青き“地球”」をも連想させる、
ここでの秀逸なる選曲には・・・ もう脱帽。

45:名無しの笛の踊り
08/11/26 01:58:22 CBMyQJpr
シュトラウス2世だと、
皇帝円舞曲、ウィーン気質、こうもり二幕のフィナーレがいい。

46:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/26 20:24:17 G81sQIGZ
発起人(妻)
アナタ、>>43さんから 珍しいワルツをご紹介頂いたわよ。
ショスタコーヴィチ「モスクワ・チェリョムーシカ」のワルツですって! 
聴きたーい、ホラ 早くCDを出してよ、ねー早く!

夫 「オレは ドラえもんじゃないっつーの(怒)」

と、いいつつ 自室のCD棚の捜索へ ・・・そして30秒後

夫 「へへ、今回は持ってたよ。しかも>>43さん お勧めのシャイー(Decca)盤だった」

私 「って、自分の蔵盤でしょー」

夫 「あぶない あぶない。今 見落としてたら 気になって 
明日にも秋葉原辺りで買ってきちゃうとこだったよ」

私 「もう何度もやってるもんね」

夫 「ダブったディスクも増えてきたから、そろそろブクオフへ処分しに行くとするか。
閑話休題」 (続く?)

47:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/26 20:27:32 G81sQIGZ
(続き)
・・・で、ショスタコーヴィチのディスクをセット! 
そのワルツの前に、1曲目の「モスクワを疾走」に耳を傾ける。
これが古今無類の音楽。
そうですね・・・ショスタコーヴィチでも わたしの大好きな交響曲第6番第3楽章を長距離走者に譬えるとしたら、
こっちは全力でダッシュする短距離リレー走者のようです。文字通り、疾走と呼ぶにふさわしいわ。

夫 「この曲すごいな。オマエの溺愛している ねこも興奮して走り始めたぞ」

私 「つかまえてちょうだい。ピアノの足に頭ぶつけて また気絶するから」

そしてワルツが始まりました。

私 「“セカンド・ワルツ”に輪をかけて 情緒的なメロディねー」

夫 「一歩間違うとジンタだ。“旋律”というより、“節回(ふしまわ)し”と呼んだほうがいい。
   お手々の節と節を合わせたら ふしあわせ。なーむー」

私 「(無視。) 長調に転調してからの展開が泣かせるわね。
   >>43さんのおっしゃる≪チャイコフスキーのパロディ≫ってとこ、はっきり聴き取れるわ。
   ここの金管、チャイコの第○番第○楽章に登場するフレーズよね」

夫 「↑ネタばれを自粛したわけかw」

私 「“ペトルーシュカ”のメロディが乱入する3曲目の“ポルカ”もオモシロイし、
   4曲目の“バレエ”で 壮大なリタルダントを繰り返すワルツも凄いわ。
   この組曲って、もっとポピュラーになる要素があるはずなのに不遇ね」

夫 「交響曲第11番やチェロ協奏曲第1番と同時期の作品だなんて信じられない、
   隔絶した次元の作品だな、作曲者の頭の中どうなってたんだろ」

>>45さんも、ご意見どうもありがとうございます。どうぞ 続き 語ってください、是非!

48:名無しの笛の踊り
08/11/26 20:31:04 W83CXy6n
マーラー交響曲第9番の第2楽章を評価したいな。

49:名無しの笛の踊り
08/11/26 22:24:04 tNV8u26C
>>47
チェリョムーシカもペトルーシュカも好きだが、
ポルカのメロディなんて全然気が付かなかったw

ちょっと確かめてくる

50:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/26 22:58:27 G81sQIGZ
>>49さん、ご指摘うれしいです!
「第3曲「ダンス(ポルカ/ギャロップ)」のギャロップに移行する過度部で
シャイー盤なら02:25辺りから 加速度的に金管の繰り返されるフレーズです。
私もショスタコで最初聞いたときに引っかかり、
「あれ? このメロディ、どこで聴いたんだっけなー」と
首をひねっていたら、横から家内が こともなげに
「“ペトルーシュカ”第四場“謝肉祭の市場(夕方)”の激しい雑踏の中で、
 子守女の主題と組み合わされる B♭クラリネットのおどけたロシア民謡の旋律でしょ」
と、まるで前から知っていたかのように言いやがるから、
くーっ なんかクヤシーじゃないですか!

別件ですが >>48さん、少し時間くださいね。

51:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/27 19:11:49 wuzKT8wI

発起人(夫)です。
>>18さん、レスが進まず 申し訳ありません。
今夜は その第3交響曲を>>18さんに紹介してもらった
サン=サーンスについて 話題にさせて頂きます。

仕事の帰りに、私はよく港区赤坂図書館に立ち寄り、書架にあるCDを選びます。
クラシックの蔵盤は 決して多いとは言えないけれど、
司書さんを煩わさずに立ち読み感覚でヘッドフォンに繋げて 
気軽に試聴できるのが良いのです。

今日 私の選んだ1枚は、
URLリンク(www.cdjournal.com)
「コンドン・コレクション/サン=サーンス編」 
サン=サーンスがピアノ・ロールに記録した自作自演を蘇らせ、
デジタル録音したものが聴けるディスクでした。
自作自演以外にも、マクナイアー・イルゲンフリツ、
オーグスタ・トレフセン、カテ
ィンカ・ニリンスカ、ウジェーヌ・ダルベールら 
往年の名ピアニストが弾いたサン=サーンスの名曲も、
極上の音質で再現されてます。

52:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/27 19:14:09 wuzKT8wI
(続き)
でも、やはりサン=サーンス自身の弾くピアノのタッチ、テンポ、ぺダリング等を
実際に耳で聴けることが、何にも代え難い価値を感じました。
このロール記録時、本人はすでに80歳ですが、何より技巧が確かで 録音も
良いので、まさに 作曲家が一瞬現代に復活したかのような錯覚を感じまし
た。
で、その自作自演のワルツもいくつか聴けるのですが、
技巧的で華やかなので 演奏効果も上がる佳作です。
「小さなワルツ」
「なげやりなワルツ」
「ワルツ形式による練習曲」は、中でも名曲だと思いました。

サン=サーンスは 他にも ピアノのための短いワルツを多く残しています。
「愉快なワルツ」
「かわいいワルツ」
「のんきなワルツ」
「弱々しいワルツ」・・・

そういえば、組曲「動物の謝肉祭」では 
コントラバスとピアノによる「象」も“重くて軽い”ワルツでしたね。

53:49
08/11/27 23:48:22 dudtrjB5
>>50
ああ!言われてみれば!

これだからショスタコはやめられませんw

54:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/30 00:43:38 AzFFLVE9
あ、そういえば アナタ。
「ばらの騎士」ワルツ第1番、第2番が聴ける ブロムシュテット盤>>34-35 を
わたしのために ちゃんと買って来てくださったの?

夫 「買って来てあるさー。明日の朝 オマエの枕元に置いておこうと考えてたんだけど
   急かされちゃったら、今 わたすしかないかなー。
   ほら。ティボーデの端正なピアノで“ブルレスケ”も聴けるし、
   歌劇“カプリッチョ”開幕の弦楽六重奏による前奏曲もめずらしい!」

  (で、聴いてみると)

私 「弦の響きがとてもいいわね。c/wの“ブルレスケ”のティンパニなんかも とってもまろやかな音だけど、
   マレットがとらえてる芯の音が良く聴こえるわ。
   で、第1幕と第2幕を素材にした作曲者自身による1944年の編曲であるワルツ第1番は12:54。
   1934年に編曲者不詳のまま編まれたワルツ第2番は、素材が第3幕と言われているけど、
   第2幕からのマテリアルもかなり使われているわね。演奏時間は08:04」

55:名無しの笛の踊り
08/11/30 01:02:31 BZFeH5BW
勃起人は、なぜ自分でブログをやらないで、ここを占拠するなどという
幼稚で醜悪で恥ずかしいことをするのだろうか?
まるで妄信活動家の創価学会員の自己満足で相手に通じない発言のようだwwwww


56:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/30 01:15:06 AzFFLVE9
妻です、続きを打つ。
ブロムシュテット盤を聴きながら、
今、夫のご自慢のCD棚を勝手に漁っていたら、
この「ばらの騎士」ワルツ第1番、第3番が聴ける音盤、
他にハインツ・レーグナー指揮ベルリン放送管弦楽団(ドイツ・シャルプラッテン)盤を
アナタもともと持ってたんじゃない、またやったわね。
まあブロムシュテット盤も内容は悪くなかったから 別にイイケド。

レーグナー盤には ワーグナーの「マイスタージンガー」前奏曲、「ラインの黄金」の前奏曲(!)、
「トリスタンとイゾルデ」第1幕への前奏曲、というなんか変なカップリングで、あとはこれに
「ばらの騎士」ワルツ2曲が並んでいるというもの。
これが元々オリジナルのカップリングだったのかしら、相当変わってるわね。
特に「ラインの黄金」前奏曲を入れちゃう辺り センス疑います。
まあ珍しいから面白いけど 決して繰り返し聴こうとは思わないだろうし、
何よりラインの黄金なら、その続きを聴きたくなるのが人情ってもんでしょ?

