09/03/12 06:53:02 CnLWacyM
あさま山荘への道程を見た。
所詮は幼稚な遊びの延長だね。
560:名無シネマ@上映中
09/03/12 11:28:06 TveyseLJ
>>553 >>555
「外見に魅力を感じられない」という記述は、
公開を予定されていない「プライベートな日記」ならではの正直な心情告白なのだろうけど、
記載から長い年月が経過しているのもかかわらず、そのむき出しの「本音の告白」にある種のショックは受ける。
「日記」の性格上、関係者の心情への配慮などは当然ながらまったくないわけで、
内容の修正なしに今の段階で公にはできにくいという、ハバナの研究センターの意向は理解できる。
これは、タンザニアやプラハでのチェの個人的な文書や覚書が未だにほとんど非公開である理由とも関係していると思う。
(タニアの件などが関係しているらしいことは、関係者がなんとなくほのめかしているけど)
「わが夫 チェ・ゲバラ」を読むと、アレイダさんがチェからイルダさんのことを聞いた時、
「彼が何を言いたいのか、十分推察することができなかった」
「イルダとチェを結び付けていたものがいわゆる普通の『恋愛感情』ではないことはわかった」けど、
「私としては恋愛小説を読んでいた影響もあって、イルダは大変素敵で、
強烈な個性の持ち主なのだろうと想像」していたので、
彼女を実際に見て「それまで私が想像していたイルダのイメージはすべて崩れ落ち、私のエゴが強まりました。
この人はまったくライバルにはなりえないと確信したのです」という強烈な告白にかなり衝撃を受けたよ。
(これは恋愛という闘争におけるもっとも残酷な『勝利宣言』でしょう)
秘書の追い出しの件といい、やはり年月が経過しないと表に出せない生の感情があるからこそ、
この時期まで出版を待たなければならなかったのだなと改めて思った。
イルディータがチェと2人きりのハネムーンの最中に、
イルダさんからの「結婚祝い」(!)として訪ねてくるシーンの記述など、
抑制されてはいるんだけど、きわめて複雑な女心を感じさせる。
>りえママ風
うーん、確かに。自分もそういう感想を持ったんだよね。イルディータはお父さん似なんだけど。
>「岩間の花」という名のフランスの香水
「フルール・ド・ロカイユ」(谷間の花)キャロンのフローラルノートの香りを代表する名香だよね。
女らしくも清潔な透明感のある香りで、
チェのオーセンティックな女性への好みを象徴しているような感じを受ける。
561:名無シネマ@上映中
09/03/12 12:26:34 NNivtrBS
>>550 で書いたティタ・インファンテとチェの関係について補足すると、
チェは生涯にわたり「数多くの非常に美しい手紙」をティタとの間に交わす。
チェはその中でティタにいろいろな頼みごとをし、率直に悩みを打ち明け、辛辣な冗談もとばす。
「モーターサイクル・ダイアリーズ」の旅の最後あたりになる1952年7月24日付けの手紙で、
大学の試験の申し込みを自分の代理としてやっておいてくれるよう頼むんだけど、
「親友の私のお願いを聞いてくれれば、ゲバラ勲章を差し上げますよ」という記述がある。
チェから「親友」と呼んでもらいたかった人は無数にいるにも関わらず、
チェから「親友」と呼びかけてもらえた人は本当に数少ないことを思えば、
ティタはこの言葉を生涯誇りに思っていたようだけど、同時に悲しかっただろうな。
チェの死後の「回想」の中で、「チェが自分に対していつも敬称のustedを使い、
決して親称のtuで呼びかけないため、
チェに対して(本当は強くそうしたいのに)tuで呼び返すことが出来なかったもどかしさ」を書いているけど、
友情以上にはならないことがわかりつつ、
それでもチェとの関係に彼女はなんらかの「希望」をもっていたのだろうか。
キューバに来てといわれた時、チェが自分を「『女』として考えていない」ことを知っていても、
やはり心が揺れただろうか。
同じ「親友」でも男性であるアルベルト・グラナードとはそのあたりは全然違うことを思うと、
チェから『親友』と呼んでもらえる誇りを胸に、
本心を押し隠してチェに接しなくてはならなかったティタの悲しみが辛い。
562:名無シネマ@上映中
09/03/12 13:12:16 3hrkWhWc
話しぶった切って悪いが、カストロってまだまだ健在だな
WBCちゃんと見てて、原監督の采配まで言ってるw
URLリンク(sportsnavi.yahoo.co.jp)
563:名無シネマ@上映中
09/03/12 17:23:08 o7OZ5Rsd
元野球少年フィデルおじさんもWBC見てんだろうな~と思ってたよw
第一回WBCでは、決勝でキューバと日本が当たったしね。
そういや「28歳」で、カミーロとチェの会話で、
「そんなことより野球やろうぜ?」「うん!」みたいなのあったよね。
チェはアルゼンチン出身だから、元々はサッカー派かなと思うんだが、
(放浪時代のアルバイトで、サッカーのコーチやってなかったっけ?)
