09/01/28 20:59:48 K3lLZAZT
たけし映画初心者です。まず「その男、凶暴につき」見ました。
演出の意図の質問があるので、親切な人は教えてください。
たけし演じる我妻（「あづま（東）」と聞こえたんですがネットで調べたらこっちらしいですね）
が浮浪者殺した悪ガキをボコった後、シーンが変わって川面を行く船に
子供が缶とか投げてる橋の上を我妻が大股で歩いていきます。
一方、終盤近くで我妻が死んだ後、新米刑事の菊池が橋の上を我妻のように大またで
歩く場面が写り、その後我妻を殺した黒幕の側近から
「お前に○○（我妻の先輩刑事でクスリの横流しやって偽装自殺で死んだ人）の代わりが
できるのか」と言われ、菊池が「ボクは馬鹿じゃないですから」と黒い笑い浮かべてラスト。
この、生前の我妻を思わせるような菊池のしぐさ、そこから一転して背信に至る流れは、
菊池が我妻のような刑事になりつつあるように観客に思わせておいて、
どんでん返しを成立させる目的があったものと考えていいでしょうか