09/02/25 00:46:03 n6sPnFm6
【韓国】オスカー受賞の日本映画「おくりびと」、納棺師の起源は百済[2/24]
日本映画「おくりびと」が、第81回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した。 本命といわれて
いたイスラエル映画、”戦場でワルツを”を退けてのオスカ-受賞には早くも疑問の声が上
がっている。すなわち日本のロビー活動が功を奏したという考えだ。近年の外国語映画賞
の特徴は、政治的、社会的な要素を含んだ作品がオスカーを取っていることを考えれば、
ノミネートされた5作品のうち日本映画だけが他の4作品とは明らかに異質なものだった。
ロサンゼルスにある韓国映画振興委員会(KOFIC)USAの関係者の間でも、現地での下馬
評では”戦場でワルツを”が絶対的本命だっただけにこの結果に驚いている様子だった。
この映画は日本の葬儀において納棺儀礼を取り仕切る、納棺師と呼ばれる独りの男性を
通して人の死と生を見つめた物語だ。納棺師の起源は、百済時代にわが国から日本に伝
わったことが三国史記にも記されており、わが国の伝統的葬祭文化が欧米文化圏でも受け
入れられたことは、わが国の文化的優秀性を示すものとして評価したい。
しかしながら、わが国の納棺儀礼文化は秀吉の朝鮮侵略とともに納棺師が日本に連れ去ら
れた結果、国内に納棺儀礼に関する歴史的資料等が皆無なのが現状だ。今後は国や文化
庁に働きかけ、世界文化遺産への登録を視野に納棺儀礼の復活を目指していきたい。