その頃には野球も好きになってたのかな、と思ったりした。
しかしこのスレ読んでると、チェという人間が、
立体的というか陰影深くなっていくね!
564:名無シネマ@上映中
09/03/12 17:58:18 xVnUKpSu
子どもは、最初はサッカーチーム分と言ってたのが、
その後、野球チーム分に変わったみたいで、だんだん
キューバ人になっていったんだね。
アレイダとの結婚披露宴?のめちゃめちゃ嬉しそうな
チェの表情の写真が印象的w
565:名無シネマ@上映中
09/03/12 19:05:54 o7OZ5Rsd
>>564
それでアレイダとの間に、次々に子をもうけたのか!
本気で野球チーム作る気だったのかもな!
566:名無シネマ@上映中
09/03/12 19:27:23 CnLWacyM
>>561
きっつうぅぅぅ~~~~~これは耐えられないわ、普通。
567:名無シネマ@上映中
09/03/12 22:20:34 UhCPU90F
>>560 くどいようで・sumason
>外見に魅力を感じられない・
は、もともと女性として見れなかった(好みなタイプでなかった)のに
イルダの強い押しでチェは結婚という形をもったためなのか、
それとも、妊娠出産し母親となり、当然体形が変わってしまった(崩れた?)
イルダに女性として惹かれなくなったのか。
後者のような気もするが、知り合った当時チェは生活やら喘息やら革命志向となる暗中模索やらで
イルダを女性として見て選び吟味している余裕などなかったんだろうなぁ。
でも卒業後の最初の婚約破棄もそうだけど、捨ててきた婚約者の話をイルダに持ちかけても
どうにもならんことだし(どうせ親が後始末)
またイルダとの関係を自分の中で勝手に終わらしておいて、アレイダにイルダの
ことをどうのこうの言うんではなくて、(逆だろ)イルダにアレイダの存在を
きちんと明かして、自分から正面きって清算(離婚手続き)すべきなんだけどね。
まぁ、こういう三角関係的な場面では修羅場さけ逃げ腰になるのが普通なんだろうけど。
568:名無シネマ@上映中
09/03/12 22:41:18 lFF3HU3q
>>548
一番堅苦しいんだがあんたがw
もっと気を楽にしてスレ読みなよ
何が気に障ったのか知らないけどみっともない
569:名無シネマ@上映中
09/03/12 22:51:31 UhCPU90F
チェの、女性の気持ちに鈍感で、不器用なところは、
こういった暗礁に乗り上げた結婚生活のように、生の人間同士の
予想不可能で現実的なトラブルが発生したときに、
チェの弱さを露見させていると思う。
たとえばキューバ革命中に兵士同士の撃ち殺し事件があった際、
集会で兵士を集めてチェが演説したけれど、説得力なく皆荒れだし
結局カストロが変わって演説し静めたし、
革命とはそれたところでトラブルあったときも、チェはいまいち説得力もたない
弱肉強食のいびつな社会構図を子供の頃から見てとれたチェだからこそ、正義感あふれる
生粋の革命兵士になっただけど、性差を超えた人間性から来るものや
物質的なことごと以外から生じる人の心の痛みや女性の心理などは、
(いわば人の気持ちがつかめない)チェはいまいち・だったのかも。
570:名無シネマ@上映中
09/03/12 23:04:33 UhCPU90F
結局、母親セリアから受けた「特別」な愛情のせいだとも思うのよ。
