08/10/05 20:39:09 HgUnNmIR
個人的なおちとしては
主人公が、「現実」にきづいて
そことおりあいをつけながら
生きていくと決心した。
ということなんじゃないかな。
現実の中で生きているのは、会社員もアーティストも同じ。
でもそういう映画を武がとるのって予定調和すぎるなー。
ちょっとあれだけど、現実とおりあいつけられず、めためたになって最後に湖に入水して自殺していく国王の話を
描いたのが、ヴィスコンティの「ルードヴィヒ」
彼は、芸術に入れ込んで国費を浪費して、最後に頭がおかしくなったとして廃位させられた。
どっちが傑作かというと圧倒的にルードヴィヒ。
北野の芸術家残酷物語って、だからどうした、としか思わない。
ルードヴィヒは、人生のありとあらゆるものの示唆を含んでいて
圧倒された。