08/10/15 01:36:54 2J1QfWHI
出世や金とは縁がなく秀才が行くところではない、と思われていた東大仏文科に
文学青年があこがれたのは、フランス文学そのものへの高評価もあるけど
もっと下世話な問題として、仏文科出身だとフランス語の翻訳バイトでフリーター生活を
しやすい、ということがあった。
英語やドイツ語だと、医者でも技術者でも軍人でも法律家でも下手な
英文科や独文科出身者より語学ができる人間が腐るほどいた。
フランス語ができる人は文学部仏文科出身か陸軍で幼年学校時代から
フランス語を専攻した人くらいしかいないので(ファーブル昆虫記を訳した大杉栄とか
富永太郎にフランス語を教えた陸軍軍人とか)、東大仏文出身だと翻訳バイトに
ありつきやすかった。