チェの弟は、その母親のことを、世間一般的な俗にいう"教育ママ"で
子供ら皆大学進学させるために力をそそいだが、それはまた「特別」な
ものでもあった。だが弟はその部分は「言いたくない」のだそうだ。
(相当なスパルタ鬼教育だったのかな)チェ自身はなんなりとそれを
飲み込み、母親の思い描く大学卒業まで果たした。
ある意味母親の子供らへの愛情(情操教育)というものがどこか偏って
屈折していたものでもあったのかも。
571:名無シネマ@上映中
09/03/12 23:47:58 UhCPU90F
>>560
>>「フルール・ド・ロカイユ」(谷間の花)フランスの香水
ついうっかりスペイン語で探しても、どうりで見つからないはずだ。w(仏);
チェはこんな?ところにも心憎い表現を活用しているんだと思った。
映画「28歳」のシーンにもあったけど
チェがなんちゃって医師のごとく、貧困で栄養不足の農民らを診る医療シーン
なかでも女性らのことを「ここの地域は女性は皆実年令より歳くってる」
とその貧困さと栄養不足、疲労から来る同じような(ワンパターン)症状をうれいている。
回顧録なる戦闘記録のなかでも、農村地域の女性が皆若いうちから歯が抜けて
年令wより老けて見えるとあり、そのありさまを
『山中の岩間に咲く花だが、手入れもされずほうりっぱなしにされてる花のようだ』
と表現している。
フランス香水「谷間の花」は、同じ花でもそれとは反する別物と言う意味
なんだろか?。そんな風に、革命前に見た老女のような女性農民らと
アレイダを、言いわけてるなんて実にうまいなぁ。と思った。
(農民女たちは失礼しちゃう!なんだろうが)
572:名無シネマ@上映中
09/03/13 00:13:46 rMYEem4l
カミロが悪口の誤解がとけたあとの「野球でもやろうぜ」は、
あの山ん中でどうやって野球なんか?と一瞬疑問が湧いたが、
カミロのことだから山中でも野球十分楽しめたんだろうなと。
またキューバは革命前から野球の国だったのかぁと。
今は野球が教育過程では必須?科目のようだし、大学までついてまわるそうだし。
あの悪口誤解シーンで カミロが実知識豊富なのがわかった。
キューバであの時代に「腹話術師」(Ventrílocuo)というものがあったなんて
知らなかった。日本だけじゃないんだね。
また同僚の兵士が知り得ないしえない「腹話術師」を、同年代のカミロが
兵士になる前に見たことがあり、その言葉を知っていたからね。
カミロは革命兵士になる前は洋服屋だったり、先生をやってたりだけど、
あまり情報がなく?その素性も知られてないようだ。
グランマ号も、たしか前日?かに「俺も入れてくれ」と急に乗り込んできたとか。
どさくさにまぎれて、人(兵士)を信用する、しないとかもいろいろあったようだ。
573:名無シネマ@上映中
09/03/13 00:54:56 shbgrMY8
>>572
カミーロは絵描きもやってたんじゃなかったっけ、
そんでアメリカにも行ったとか?
シエラの住民からしたら、とてつもなく見聞の広い人だったろうな。
「悪口(誤解)」の場面、なんか好きだ。
俺はお前のこと買ってんだよ、がんばれよ!と、部下をフォローする。
カミーロってこんな人だったのか、こりゃあ人気あるよな、って感じで。
そんでチェとも仲良しだったんだな、と。
574:名無シネマ@上映中
09/03/13 01:37:51 F7PQhnWL
>>568 ??