レーグナーの「ばらの騎士」はブロムシュテット盤と同じ編曲でした。
編曲者不詳の「ワルツ第2番」繰り返し聴いていたら だんだん好きになってきちゃいました。
これ1934年編曲ということになってるし、やっぱりR.シュトラウス自身の編曲なんじゃないかしら・・・。
いいえ、根拠はありません。直感デス。

ちなみに、ワルツ第1番の05:21頃と07:17辺りで、自動車のクラクションのようなノイズが。
録音会場たるベルリン・キリスト教会の外の道路の雑音をひろってしまったのかしら?
関係ない話題ですけど、結構 こういうのって わたし大好きなんですw

57:1=Mr.&Mrs.発起人
08/11/30 01:36:50 AzFFLVE9
>>55の“勃起人”さま、
発起人(夫)です、ご意見ありがとうございます。
すみません、ご不快でしたら お読みにならないのもご自由なんですよ。

でもブログというご提案には、ちょっと惹かれるものが。
でもどうやるんだろ?
お金かけてまでやる気はないし、
ホームページ作ってしまって、続けていけか自信もないし、
あとあと めんどうなのはちょっと。
なにより私同様 家内もIT関係には詳しくないんで・・・。
占拠する気はなったく無いんですが、
こちらで 今の形で続けるのって実は良くないんでしょうか?

58:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/05 00:26:51 8vlZMfr2
発起人(妻)です。
>>55の勃起人ちゃんのコメント、時間を置いて 冷静になってから読んだら
もっともだ!と思えることもあり、夫婦で反省してます。
私 「最初思ってたより 2chって、ご意見頂けないんだね」
夫 「それを言ったら、ブルネロ(仮)先生や555さんとか、スケルツォ倶楽部の頃から
  質の高いご意見をくださってた方々に失礼だろー」
私 「すみません」
夫 「オレたちが一生懸命やればやるほど 自己満足と見られてしまい、」
私 「ますます投稿もしづらくなっちゃうということなのね」
夫 「反省しよう」
私 「コレでも一生懸命がんばったのに」
夫 「でもブログを始めることにしました」
私 「・・・と言っても まだ詳細は未定ですケド。
  でもご縁があれば、わたしたちのブログだとお気づきになれるような工夫をするつもりです」
夫 「2chでも興味深いスレがあったら、時々参加させて頂きます」
私 「ちなみに“作曲家のナンバー1を決める”スレ、今週スーザですが
  ≪自由の鐘≫をさかんに推してるパイソニアンって、夫です」
夫 「あ、こら 暴露(バラ)すなーっ」

さようなら !(^^)!

59:名無しの笛の踊り
08/12/05 06:47:13 XL8mqF3l
>>57-58
ご無沙汰しています、ブルネロ(仮)です。

長文レスに対して「チラシの裏に書け」だの「ブログでやれ」と煽るのは
2chの基本中の基本であって、>>55さんはそれを実践してるだけ。
一回煽られただけで>>1をやめるっつうのは、逆に勃て逃げに近いものがありますよw

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ということで出雲氏風に再スタート!↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

60:名無しの笛の踊り
08/12/05 06:57:30 XL8mqF3l
ということで、変な拍子のワルツを教えてください。
ショパンの作品42は、「2拍子の旋律」というワルツです。
もっと有名なのはチャイコフスキーの悲愴の5拍子のワルツです。
そんな感じのものを。

61:555
08/12/06 10:33:47 +pIJ6O1t
近場では、同じチャイコフスキーの《18のピアノ小品集》Op.72のNO.16
『8分の5拍子のワルツ』というのがあるらしい。
《悲愴》4分の5拍子。

62:名無しの笛の踊り
08/12/06 20:22:38 H3TggKzE
変拍子ではラヴァルスが最強。

63:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/06 21:08:59 V3/XfBgK
発起人(妻)です。
>>59ブルネロ(仮)先生からの有難い励ましを頂戴してしまっては 
むむっ、やはり頑張らなくっちゃ。
おかげさまで目が覚めました、ありがとうございます。
また、>>61の555さんからもレスが。さりげないご配慮を感じます、格好イィなぁ。


「長文」で「連投」って 実はルール違反だったのかな・・・なんて、
夫と真剣に 思い悩んでしまいました。
“勃起人”め、実は 煽りだったんだなー。
どなたか>>55に制裁をおねがいします。
よし、もう気にしないことに。うちの夫も・・・ (あれ?)

私 「ねー、さっきからそこで 何ヒーヒー笑ってんのよ、不謹慎ねー」

夫 「笑い過ぎて お腹イタイー。だって>>59ブルネロ(仮)先生らしくない“勃て逃げ”って(爆)、
   “勃たせておいて逃げる”って(爆)」

私 「嫌ねー、下ネタに走るのは」

夫 「なに!オマエが俺によくやるコトじゃないか。そういえば昨晩も」

昨晩の私 「DO IT YOURSELF ! (途中で爆睡)」

夫 「・・・って、くそー、オマエには 夫からの激しい制裁を加えてやるうーっ」

私 「いやーん、それって もしやDV !? 」

BGMは R.シュトラウス「シンフォニア・ドメスティカ」第3楽章(情熱的な夫婦の愛の情景)。
・・・あら、ワルツでもスケルツォでもなかったわ (-.-)。

64:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/06 21:11:10 V3/XfBgK
夫です、>>60 のブルネロ(仮)先生。 どうもありがとうございます。
迷いが消えましたよ、肩の力を抜いて 続けようと思います。
どうぞ これからもご支援のほど、心よりお願い申し上げます。

はい。ショパンといえば 学生時代の創作課題だったという「ピアノ・ソナタ第1番」
第3楽章(ラルゲット)って5拍子なのが めずらしいですよね。
アシュケナージ(Decca)盤で聴くことができます。

バーンスタインは「オーケストラのためのディヴェルティメント」第2曲に
「ワルツ」と名づけていますが、これが7拍子。
「キャンディード」にも7拍子の部分があり、それは序曲でも聴けますよね。
作曲者自身の指揮による自演ディスクでお確かめください。

他にもホルストの組曲「惑星」の“火星”“天王星”、
また バルトークの「ブルガリアン・リズム(ミクロコスモス)第3番」、
スクリャービンのピアノ・ソナタ第5番、
ショスタコーヴィチの「前奏曲とフーガ」などに 
それぞれ5拍子のパートがあるようですが、
これらの中には“ワルツ”とされている楽曲はありません。

65:名無しの笛の踊り
08/12/07 01:05:44 eBpU+inA
交響曲中にワルツを用いるのはベルリオーズが元祖なのかな。
結構気になるな


66:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/08 16:05:57 ostw6l03
発起人(夫)です。
>>65さん、こんにちは。
実はわたしたち 以前「○スケルツォについてランダムに語ってください」
というスレを 立ち上げていましたが、
総コメント数 まだ680だったのに「512kを超えているので書けません!」
としてERRORになってしまいました。

お尋ねのベルリオーズ「幻想」第二楽章もスケルツォ・スレでは
すでに話題に上がっており、常連のブルネロ(仮)先生から興味深いご意見を頂いていたのでした。
そこからのコピペを一部 ブルネロ(仮)先生には無断(ゴメンアサーセ)で、
以下貼付させて頂きます。

その前に その当時の妻のコメントから。

発起人(妻)のコメントから
○スケルツォについてランダムに 2008/08/12(火)より
ベルリオーズが幻想交響曲において、「もろ」ワルツを取り入れたのは、
もともとメヌエットやスケルツォのような舞踏要素を中間楽章として代替させようとの意図はあまり無く
(と、言って“全く無かった”とも思いませんが、その辺は微妙)、
幻想交響曲の突飛なテキストに沿っていったら、結果的にワルツが入ってしまった、
というアクシデント? もしくはハプニング? の結果だったのではないかな なんて想像してます。
しかし ベルリオーズ自身はおそらく深く意図しなかったにもかかわらず、
それが後世に与えた影響が意外に大きかったところも興味深いと思います
(たとえばロシアでなど 正統な交響曲の伝統を持たない地域で
  ワルツを交響曲に入れる傾向が 比較的 目につくのもオモシロイ)。

67:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/08 16:11:23 ostw6l03
“ブルネロ(仮)”先生のコメントから抜粋

○スケルツォについてランダムに:2008/08/12(火)より
ベルリオーズとメンデルスゾーンとの関係ですが、
ラリー・トッドによると、1831年ローマで二人は会って、
音楽について突っ込んだ議論をしたそうです。 
たとえば当スケルツォ関係では、ロメオとジュリエットの マブ女王の場面には
スケルツォが相応しいと議論して、その後、ベルリオーズは 作品17で実現していますが、
かの「真夏の夜の夢」の模倣であることを認めています。
一方、メンデルスゾーンからみた「幻想交響曲」ですが、
終楽章のゴテゴテしたオーケストレーションが無意味だということを
本人以外の人に漏らしています。
二楽章のワルツについての記述は残っていません。

