08/07/21 01:57:31 3zdIAYE4
>>367でバルビとアバドの二種を買ったものだけど、聴き比べてみた。
バルビは第1楽章の最初の音から引き込まれた。
「・・・チガウ・・・今までのマラ9とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がオレのカラダを駆け巡った・・。『・・(キレイ・・!!・・これって運命・・?)』」みたいな。冗談だけど。
バンスタ&コンセルトヘボウのマラ9は心をがっしり掴まれる感じだったけど、バルビのは自然にその音楽世界にポンと移動させられた感じだ。
ゆるやかな第4楽章は美しいと心底思えた。でも、第2楽章と第3楽章はオケがノっていない気がしたよ。元気抑え目でまったりしちゃってる。
対してアバドのは、第2楽章と第3楽章はすごく良かった。ただ第3楽章はラトル&BPOの方が好きだ。ラトルのマラ9新盤はテンポの変化が自分の波長に合うみたいだから。
第1楽章は「あれ、もう終わり?」って思った。淡白な演奏というのが第1楽章の印象。
さらに第4楽章はまったく緊迫感がないんだぜ。あったかくも冷たくもない。カラヤンのライブ盤みたいに、最後に収束していく美しさが欲しかったけど、アバドには「消えていく」という感覚以上のものがない。
アバドならもっとロマンティックにしてくれるかなぁと思ってたけど。
長々と書いたけど、結論としてはどっちも好きになりました。楽章ごとにお気に入り度は変わるけど、どっちも名盤で間違いないと思う。
でもなんだかんだでアバドの方が好きかも。中間の二楽章を楽しく聴けるのは、長い交響曲を聴く上で大事だと思うから。