気に障ったらしいから弁解したまでで、
なんでいつまでもつっかかってくんのかよくわからんが
最後の一言はそのまま返すわ。
575:名無シネマ@上映中
09/03/13 10:54:30 PXNBNb9z
>>563
>その頃には野球も好きになってたのかな
「フォト・バイオグラフィ チェ・ゲバラ」(原書房 2003年)の92P~93Pに、
「野球入門 シエラ・マエストラ 1958年」とタイトルがついた、
チェがバットを振ってるなかなかかっこいい連続写真4枚があって、
説明によると「ゲリラ兵はシエラ・マエストラの自由時間に野球をし、
チェに教えようとした。アルゼンチン生まれの彼にとって、
主なレクリエーションは、サッカー、ラグビー、チェスだった」とある。
戦闘の合間には、本を読んだりスポーツしたり、リラックスタイムを楽しんでいたようだね。
>放浪時代のアルバイトで、サッカーのコーチやってなかったっけ
「モーターサイクル・ダイアリーズ」の本文でも、
旅先でサッカーの試合に招待されている記述がいくつか出てくるけど、
クスコで地元のチームの試合に招待されたときには、
「アルベルトと一緒にブエノスアイレスの一軍のチームで選手をしていたことを、
あくまで控えめに証明した」とあるから
結構高いレベルのプレーができたよう。
彼らの高い技術を喜んだホテルのオーナーでもあるチームオーナーが、
ホテルに無料宿泊させてくれたりしたし、
見知らぬ土地でコミュニケーションを取る良い手段であり、
「芸は身を助ける」でもあったんだね。
>>564
>アレイダとの結婚披露宴?のめちゃめちゃ嬉しそうなチェの表情の写真が印象的
あのちょっとおどけたような表情がいいよね。
でも女性たちがみんな正装なのに、男たちはみんな相変わらずの戦闘服。
いや、モーニング着なさいとはいわないけど・・・w
576:名無シネマ@上映中
09/03/13 11:32:15 PXNBNb9z
>>566
>きっつうぅぅぅ~~~~~これは耐えられないわ、普通。
本心を告白すれば失恋するだけでなく大切な友情までを失うことになる、
それがわかっているから最後まで言えなかったんだろうけど、
本当に耐え難い苦しみだったと思う。
チェの恋愛の相談までされてるんだし・・・
ティタはチェとの友情について
「お互いのいいこと、悪いこと、何でも遠慮なく言い合えた。
チェはとても正直で誠実な人だったから、少ない言葉でたくさんの思いを伝えることができた」と語っているけど、
一番伝えたかった思いは伝えられなかった皮肉。
ティタはチェの死後、76年に自殺するまでうつ病に苦しむことになるけど、
その心中を思うとやりきれない。
チェはもちろん彼女の本心など知らなかっただろうけど。
577:名無シネマ@上映中
09/03/13 11:45:18 2GFK0Xu/
>>575
制服のある職業の場合、その制服を正装として定めている場合が多い。
キューバにおいては、ゲリラが出自という事もあり、あの戦闘服が正装で
あったのだろう。
あと、パーティーでモーニングは非常識だぞ。
578:名無シネマ@上映中
09/03/13 12:00:09 FDVn8A/B
>>560
>タンザニアやプラハでのチェの個人的な文書や覚書が未だにほとんど非公開である理由とも関係していると思う。(タニアの件などが関係しているらしいことは、関係者がなんとなくほのめかしているけど)
タニヤって映画だとそういう風に描かれていないので意外です。
よろしかったらもう少し詳しく教えて下さい。
579:名無シネマ@上映中
09/03/13 12:04:41 PXNBNb9z
>>572
>カミロが悪口の誤解がとけたあとの「野球でもやろうぜ」
ソダーバーグとデルトロのインタビューでこの件について語ってる。、
ソダーバーグ「(このカミロの悪口に関するエピソードは)短いシーンだけど、とてもいいシーンで気に入っている。
このエピソードは(共同プロデューサーでもある)デル・トロが見つけてきたんだ」
デル・トロ「これはカミロの死後、2、3年後のゲバラのある席でのスピーチの中で紹介されたエピソードで、
伝記映画にふさわしい面白い話だと思ったから入れた」そう。
デル・トロ曰く「撮影が始まってからは演技に専念したけど、
その前の準備段階では、チェについての証言をしてくれる人にアポをとって会いに行くという、
とてもクリエイティブな作業の積み重ねだった。そうして自分で直接つかんだ情報や収穫を、
脚本担当のピーター・バックマンに伝え、脚本作業に役立ててもらった」
「またソダーバーグから、『こういうエピソードはないかな?』という要求を受けて、
それに近い情報を得るためにいろいろ調査したりロケハンしたり、良い証言者が見つかれば出向いて話を聞いたり、
ともかくストーリーライン作りから関わったことは、自分にとって大きな挑戦だった」と話しているけど、
こうした努力は小さなエピソードにも生かされて、登場人物の奥行きを深くしていると思う。
カミロとカストロの野球ユニフォームでの2ショットは、
「エルネスト・チェ・ゲバラとその時代」(現代企画室 1998年)の62Pに
「髭男たちの野球チーム 1959年」のタイトルであるけど、
これを見ると、「カストロって大柄だな~」とびっくりする。