09/01/17 14:28:20 DTsjHY1s
日本人は外来語の「ボディ」の意味に死体という意味を含めていない
「ワールド」に変えたのは誤解を恐れてのことだろう
ボディといわれて連想するのはボディアタック、ボディブロー、ナイスボディ
全て生きているものでありなおかつ活き活きとしているというイメージも
ついてくる。
邦題の設定が知識のない人のやっつけであるとは考えにくい
おそらくは、邦題を設定した人は十分に原作を知っていて、あえて「ワールド」
の一句に変えてしまったのだろう
ボディという言葉で誤解を招くよりもワールドという言葉で幻惑するという事を選んだ
本の題名の在り来たりな設定のされ方は背表紙を見た人を惹きつける「幻惑」、
内容に忠実に、フォーマルな言葉遣いで伝える「直球」
ここでbody of liesを改変してみると
Bodies of lies(複数の嘘の複数の死体)これだとBodiesを塊などの抽象的な意味で
認識する人は少ない。しかしながら本の内容が幾ばくか想像されてしまう
Body of a lie(嘘の死体、もしくは塊)これはbodyの意味はごまかすことができる
しかし、lieが単数であるため「一人の人間が嘘をつく、もしくは一つの嘘」と想像されてしまう
また、a lieはliesと比べるとほんの僅かだが間延びしている
Body of lies(複数の嘘の死体もしくは塊)これは全ての単語が「幻惑」の効果を生む
もともとof自体が幻惑の効果を出すために多用される前置詞だ。ことさら文学の世界では
このスレでのやり取りで誤解をしてはならないのは、「Body of lies」は「正確な伝達を目的として
使われる文章」ではないということ。殺人現場なんかで「あのボディはオブライズです!」
などと言うと怪訝な顔をされるので注意が必要だ