08/05/08 10:06:28 pDk3CSMc
>>590
ただ、死刑をテーマにした番組を放送できなかったことがずっと心残りだったといい、
裁判員制度の開始が迫ってきた今春、「今こそ番組にすべきだ」と一念発起。
春休みの三週間、編集にあたり、古巣の同局に持ち込んだ。
「死刑の方法や法相によって執行人数が異なること、
長期間死刑囚に接する刑務官に執行させることの是非など問題点も多い」と指摘する植松さん。
自身は「あえて言えば“消極的な”存置論者」なのだという。
「犯人に死刑を望むであろう自分がいて、声高に廃止と叫べない。
今も揺れ動いているし、悩んでいるんですけど」
■テレ朝でも先月放送
文化放送が放送したテープは、テレビ朝日も先月二十九日の「スーパーモーニング」で流していた。
テレ朝は執行の瞬間は流さなかったが、死刑への賛否をめぐる討論部分を含めたコーナーを約五十分間にわたって放送した。
同番組では十分程度のテープの音声に加え、死刑囚を見守った教戒師の遺族、
日本弁護士連合会「死刑執行停止実現委員会」の弁護士や刑場を視察した衆院議員、
再審無罪となった元死刑囚・免田栄さんのインタビュー(90年代に収録)などを交えた。
スタジオでは死刑廃止派の作家・若一光司氏や存置派の大沢孝征弁護士らが議論した。
視聴率はスタジオでの議論が始まった部分が最も高く、
瞬間最高で10・6%(番組全体では平均8・4%)を記録した。