09/02/08 02:17:00 NqPdIH55
虚偽(偽善)と真実― といのが核のテーマだと思った
単なる馬鹿夫婦の矮小な話ではない。
みんなが印象的だと挙げる、あの「静かな朝食」シーンも、
まるで「絵に書いたように」嘘くさい。夫のほうはむしろリアルだと
感じたのかもしれないが、妻のほうはあきらかに確信犯的に
演技している
(―という演技を見事に演じたケイト・ウィンスレットの力量には脱帽)
それにしても、今回の配給会社の宣伝の仕方はひどすぎるな。
副題にしても、ポスターにしても。あれじゃ、普通のラブロマンスだ
と勘違いしてしまうじゃないか
なんて呼ぶのかしれないけど、宣材って言うの?よく、劇場に
その作品宣伝用の大きなパネルみたいのあるじゃん。
【レボリューショナリー・ロードにちなんで、あなたの大切な人へ
へのメッセージ】とかいって、一般人から集めたような
「いつまでも愛している」
「いつまでもいっしょにいようね」
的な、ハートウォーミングだけど陳腐な、一言コメントがたくさん
貼られていた
笑止千番だよ。この映画の内容とぜんぜんそぐわないじゃん(むしろ間逆)。
黒をも白にしてしまうのは、夫フランクではなくて、配給会社だと思ったぜ
この映画はまさしくこの種の偽善性を否定しているのであって。