そこで再び、横ノリのスケルツォを探して
メンデルスゾーンの作品を見渡すと、
弦楽四重奏曲第1番(29年)、同第2番(27年)に当該する作品があります。
中間楽章が"カンツォネッタ"、"間奏曲"と名づけられていまして、
残念なことに、 どちらも2拍子です。
でも、3拍子では、ピアノ四重奏曲第二番作品2(23年)にありました。
これも"間奏曲"と名づけられていますが、完璧に横ノリのスケルツォです。
3曲のピアノ四重奏曲は、彼のデビュー作ですが、
そこに横ノリのスケルツォを 書いたことは意義深いと思います。
≪続く≫

68:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/08 16:12:50 ostw6l03
≪ブルネロ(仮)先生の過去のコメント 続き≫
交響曲第二番「賛歌」(40年)の 「横ノリのスケルツォ」の出発点を探してきたわけですが、
考えてみたら 交響曲第五番「宗教革命」(30年)の第2楽章も、
ベートーヴェン型のタテノリでもなく、「真夏の夜の夢」の無窮動型でもなく、
田舎舞踊的な曲です。よりワルツ的なのは中間部トリオの部分ですので、
この部分をアタマにもってきたら「賛歌」になります。
しかし 交響曲で ヨコノリをアタマに持ってくるのには勇気がいった筈です。
また、この「宗教革命」の第2楽章の空気感は、
そのままシューマンの「ライン」(1850年)のスケルツォに通じると思います。
というか、「宗教革命」は全体的にシューマンの交響曲の手本になってるんじゃないでしょうか。

ともかく、>>538(注 前レスで引用の発起人妻コメント)で奥様の言われるとおり、
「賛歌」の横ノリのワルツには ベルリオーズの影響などはなく、
彼個人の内発的なものだったと思う次第です。

69:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/08 16:17:28 ostw6l03
≪続き≫
“ブルネロ(仮)”先生のコメントから抜粋
○スケルツォについてランダムに:2008/08/12(火)より

チャイコフスキーの交響曲におけるスケルツォをおさらいすると、
第1番はメンデルスゾーンのような妖精型。
第2番はベートーヴェン型。
第3番は無窮動型。
第4番は民謡型(しかしタテノリ)。
このあと第5番のワルツ型が登場するわけですが、
ご承知のように 第4番(1877年)と第5番(1888年)の間には 11年ものスランプ時期が入っています。
第4番の交響曲で、彼はフォン・メック夫人に自慢したように、交響曲の書き方が わかったはずだったのに。
たとえば、「運命の動機」を各楽章にちりばめる統一手法は、第4も第5も同じレベルだと思えます。 
それなのに何故?
当スケルツォスレとしては、一つ、こじつけたくなります。

チャイコフスキーが第4まで書いたスケルツォは 何気にタテノリばかりでした。
繰り返しますが、たとえば第1番のトリオ部分はワルツ的でヨコノリですが、
ワルツをアタマに持ってくるのは交響曲作家としては勇気のいることでした。
ということで、彼は横ノリのスケルツォ楽章について、「組曲」(第2, 3番)と
「弦楽セレナーデ」で「ワルツ」として試します。
これだけ試作をした上で、ようやく11年後にかの「第五」を書くことが 出来た、
と考えてはいかがでしょうか?
スケルツォ楽章にワルツを書いても、交響曲は成り立つ。
それを最初に示したのはベルリオーズ(これは標題音楽の一部でした)。
次にメンデルスゾーン(これもカンタータ的な組曲の一部でした)。
そこで、チャイコフスキーは交響曲に、初めて本格的なワルツを入れた!
(以下略)

引用終わり。オモシロイ! ブルネロ(仮)先生、慧眼ですね。
これからもよろしくお願いします。

70:名無しの笛の踊り
08/12/08 18:37:08 WEMUv/qb
通りすがりの者ですが
何ですのん、ここは

71:555
08/12/08 22:46:13 9w+zk8/C
ワルツの拍子と言えば、2小節を3つに分割する(いわゆるヘミオラ)拍子が多いですね。
チャイコフスキーの《眠りの森》のワルツの最後30小節ほどはその嵐です。
#ソーラ|-シー|レード|-ミー|
ファーミ|-ラー|#ソーラ|-レー|
ミーレ|-ソー|#ファーソ|-#ソー|
ラーシ|-ドー|#レーミ|-ラー|
ソーファ|-ミー|ド

72:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/11 21:01:50 kkNKu8CR
発起人(夫)です、こんばんは。

>>62さん 「ラ・ヴァルス」における変拍子とは? ・・・ Please kwsk!

>>70さん >>1をご参照。
過去スレ「○スケルツォについてランダムに~」
スレリンク(classical板)
の流れから お読みになると、多少お楽しみ頂けるものと思います。

>>48さん レス お待たせしてすみません。
以下 マーラーの交響曲第9番第2楽章について。

妻 「マーラーの交響曲のスケルツォって 全部傑作で、どれも みんなオモシロイわよね。大好き」

私 「マーラーは過去の作品 第2番“復活”と 第3番で、それぞれ“緩徐楽章として”
   レントラーを導入した実績がある。若き日の“角笛”時代を思い出させるレントラーを 
   久しぶりに交響曲に導入したのが、この第9番の第2楽章」

妻 「トプラッハで、マーラーがこの偉大なシンフォニーの構想を練っている最初の段階では、
   この第2楽章 (“復活”や第3番のように)レントラーの緩徐楽章として発想していたのかもしれないわね」

私 「構想段階でならあり得るかも。しかし作曲技巧でも、オーケストレーションの技術でも 
   “角笛”時代からは 格段の飛躍を遂げている晩年のマーラー。
   この楽章に登場する3つの舞曲パートすべてに 第1楽章の“2度下降動機”が関連しているという事実も、
   すでに語り尽くされた感あり。非の打ちどころの無いレントラーは、しかし可憐な野辺の花どころか、
   邁進する重戦車のような舞曲になってしまったぞとw」
(続く)

73:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/11 21:05:19 kkNKu8CR
(続き)
妻 「二つの中間楽章の両方を指して どちらも“スケルツォ”と呼んでいる文章に よく出会うわよね。
本質的には間違った解釈ではないと思うけど、マーラー自身は“スケルツォ”と命名したわけじゃないんでしょ」

私 「然り。でも第3楽章の方は マーラー自身 “ロンド=ブルレスケ”と名づけているから、
この楽章がスケルツォであることは明らか。第3楽章に熱狂的なスケルツォを置くことで、続く終楽章の
衝撃的なアダージョとの対比を際立たせる効果を狙っていたのかもしれないよ」

妻 「それって、チャイコフスキーの“悲愴”の構成に似てる? 
(Ⅰ:悲痛、抒情的な追憶、激烈なパッション、祈り 
Ⅱ:個性的な舞曲 
Ⅲ:スケルツォと劇的なクライマックス
 Ⅳ:アダージョ、息絶えるように終わる) 」

私 「わからないけど、否定出来る材料も無い。
   まったく影響が無かった とは言えないと思う。
   マーラー自身もコンサート指揮者として 実際に何度も “悲愴”交響曲は振っていたし。
   アダージョで終わらせる交響曲 っていうアイデアに 食指が動いたことは充分あり得ることと思うな」

妻 「“オレだったら 違う方法で もっと上手くやってやるう”って、ライバル意識に燃えたのかなー」

74:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/12 22:30:31 dsENFgN0
(続き)
妻 「で、おススメのディスクは?」

私 「ワルター/コロンビアSo.盤、バルビローリ/ベルリンPo.盤、クーベリック/バイエルンRSO.盤などは 
   やはり名盤だとは思うけど 現代(いま)の耳には刺激がちょっと足りないかなー」

妻 「ジュリーニ/シカゴSo.盤は?」

私 「悪くないけど、今日 久しぶりに聴いたら 第4楽章で音が酷(ひど)くウネるんだよ、気持ち悪くなっちゃたよ」

妻 「あ、それで食欲がなかったのね。わたしの作ったマカロニ・グラタンを平気で残すんだもん。ジュリーニめ」

私 「ジュリーニのせいじゃない、あんな演奏出来ない。マスタに起因する、何か電気的な不都合だと思う」

(続く)

75:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/12 22:39:48 dsENFgN0
(続き)

妻 「クレンペラー盤、良かったわね」

私 「ウィーンPo.(テスタメント)ライヴ盤?」

妻 「ううん、それもアナタの棚にあったんで聴いたけど、いまいちピンと来なかったわ。
   わたしのお気に入りは 往年の名盤 ニュー・フィルハーモニアとのEMI盤。
   いまさらですけど。充実してて良かった」

私 「クレンペラーのマーラーは7番が凄いんだよ、スレチだから次回にまわすけど」

妻 「最近のでは わたし バレンボイム盤オモシロいと思ったわ。ディテールが鮮明に聴こえる、
   しかも爆演なの。中間二楽章なんか迫力満点」
(続く)

76:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/12 22:48:15 dsENFgN0
妻 「さ、アナタの選ぶマーラー第9の決定盤は?」

私 「うーん、会社を休んで 今日一日 15種類のディスクを聴いたけど」

妻 「バーンスタイン?」

私 「いや、本当に感動したディスクがあった。以前 聴いたときには その良さがわからなかったのは
   オレがまだ若かったからかな」

妻 「もったいぶらないで、早く打ちなさいよ。
   ベルティーニ? シノーポリ? ラトル? ブレーズ? あ、さてはアバド?」

私 「すみません、カラヤンのライヴ(D.G.)盤でした」

妻 「・・・何だ、月並みね」

私 「自分でもそう思うんだけど。でも これ、やっぱり凄い名演だと思うぞ」

77:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/12 22:51:08 dsENFgN0
発起人(妻)。
>>71の555さんも、レス 遅くなってスミマセン。
チャイコフスキー“眠りの森”の有名なワルツ。はい、わかります! 
第1幕第6番変ロ長調ですよね、ディズニーのアニメでも クライマックスで使われていた名曲。
大好きです!
555さんも愛聴の(? >>22参照)アンセルメ/スイス・ロマンド(London-KING)盤で、
ご指摘の個所を 久しぶりに 聴き直してみました。
後半の盛り上がり。3拍子にもかかわらず、一点一角を強調するがごとき
猛烈な2拍アクセントの嵐が止まらないところ、もー 興奮させられますね。

ところでアナタ、 “ヘミオラ”って何なの?

78:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/12 22:54:21 dsENFgN0
夫より回答。
えへん、ヘミオラ(Hemiola)の語源は ギリシャ語で「1.5(1+2分の1)」。
ギリシャ神話から だな。
神様に愛された美少年ヘミオラは 天を駆けるように速く走れる 翼の付いた3本目の足を与えられていた。
このため、人間の世界ではヘミオラより速く走れるものは誰ひとりいなかった。
しかし、彼はその高い能力を生かさず、少女達とワルツばかり踊るようになっていた。
3本足のヘミオラに抱かれてワルツを踊ると、天に舞うような飛翔感で 深いエクスタシーを味わえたから、
すべての少女達はヘミオラ以外の男は相手にしなくなってしまったのだ。
モテまくって有頂天のヘミオラを見て 憤慨した神様は、踊るために与えた才能ではないぞ と、
彼から翼の付いた3本目の足を 取り上げることに決めたのだった。
ある日、ヘミオラが いつもの踊り場へと向かって オリンポスの急坂を
「とんとんとん、とんとんとん・・・」 と、快調に駆け降りているとき、
神様は ヘミオラを突然2本足に戻してしまった。
「とんとんとん、とんとんとん・・・」 → 「とんとん、とんとん、とんとん・・・」
あぁーっ! 
慣れぬ2拍子に足がもつれたヘミオラは 真っ逆さまに 坂道を転がり落ちていったとさ。

79:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/13 12:29:52 UCPI2YQc
発起人(妻)。↑wオモシロイ。アナタの作り話にしては 労作ね。

夫 「・・・って、やっぱりUSOだって わかっちゃった?」

私 「バレバレよー。ギリシャ神話にワルツが出てくる辺りから もぉ 怪しいったら。
あり得ないっしょー。 >>71の555さん おススメの “眠りの森”のワルツを聴いてた方が、
アナタの創作神話の何倍も ヘミオラを実感できるわよ。 
皆さまご注意くださいね。この上のお話、夫のオリジナルですから!」

夫 「悪くない出来だと自負していたんだが。。。まあいいや、
   で、他にも“ヘミオラ”を実感できる音楽といえば、」

私 「そうね、同じチャイコフスキーでも交響曲第4番の第1楽章。コレが かなり凄いんじゃない。
   9/8拍子、ワルツに近いリズム感覚だわ。音価がわからなくなるような、
   時々リズムが引っくり返るような、タメにタメ込んだアクセントの強調が繰り返されて、
   胸が切なくなるわ。演奏する人たち 大変そう・・・」

夫 「オヤ? ・・・てゆうことは オマエ、 ヘミオラが どういうことか 
   本当は知ってたんじゃん?」

私 「えーと・・・ あ ホント チャイコフスキーって 変な曲が多いわよねー」

夫 「ごまかすなーっ、オレに作り話まで させておいてー(怒)」

80:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/13 21:41:10 UCPI2YQc
発起人(妻)。
ハチャトゥリアン「仮面舞踏会」のワルツ なんていう意外な選曲で 
フィギュアスケート・グランプリ・ファイナル フリーで
トリプルアクセル2回成功、真央ちゃん 金メダル獲得 おめでとーっ!!
韓国会場というアウェイでの評価が心配でしたけど、
ジャッジが 当然ながら キチンと公平に見ていたことに安堵!

81:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/13 21:44:36 UCPI2YQc

発起人(夫) ヘミオラの話 続き。
ベートーヴェンの交響曲第3番“英雄”第1楽章(3/4拍子)の ヘミオラも凄い。
弟子のフェルディナント・リースの証言が有名。

「(非公開演奏会ないし練習において)最初のアレグロの展開部で、拍子に逆らった二分音符が 
あまりにも長く続くので、オーケストラ全員が投げ出してしまい、
最初からやり直さなければならなくなるということも起こった」(F.リース著『伝記的覚え書き』より)

「(第1楽章の)延々と続くヘミオラ(3 拍子系の曲にみられる変拍子)には演奏者ですら参ったとの報告。
いわんや聴衆をや、である。リースはまた、展開部から再現部へ移行する部分、
弦楽に主題が回帰する数小節前で ホルンがわざとフライングするかのように書かれた個所も、
ベートーヴェンの“意地悪”である として回想している(澤谷夏樹さんの文章より)」

82:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/13 21:47:39 UCPI2YQc
妻 「ヘミオラは ブラームスの“ホルン三重奏曲変ホ長調”第2楽章の
   スケルツォ(3/4拍子)にも聴かれるそうよ。
   (“ブラームスの辞書”中野 達哉さんの文章より
    URLリンク(brahmsop123.air-nifty.com)
   ちなみに 中野さんの このブラームスのブログ、
   ・・・素晴らしいです)。aberスミマセン、曲は未聴」

私 「あ、あと バッハの練習曲の中にも 判りやすいのがあったような」

妻 「インヴェンション第4番ね。ふん、アナタ“判りやすい”ですって?
   ヘミオラが何処か聴きとりやすいっていう程度の意味よね? 
   コレ、仕上げるの難しくって わたし 小5の頃 ホント泣かされたんだから。
   久しぶりに 聴かせてあげようか、今でも弾けるかしら(ピアノを開けてホコリを払いだす)」

私 「えーと、・・・じゃ こ、今夜はグールドのCDでもかけてみようかなーーー」

妻 「(カチン)あたしのピアノ、聴けないってゆーのね」

私 「オマエ ジャイアンかw」


83:名無しの笛の踊り
08/12/14 02:30:08 B55N3xYe
どうも。前スレでベートーヴェンのソナタのスケルツォを多く語ってた者です。
彼のピアノによるスケルツォはソナタだけではありませんでした。
7つのバガテル作品33の第2曲ハ長調です。最初から諧謔精神たっぷりで、
短調に転じる部分なんか、ハンマークラヴィアの第2楽章のトリオさえ想わせます。

84:555
08/12/14 12:12:14 9//8Q+lo
>>78
秀逸!(笑い)

85:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/15 21:45:40 Oy/DqkCE
発起人(夫)。
>>84の555さん、私の創作神話に 高いご評価をくださり どうも ありがとうございます! 
救われましたよ。 家内にも けなされまくり、レスも無かったもんだから もう・・・(泣)

妻 「何 泣いてんの、わたしは>>79で ちゃんと“オモシロイ”って 
   評価してあげたじゃん。555さんには、わたしからも お礼を申し上げまーす」

よし、気をとりなおして。
>>83さん お久しぶりです! 
ベートーヴェンの話題を頂戴し、どうもありがとうございます。
「7つのバガテル作品33」から第2曲スケルツォ。
これには、1枚の興味深いディスクがあるんですよー。
URLリンク(www.hmv.co.jp) です。
これ メルヴィン・タン(fp) ノリントン指揮/ロンドンクラシカルプレイヤーズによるベートーヴェンの
ピアノ協奏曲全集(1枚目~3枚目が 協奏曲全集 + 合唱幻想曲)なんですが、
実は おまけに付いてる(?)みたいな4枚目が 知る人ぞ知る 貴重盤なんです。
曲目は、以下のとおり、もちろん 作品33のバガテルも収録されてます。

7 Variatiions on "God save the king" in C, WoO 78
7 Bagatelies, Op.33
Fatasia in G minor, Op.77
11 Bagatelies, Op.119
6 Bagatelies, Op.126
5 Variations on "Rule Britania"in D, WoO 79

このディスク、一見 何のクレジットもされてませんが、
(しつこいですが)凄いんですよ。
(続く)

86:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/15 21:47:58 Oy/DqkCE
(続き)
このディスクで聴かれるフォルテピアノとは、1817年製のジョン・ブロードウッド&ソン。
ベートーヴェン自身が所有していた、まさにその楽器の音なんですよ。
1817年夏、イギリスの楽器制作家トーマス・ブロードウッドが 
ウィーンでベートーヴェンと面会したことがきっかけとなり、彼はロンドンに戻ってから、
カルクブレンナー、フェルディナント・リース>>81、クレーマー、フェラーリ、ニヴェトらを招いて、
工房にあるピアノの中から ベートーヴェンに寄贈するに値する 最良の一台を選ばせました。
そのピアノは 6オクターヴの音域を持ち、音域は 当時ウィーンで普及していたピアノよりも 
低音側にスライドしており、シフトペダルは鍵盤左のレバーとの同時操作で打鍵する弦の本数を変更することができたし、
ダンパーペダルは低音と高音をわけて操作することができたというものでした。
彼ら5人の署名は、選定の証として 楽器の内側に残されているそうです。
そしてこの楽器は 同年12月にロンドンから、船と馬車を乗り継いで遥々(はるばる)と、
まずウィーンのシュトライヒャー工房に運びこまれ、丁寧な調整が行われた後、
ベートーヴェンに引き渡されたのでした。
このとき ベートーヴェンは よほど感激したのではないでしょうか、
フランス語で したためられた お礼の手紙が残っているそうです。
(続く)

87:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/15 21:49:38 Oy/DqkCE
(続き)
このピアノは1827年にベートーヴェンが亡くなるまで その手元に大事に置かれていましたが、
その後、数人の手を経て1845年、フランツ・リストに渡ったそうです。
このピアノを リストは1873年ハンガリー国立博物館に寄贈し、現在に至ります。
最初にご紹介したメルヴィン・タンによるディスクは1992年、
このピアノがイギリスに 文字どおり里帰りして 修復家デイヴィッド・ウィンストンによる
大がかりな修理が施された後の録音だそうで、
私たちは まさに歴史的なベートーヴェンの愛した楽器の音を、
おそらくベートーヴェン自身の耳に達していた時の音色よりも 
ずっと鮮明に 触れることができるわけです。

このオリジナル・ディスク
URLリンク(www.amazon.co.jp)
は すでに廃盤で、入手困難。
マケプレではどうやら5,000円近くするようです。
しかし、この1枚が復刻されて ノリントンとの格安セットもののおまけの1枚として 
ひっそり付されていることを 見つけたときのわたしの驚き&喜びと言ったら!

その情報を教えてくださったのは、このホームページでした。
長々と一部引用ご容赦! 素晴らしい内容です
 ↓ 当ワルツ同好会会員の皆様は、ぜひご訪問ください!
URLリンク(seeds.whitesnow.jp)


88:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/17 23:57:36 AzXi/dAa
発起人(妻)
ベートーヴェン先生、 
238歳のお誕生日 おめでとうございまーす!

ワインガルトナーの指揮する「ウィーン舞曲」から、
どこから聴いてもメヌエットにしか聴こえない、ベートーヴェンのワルツを楽しんでます。
ついでにこの(新星堂=東芝)ディスクのカップリング、
ワインガルトナー編曲の管弦楽版ハンマークラヴィーア!
うーん、オモシロいような気もするんだけど、さすがに音質がちょっと。。。
どなたか 新しく録音してくださらない?

89:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/20 00:33:44 YmjEgU3D
12月に入って、あっという間に20日経ってしまいましたね。
あー疲れた。。。 こんな夜は 身も心も休まる おしゃれなワルツ
エリック・サティ作曲 カフェ・コンセールのシャンソン「やさしく」を聴いて癒されましょう!

ニコライ・ゲッダ(テノール)とアルド・チッコリーニ(ピアノ)とのEMI(1968年)盤で聴く。
サティの歌曲は、ピアノ曲としても有名な「ジュ・トゥ・ヴー(おまえがほしい)」
が多分 圧倒的に広く知られています。
しかし知名度では若干劣っていても、こちらの「歌うワルツ」という副題の
名曲「やさしくTendrement」 の甘美な旋律も捨てがたいですよね。

高校時代の夏休み、チッコリーニの演奏によるL.P.6枚組「サティ/ピアノ曲全集」を
アルバイトして購入したその晩、黙々と聴き続けた、という楽しい思い出が、私にはあります。
サティの世界にすっかり没入して全く眠くならず、とうとう徹夜してしまい、
最後の6枚目のレコードに針を降ろしたのが明け方、午前5時。
この6枚目だけは全集の付録のような構成で、
サティの室内楽曲(「右と左に見えるもの(眼鏡なしで)」)、歌曲などが楽しめるという企画盤でした。
そこに、この素晴らしい歌曲「やさしく」が収録されていたのでした。
初めて聴いた時に感じた陶酔は、忘れられません。
 
驚異的な量のレパートリーを誇る、ストックホルム出身の名テノール歌手 ニコライ・ゲッダは、
この甘美なるシャンソン=ワルツの結尾を精妙なる裏声で「やさしく」締めくくるのでした。
必聴です!

90:名無しの笛の踊り
08/12/20 01:03:18 +yy+7cfD
素敵なレポートありがとう。

91:名無しの笛の踊り
08/12/20 04:43:02 5N7NDNRA
よそのスレまでその名前で行くと叩かれるよ

92:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/20 09:06:41 YmjEgU3D

ご忠告ありがとうございます! はい、気をつけます。

>>90さん ご感想ありがとうございます。

93:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/21 21:17:27 VnSouL7N
発起人(夫)です、こんばんは。
サティの次は プーランクの歌曲「愛の小径」など。
5年ほど前にリリースされた 
唐澤まゆこ(ソプラノ)ケネス・ヴァイス(fp) ユニヴァーサル=デッカ盤で聴きました。

第1次世界大戦後、フランスの歌曲作曲家では最も注目すべき存在が、このプーランクと言われますね。
このシャンソン=ワルツは もともと芝居の劇中歌。
「失った過去の愛への惜別の」旋律(0:09~)は短調で、
「過去の懐かしい愛を、思い出として心に刻み生きてゆきたい」と歌うサビの旋律(0:59~)は長調で、
というように二つの相反するメロディの相互作用が効果的な佳曲です。
その長調の部分の旋律は、R.シュトラウスの「ばらの騎士」の
例のワルツのメロディ(>>23>>27-31)に よく似ています。
シュトラウス自身も、元々このワルツのメロディを
ヨーゼフ・シュトラウスの「ディナミーデン(1865年)」から拝借したことを認めていたのは前述のとおり。

プーランクのシャンソン=ワルツの系譜は、サティにその源流を発していると思います。
その流れは同じフランス六人組の仲間ジョルジュ・オーリックに受け継がれ、
彼は ジャン・コクトーに誘われて映画音楽への道を選び、
のちにロートレックの生涯を描いた映画「赤い風車」の
主題曲「ムーラン・ルージュの唄」(これもワルツ)などを作曲することになります。
戦後のシャンソンにも、ワルツのリズムはしっかりと生き残っていきますね。


94:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/21 21:43:01 VnSouL7N
たとえばユベール・ジロー:「パリの空の下」
サティの「カフェ・コンセールのシャンソン=ワルツ」に源流を発し、
プーランクやオーリックを経たフランスの大衆歌曲=ワルツの系譜が、
大戦後のシャンソンに生き残っている最も判りやすい例のひとつとして。

ジャン・ドレジャック(詞)ユベール・ジロー(曲)のコンビにより、
映画「巴里の空の下、セーヌは流れる(1951年製作、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督)」の
テーマ曲として作られました。
映画でのオリジナル歌手は、ジャン・ブルトニエールという人でしたが、
イヴ・モンタンのディスクしか手元になかったので、
これを聴きなおしてみました。

妻 「あ、冷蔵庫にポール・ジャブレ パラレル45を発見! 
   北部フランス産の名品だわ。ねー 開けてもいい?」

それは 今日の夕方 予定してた来客用にと用意していたワインだったんだけど、
急用で来れなくなっちゃったから、いいよ・・・って、もう栓抜きまわしてるし・・・

私 「ここで“名優イヴ・モンタンとワルツ”について 語っても?」
妻 「いーわよー、ね サラミまだ あったわよね」
私 「(ためいき)」

95:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/21 21:54:06 VnSouL7N
(続き)
イヴ・モンタンの主演した映画「恐怖の報酬(1952年製作、アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督)の
衝撃的なラストシーンに、「美しく青きドナウ」が使われていたのです。

TV洋画番組でこの映画を初めて見た当時、私は 実は小学校4~5年生頃でしたが、
その意外な選曲から受けた驚きを憶えてます。
僅かの振動でも爆発するニトログリセリンを、険しい山上にある大火災中の油田まで
トラックで運搬するという、到底考えられ得る限り最悪の条件の仕事を、
多額の賞金欲しさに買って出る男を演じたのがモンタンでした。
映画では最後に、この危険な仕事を成功させた主人公が莫大な金額である「恐怖の報酬」を受け取り、
嬉々として カー・ラジオをがんがんに鳴らしながら 恋人の待つパリへとトラックを走らすシーンになります。
ここでラジオが受信している音楽が、シュトラウスⅡの「美しく青きドナウ」だったのです。
(続く)

96:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/21 21:58:14 VnSouL7N
(続き)
トラックはラジオの「青きドナウ」に合わせ、
踊るように蛇行運転を繰り返しながら爆走、
なおもスピードを上げ続けます。
その挙句、道路のセンターラインを飛び出し、
反対車線から崖下へと落下してしまいます。
めちゃめちゃに大破して火を噴く車と、運転席から投げ出されても、
しっかりとパリのメトロの切符を握りしめたまま死んでいるモンタンの姿に、
エンドマークが映し出されるところで映画も終わるのですが、
パリで待っている彼の恋人も同じ時間に、ラジオでこの同じ音楽「青きドナウ」を聞いて踊っている、
という 子供心にも卓抜な設定に驚嘆したものです。

・・・しかし 何が卓抜で、どう驚嘆したのかを、子供だったその時には 
うまく大人に伝えることが出来ず、歯がゆく感じたものでしたが、
今なら説明できるような気がします。

物理的に離れてしまっている恋人同士も、
共にラジオの電波を受信することによって結びついていることを表現しながら、
同時に 交通事故によってラジオの音楽も途絶えてしまい、
モンタン演ずる主人公の死が 二人の関係に終焉の訪れたことを明示する、
という象徴的な手法を用いたA.J.クルーゾー監督の
極めて素晴らしいアイデアが活かされた出色の結末に強く賛意を表したくなった、
ということだったと、当時の自分の気持ちを 30数年ぶりに整理させて頂きました。
自己満足、失礼!

97:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/22 23:45:17 mVD/Y+X3
自己満足ついでに 今宵もランダムに語ります。
今夜のワルツは、アントン・カラスの「カフェ・モーツァルト・ワルツ」。
これも懐かしい映画「第3の男(1949年、グレアム・グリーン原作、キャロル・リード監督)」
で登場した、有名なテーマ曲とはまた別の カラス(ツィター)のオリジナル曲です。

ドイツ・オーストリアの代表的な民族楽器ツィターの音色と言えば、
ヨハン・シュトラウスⅡの傑作「ウィーンの森の物語」の、朝霧煙る樹々の隙間から響いてくるような
名ソロ・フレーズが頭に浮かびます。
ウィリー・ボスコフスキー指揮するウィーン・フィルの名盤では 
アントン・カラスの個性的なツィター・ソロが聴けますね(ご存知ですよね)。
しかし、この楽器を戦後一気に広く有名にした功績と言えば、
やはり「第3の男」からでしょう。
(続く)

98:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/22 23:46:54 mVD/Y+X3
(続き)
映画は第二次大戦直後の、荒廃したウィーンが舞台。
違法なペニシリンの闇売買で荒稼ぎをするハリー・ライム(オーソン・ウェルズ)は
警察から逃れたものの、愛する恋人の身分証明書を受け取りに 
カフェに現われ、そこで罠に落ちます。

「カフェ・モーツァルト・ワルツ」が流れる このシーンのカフェは、
国立歌劇場裏のアルベルティナ広場に 1854年のウィーン会議当時からあったとされる
ウィーンを象徴するしゃれた店です。
昔は店内にモーツァルトの像があり、それでこの店名が冠されていたのだとか。

カラスは有名な「第3の男」のテーマと共に、この曲も何度か録音しましたが、
過去いくつかのバージョンでは、無神経とも思える賑やかなシュランメル調の伴奏が、
後からオーバー・ダビングされ、せっかくの風情も台無しになっている録音(PLATZ盤など)もあり、
要注意です。ツィターのソロによる、私の推薦するバージョンは、これもDecca盤になります。

99:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/25 22:56:05 0rrXRrTM
メリー・クリスマス、発起人(夫)です。
懐かしい映画を思い出していると、意外にワルツが効果的に使われている名場面が多く、
次々と思い出し始めたら止まらなくなっています。
自己満足ついでに 今宵もランダムに語ります。

今夜は チャップリンの作曲したウィンナ・スタイルのワルツ「ボイルド・ブーツ」(1925年「黄金狂時代」)。
どんなシーンで使われていたでしょう。
喜劇王チャップリンが、自分のサウンドトラックを殆ど自分で作曲していたのは有名な事実です。
「スマイル(モダンタイムス)」、「ライムライト」、「マンドリン・セレナーデ(ニューヨークの王様)」など、
趣味の良い、多くの名曲を残しました。
もっとも、彼は譜面が書けなかったため、実際には楽想が浮かぶとテープ・レコーダーをまわして鼻歌を録音し、
お雇いミュージシャンを使って、楽譜起こし・オーケストレーション等をさせていた と、
後に長男が伝記に書いていましたっけ。

さて映画「黄金狂時代」は、チャップリンを評価する上で邪魔になる政治・思想性を持たない、
純粋な喜劇映画としては最高傑作に並ぶものです。
(続く)

100:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/25 23:04:34 0rrXRrTM
(続き)
アラスカに発見された金鉱を求めて、多くの命知らずの冒険家が厳寒の雪山にやってきます。
チャップリン演ずる浮浪者「チャーリー」も、
何故か山高帽・古ぼけた背広・ドタ靴にステッキという、
毎度のいでたちで雪深いアラスカの山中をさまよっています。かなり寒そうです。

映画の中で、猛吹雪のため山小屋に閉じ込められた主人公のチャーリーが、
飢餓状態に耐えかねて、とうとう自分のドタ靴を片方ゆでて食べてしまう、という名場面があります。
靴紐は、パスタででもあるかのようにフォークの先でくるくると丸めてみたり、
靴底の釘をまるでフライド・チキンの骨ででもあるかのように、一本一本しゃぶってみたり、
考えてみると悲惨極まりないシーンの筈なのに、
ここで、オリジナルの このウィンナ・ワルツです。
チャップリンは、音楽を「目に見えない大道具」として活かしきっています。
その効果はアイロニーです。

当時の上流社会の豊かな食卓にふさわしい優雅な「ワルツ」を、
吹雪に閉ざされた殺風景な山小屋の中で、餓死に瀕している男達の悲惨な食事風景に流す、
という秀逸なアイデアは、どういう意図があってでしょうか。
極限状態に置かれた男たちの脳裏に ふと過去の幸福な食事の思い出が一瞬よぎったことを暗示しているのか、
残酷で卓抜な発想です。
私がこの映画を観たのは 小学5年生の頃。初めて独りで映画館へ行ったときの思い出があります。
あ、もちろんリバイバル上映の時ですよ、
いくらなんでも大正14年のわけないじゃありませんか!

101:名無しの笛の踊り
08/12/27 01:48:58 MbVpUbx5
古典派以降のチェンバロのオリジナル曲を集めた、
『チェンバロ・レボリューション』というアルバムをご存知ですか?

そこに入っている、マスネのメヌエットが絶品です。
ほろ苦い主部もいいんですが、中間部の憧れに満ちた甘い旋律には聴き惚れます。

あと、ディーリアスの舞曲。これも咽るような憧憬の奔流という感じで、
チェンバロはこうしたモダンな音楽にも向いているということを証明しています。

102:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/27 23:50:40 sPDgFYRJ
こんばんは、発起人(妻)です。
>>101さん 話題をありがとうございます! とってもうれしいデス。
『チェンバロ・レボリューション』。有橋淑和さんのアルバムですよね。
URLリンク(www.amazon.co.jp)
まだ若い(ように見える)のに、ひと捻(ひね)りされた選曲と構成。
たしか つい1~2年前にリリースされたとき わたし このディスク 銀座のHMVで見かけて
「あら オモシロそう」と手に取った記憶あります
(でも買わなかったの、だから未聴。スミマセン)。
・・・そうですか、チャンバロが≪モダンな音楽にも向いているということを証明≫するほどのディスクとは!
かなりの讃辞ですよね。今度 夫に買わせようかしら、むふ。

メヌエット、リゴードン、ソナチネ、フーガ、リトルネッロ・・・って、
近代作曲家なのに やっぱり古典期以前のスタイルに戻してるんでしょうか。
そこが興味深いところですね。
ラヴェルの 「スピネットを弾くアンヌ」っていう曲には 聴く前から期待してます、
だってラヴェルは 「クープランの墓」などでは 古典舞踏スタイルを昇華した
「近代のメヌエット」を創作しましたからね!

あ、もともとピアノのために書かれた曲を ただチャンバロで弾きましたってことはないわよね。

夫 「聴きなれない題名が多いから、チェンバロを指定しているんじゃないか」

私 「どうなんでしょ>>101さん、教えてー」

夫 「買って聴け、たまには自分で!」

103:101
08/12/28 00:41:38 QSUBe5z6
ご安心を。最初から最後まで全部、
チェンバロのオリジナル曲だけを集めています。
だからこそ“レボリューション”なんでしょう、きっと。

特にマスネはこのメヌエットに関して、
「ピアノは不可。シンバルとトライアングルで補強されたハープでも良い」
などと面白い事を言ってます。

チェンバロというとバロックか現代音楽というイメージしかないんですが、
このアルバムではチェンバロのロマンティックな一面を聴けるんですよ。

104:名無しの笛の踊り
08/12/31 19:39:06 vy6jyx8y
>シンバルとトライアングルで補強されたハープ
なんじゃそりゃ。
ワケのわからんことを言って下さいマスネ。

105:名無しの笛の踊り
08/12/31 22:41:52 P5jKvs/W
ワロタw

来年もよろしくお願いします。ブルネロ仮でした

106:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/31 23:12:59 QNfvWaqP
>>104さん、ナイス突っ込みですww
補強ハープ・バージョンなら もー絶対買いでしたね。

>>105(仮)ブルネロ先生~っ、また
数少ない(泣)常連の皆様も 
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます! 発起人夫婦でした。

107:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/31 23:23:10 QNfvWaqP
あ、そうそう。明日 元旦恒例のウィーンフィル ニューイヤー、
このスレを訪れてくださる方なら もうすでにご存知のとおり
2009年はバレンボイム、意外にも初めてなんですね!

