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興味深い記述を発見した。「芸術の体系」アラン/長谷川宏訳 光文社古典新訳文庫より
…そして、ほかに共同の神聖な儀式がない以上、厳密な区切り目をもち、さまざまな
決断がなされ、終局へと足早にむかうミサこそが、たぶん音楽劇にもっともふさわしい。
…要するに、音楽劇はけっして贅沢なものではなく、必要なものー貧しい人々にとって
必要なものーだ。それは都市の民謡だといってよい。都市の人々の窮屈な生活、忙しい仕事、
季節感のない日々、機械的に過ぎていく時間などを思い、そのなかで必要なものが刻一刻、
満たされていくことを考えると、ワーグナーの楽劇の冗漫さにたいして厳しい判断を下し
たくなるのは、理に叶ったことといえるのだ。(第5章 演劇から)
このようなアランの指摘に対して翁シンパはどう思うのかしら?