曲目をご紹介(コピペです)。

第1部
(J.シュトラウス2世)
1.喜歌劇『ヴェネツィアの一夜』序曲 
2.ワルツ『東洋の物語』
3.アンネン・ポルカ
4.ポルカ・シュネル『速達』 
5.ワルツ『南国のバラ』
6.ポルカ・シュネル『百発百中』
7.喜歌劇『ジプシー男爵』序曲
8.喜歌劇『ジプシー男爵』より『入場行進曲』
9.宝のワルツ

(J.ヘルメスベルガー2世)
10.スペイン・ワルツ


108:1=Mr.&Mrs.発起人
08/12/31 23:26:20 QNfvWaqP
(続き)
第2部
(J.シュトラウス1世)
1.ザンパ・ギャロップ 
(J.シュトラウス2世)
2.アレキサンドリーナのポルカ 
3.ポルカ・シュネル『雷鳴と電光』
(ヨーゼフ・シュトラウス)
4.ワルツ『天体の音楽』
J.シュトラウス2世
5.ポルカ・シュネル『ハンガリー万歳!』
(ヨーゼフ・ハイドン!)
6.交響曲第45番嬰ヘ短調『告別』より第4楽章 
アンコール
(J.シュトラウス2世)
7.ポルカ・シュネル『そんなにこわがることはない』
8.ワルツ『美しく青きドナウ』
(J.シュトラウス1世)
9.ラデツキー行進曲


何でハイドン・・・しかも「告別」の終楽章やるのかしら?
アンコール曲目が 今から判明しちゃってるってゆーのも
なんか興ざめですけど、『そんなにこわがることはない』って?
・・・イスラエルへのメッセージなんでしょうか? 深読みしすぎかしら。

109:1=Mr.&Mrs.発起人
09/01/01 19:29:18 EfhvgqOw
ワルツ同好会、スケルツォ倶楽部の皆さま あけましておめでとうございます。
発起人(夫)です、
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
さて、話題は ハイドンの「告別」交響曲。
ワルツでもスケルツォでもありませんが・・・
まあ、今年のニューイヤーつながり ということで、どうぞお許しください。

「告別」の終楽章は、団員がひとりずついなくなって、
最後に指揮者と2人位になってしまうという あの比類なき趣向の珍曲・・・。
で、「告別」と言えば、ヘルマン・シェルヒェン指揮/ウィーン国立歌劇場管弦楽団(1958年ウエストミンスター)盤で 
たいへんめずらしい演出がされていたのを思い出します。
楽団員が めいめい自分の演奏を終えるや「さよなら(Auf Wiedersehen !)」と小声で言って、
去ってゆく様子が音盤に入ってるんです。
別れの声はもちろん、録音スタジオを出てゆく足音もしっかり収録されています。
(続く)

110:1=Mr.&Mrs.発起人
09/01/01 19:31:00 EfhvgqOw
(続き)
オーケストラの殆ど全員が、順々に立ち去る様子は、なんかガヤガヤ、ドタドタして 
はっきり言って慌ただしい感じなんですが、少なくなってゆく団員の演奏とともに、
そんな落ち着かない雰囲気もしっかりと録音されてしまっています。
初めて聴いた時には なんか芝居がかっているゾ・・・なんて 感じたものでしたが、
今日の午後 ホント久しぶりに聴き直したら 臨場感もあるし、これもわるくないなー 
さすがシェルヒェン、普通じゃねえや これこそレコード芸術?なんて 
素直に楽しんで聴いている自分に気づきました。

で、おそらく バレンボイムの選曲は「毎年 正月から働かされるのは もうウンザリ・・・」という
ウィーンフィルの不満をユーモア交じえ、伝えようという趣向、
そんな辺りではないでしょうか。
だから 家内の>>108は たしかに深読みし過ぎ。
正月からムジークフェラインザールに政治を持ち込むほど、さすがのバレンボイムも野暮ではあるまいw と。

妻 「でも ハイドンの時代ならともかく、現代の聴衆は 物分かりの良かったエステルハージ侯とは 訳が違うぞーって」

私 「果たして 受けるか、外すか? お節料理の重箱が、さっき○○ホテルから届いたから、二人でつつきながら・・・」

妻 「ワインも冷えてるわね、しっかり見届けようと思ってまーす」

111:名無しの笛の踊り
09/01/01 20:46:27 Ag325lBt
バブルの頃のニューイヤーコンサートって、最前列が日本人ばかりだったな。
バカ丸出しの頭悪そうな奴ばかりで笑った。

112:名無しの笛の踊り
09/01/04 17:03:07 8KorxkpN
バッハのBWV1033。最終楽章がメヌエットだったばかりに、
偽作の疑いを持たれてしまった作品(理由は他にもあるんだろうが)。
しかしそのメヌエット楽章の優雅さとか、
穏やかに始まって途中で華麗に加速する第1楽章とか、魅力は尽きない。

113:1=Mr.&Mrs.発起人
09/01/05 14:25:34 zvlK/nS0
発起人(夫)です。
>>112さん、話題をありがとうございます。
BWV1033とは フルートとチェンバロのためのソナタ ハ長調 ですよね。
私が最近好きなのは チェンバロの代わりにハープを配置した めずらしいディスク
イレーナ・グラフェナウアー(フルート)、マリア・グラーフ(ハープ)、これに
ダヴィッド・ゲリンガス(Vc.)が通奏低音を補っている という編成です。
URLリンク(www.murauchi.com)

バッハをハープで演奏して、ハマった時には ホント効果的ですよね。
このディスクも地味だけど 大成功の演奏と言えると思います、
もしバッハだって知らせず 人に聴かせたら
ロココな雰囲気さえ醸し出した典雅な音色の新鮮さに 
きっとバッハとは気づかないんじゃないでしょうか。

妻 「フルート・ソナタなら わたしは やっぱりパユ(EMI)盤が好きだわ。イケメンだもん、ジャケを見てよ!」

夫 「ったく!クラシックをヴィジュアルでしか聴かないオマエには 今年も腹の立つことが多くなりそうだなW」

114:1=Mr.&Mrs.発起人
09/01/09 23:28:57 3Xv1UkNn
発起人(夫)です。
今夜はスレ違いの話題ですが、私にとって悲しいお知らせです。
この15日で またひとつ、クラシックのディスク専門店が店じまいする というのです。

千葉市稲毛区のブレーメンという、住宅街の中にある狭いお店の中に
ぎっしり天井までクラシックのディスクが積み重ねられています。
定番はもちろん こ、こんなところに残っていたのか!と思わず興奮してしまう
廃盤やお宝盤がまだぎっしり埋蔵されている穴場だったのです。
どれだけ多くの名盤と ここで出会ったことか・・・。

店主の中田さんは 音大出の温厚な紳士で、
わたしのどんな質問にも応えてくださったし、探しているディスクがある、と言えば
なんとか取り寄せようと 決して嫌な顔一つせずに探してくださる・・・
そんな わたしにとって理想的な専門店でした。

私も明日から三連休ですが 必ず閉店前までに 妻を連れて最後のお買い物に 稲毛まで行きます!

(ブレーメンさんの住所は、千葉市稲毛区小仲台2-11-15です。
電話は043-253-7530 1月15日が最後の営業日だそうです。
特価セールなどは行なわないそうです)


115:1=Mr.&Mrs.発起人
09/01/13 22:51:30 9CqEorq2
はい発起人(夫)です。
今夜のワルツは、みんな大好き「エーデルワイス」です。
これは、第2次大戦前夜のオーストリア・ザルツブルクを舞台にした、
オペレッタの系譜に連なるミュージカル「サウンド・オヴ・ミュージック」の、
ドラマの核心で歌われる名曲ですね。
オスカー・ハマースタイン2世(詞)と、リチャード・ロジャース(曲)とのコンビネーションによる、
このブロードウェイミュージカルの最高傑作を
1965年、ロバート・ワイズ監督が映画化してから、この作品は一気に世界的に有名になりました。
(続く)

116:1=Mr.&Mrs.発起人
09/01/13 22:53:00 9CqEorq2
(続き)
ナチス・ドイツに併合されようというオーストリアから、
戦禍を逃れて 中立国スイスへ亡命しようとするトラップ大佐
(映画では名優クリストファー・プラマー)、
そしてジュリー・アンドリュース演じる主人公マリアと
子供たちの音楽ファミリーは、国外逃亡する直前、
政治的な圧力によってザルツブルク音楽祭の舞台に上がります。
ナチス将校や親ナチの民間人らが最前列に座っている聴衆の前で、
最後、トラップ大佐が、独りで、この「エーデルワイス」を歌い出す場面が、
映画のクライマックスを予感させます。
(続く)

117:1=Mr.&Mrs.発起人
09/01/13 22:55:31 9CqEorq2
(続き)
山岳地帯の難所にしか咲かない、高貴な花“エーデルワイス”は、
オーストリアの国花であるばかりでなく、当地では最愛の人に贈る慣わしもあるそうです。
逆風に咲く、誇り高い国花の姿を、
国家存亡の危機に瀕しているオーストリアのイメージと重ね合わせた聴衆は、
大佐とマリアの音楽ファミリーの歌声に合わせて、
思わず立ち上がって一緒に唱和するのです。
ひとつになった会場の大合唱に、圧倒されたナチ将校らが顔色を変える様子も秀逸でした。

手軽に聴ける映画のサウンドトラックも懐かしいですが、
オリジナル・ブロードウェイキャスティングによるレコーディング(Sony盤)も興味深いです。

妻 「ふんふん、そういえば、映画の中でジュリー・アンドリュースが子供たちと
   人形を使って歌い演じ 盛り上がる“小さな羊飼い”の旋律って、
   R.シュトラウスの“ばらの騎士”オックス男爵のワルツのメロディと同じ音列よね!」

私 「あ、本当だ!」

118:1=Mr.&Mrs.発起人
09/01/14 23:56:19 ryBGzXlg
発起人(夫)です。
今夜のワルツは ドビュッシー「レントより遅く」
愛聴盤は ハイフェッツ(1946年RCA)なんです
(ロクェ編によるヴァイオリン独奏版)。

ドビュッシーが1910年に出版したピアノ曲をレオン・ロクェがヴァイオリン独奏用に編曲したもの。
一説によると この曲は、ドビュッシーがパリのホテルでレオーニという名前のジプシーが演奏する、
物哀しいフィドルにインスピレーションを得て作曲したものだ、と言われています。
もし事実なら、この音楽はピアノで演奏されるよりも、
このようにヴァイオリンによる演奏の方がふさわしいのでは。
(続く)

119:1=Mr.&Mrs.発起人
09/01/14 23:57:24 ryBGzXlg
(続き)
ドビュッシーのワルツは比較的珍しく、
後輩のラヴェルが愛好していたのとは正反対に、
ワルツの形式をもって「名曲」と呼ばれて残っている作品は、
決して多いとは言えませんよね
(ピアノによる「ロマンティックなワルツ/1890年」、
「ワルツ/1894年」などがある程度)。

しかし、この曲「レントより遅く」は、作曲者独特の不思議な感覚をもった和声の上に
個性的なメロディが物憂く漂う、
この時代・作曲家を語る上で 
特筆すべきワルツの佳作と言えるでしょう。
(続く)

120:1=Mr.&Mrs.発起人
09/01/14 23:58:24 ryBGzXlg
(続き)
幸か不幸か、私は大好きなハイフェッツの演奏で
最初にこの曲を知ってしまったため、
ヴァイオリン独奏版が、ドビュッシーのオリジナルなのだと
つい最近まで ずーっと違和感なく思い込んでいたほどです(告白)。

ハイフェッツのヴァイオリンの音色は、
今にもしたたり落ちそうな粘質で、
甘い滴(しずく)を振り撒きながらゆっくりと旋回するような、
摩訶不思議な表情を聴かせています。

121:1=Mr.&Mrs.発起人
09/01/15 22:33:59 f7MmizCo
お久しぶり、発起人(妻)でーす。
今夜のワルツは わたしからね。好きなディスクのお話なんかしちゃおうかな。
昨晩は 夫がドビュッシーの話をしていたから、わたしはラヴェル。
決して入手困難な珍しいディスクなんかじゃありません。
このスレを読んでくださってるなら、かなりの方がご存知と思いますけど、
マゼール/ウィーン・フィルによる「ラ・ヴァルス」(1996年RCA録音)。

当初は「交響詩“ウィーン”」として企画されていたそうですね、この舞踏詩は 
モーリス・ラヴェルという歪んだ“鏡”に映された
「ウィンナ・ワルツのようでいて、ウィンナ・ワルツではない」三拍子の音楽。
強いて言えば そのまんまフランス人の「ラ・ヴァルス」だ、という他ありませんよね、
そして名曲です。
これが「ボレロ」と並ぶラヴェルの最高傑作である事に異議を唱える人はいないんじゃないかしら。
それほど魅力的で素晴らしいオーケストレーションで、
ウィーンのワルツを強く感じされる個性を持っています。
(続く?)

122:1=Mr.&Mrs.発起人
09/01/15 22:35:53 f7MmizCo
(続き!)
で、マゼール盤について。
この演奏が録音された1996年、ニューイヤー・コンサートの指揮台に立ったのが 
このマゼールだったんですね。
つまりマゼールは、ムジーク・フェラインザールで
ヨハン・シュトラウスを振ったのと同じ環境で、
今度は「ウィンナ・ワルツの礼賛でありパロディでもある」この曲を、
わざわざウィンナ・ワルツの総本家=ウィーン・フィルに演奏させるという、
秀逸な企画を決行した・・・という視点で そう思い込んで聴くと、 楽しめるんですよ。

そう思い込んだら、これほど個性的で強烈な演奏もないですよ
(あ、ちなみにこのとき一緒に録音された「ボレロ」のコーダにも、
もの凄い急ブレーキを踏む という禁じ手を敢えて犯してます。すっごい!
でも それは また別の機会に話題にしようかしら)。 
続ける?

123:1=Mr.&Mrs.発起人
09/01/15 22:38:15 f7MmizCo
(続き!)
今 私の目の前に、今日 夫が日本橋三越のカフェ・ウィーンで買ってきてくれた
ザッハー・トルテと、熱いメランジュがあります(忍び笑)。
そして音楽は マゼールの「ラ・ヴァルス」。
ザッハーのお皿に、てんこ盛りに添えたホイップ・クリーム以上に濃厚な弦
(全曲に渡って、でも特に4:46以降の“ポルタメント・ソース”がたっぷりかかった辺りが、
美味しいけど、ちょっと甘すぎ?)を煽るのは、ロリン・マゼールという超一流のパテシエ。

ここでのウィーン・フィルは ほんっと名演ですよー。
ステレオのボリュームは、ぜひ大きめにして聴いてくださいねー。
最初の2分で早くも最初の陶酔が訪れます。
ウィンナ・ホルンも所々で小爆発を起こしています
(例えば2:34前後のホルンの上昇音型は、もの凄く強調されています。
普段は壮麗な弦に埋もれているフレーズですが、
背景ではこんなにもウィンナ・ホルンが暴れていたのかと、
この演奏を聴いて初めて気づいたり!)。

マゼールお得意の、主旋律の裏に埋もれた楽器や、隠れた中音域の音型を
殊更に強調するやりくち! これも そうした個性的なマゼールの
典型的な成功サンプルと言えるかもしれません。
(まだ続く?)

124:1=Mr.&Mrs.発起人
09/01/15 22:40:03 f7MmizCo
(続き!)
わたし 時々 想像しちゃいます。
いつの日にか ― 若いフランス人の大胆な指揮者が、このラヴェルの「ラ・ヴァルス(1920年作曲)」を
元旦のムジークフェラインザールで指揮して 大顰蹙(ひんしゅく)を買ってる場面を-。
わたし 思うんですけど 「ラ・ヴァルス」って、1918年のサン・ジェルマン条約で
遂に解体してしまった 爛熟のオーストリア=ハプスブルク帝国のメタファーだったんじゃないかって・・・。
ダイニングでマゼール/ウィーン・フィルのディスクを大音量でかけて、
今は亡き帝国の銘菓が載っていたお皿に残ったクリームを指先につけてなめながら、
そんなことを考えたりしちゃいました。
皆さんも聴いて!

125:1=Mr.&Mrs.発起人
09/01/25 09:12:51 66wXxyS2
発起人(妻)。
アナタったら、交替で書こうねって 自分で決めてたくせに 
サボってんじゃないよー。だから最近レスがつかないんだよw

と、思いながら 夫の部屋の保有数12,000枚(わたしのJAZZとPOPSの枚数も含む)の
CD棚を見ていたら、グールドの弾いた「ラ・ヴァルス」を発見!
こんなのあったかしら・・・オリジナルは放送音源らしいわね。
この極めて珍しい音源が、CBSから初めてリリースされた1995年、
オリジナルのライナーノーツを書いたミヒャエル・シュテーゲマン(宮澤 淳一/補筆・訳)
の文章が興味深いデス。
少し長くなるけど、すべて引用させて頂くことに(無断で。しかも一部修正)。

126:1=Mr.&Mrs.発起人
09/01/25 09:18:32 66wXxyS2
以下引用。

(グールドにとって)ラヴェルの演奏は、
CBCのTV放送でしか実現しなかった。
1975年2月5日に放送された「今日の音楽」
第2回『秩序からの飛翔 1910-1920年』において、
グールドはラヴェルの“ラ・ヴァルス”を弾いた。
本来は管弦楽曲であり、作曲者自身のピアノ用の編曲も
数種類残ってはいるが、グールドは、彼自身の編曲を用いた。
グールドは、シルヴィア・ホックバーグに宛てた手紙で、
以下のように書いている。(続く)


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