06/03/30 02:09:14 oowxQzNP.net
個人ラージヒル2本目が終わった後、原田の得点は出なかった。
原田がメダルを獲得したと興奮するインタビュアーとは対照的に
原田本人は冷静だった。
「あれ?僕、入ってるんですか?飛形点が低いとかじゃなくて?」
原田本人は6位(白馬の電光掲示板は6位まで表示される)にすら入ってないと思っていたのだ。
1本目6位で、2本目最長不倒を飛んだのに何故6位にすら入ってないと思ったのか。
普通なら疑問に思うであろう。しかし、これにはちゃんとした理由があった。
原田は2本目のジャンプの着地の際に地面に手を付いているのだ。(ビデオがある人は確認しよう)
ジャンプでは着地の際にスキー板以外が地面に付くと「転倒」とみなされる。
もうお分かりだろう。原田は2本目で転倒していたのである。
本当なら飛形点は11点ぐらい、総合ポイントは約240点で
6位の岡部(250.1点)にすら遠く及ばなかったのである。
ホームだから原田のミスを見逃したのか、審判が転倒に気付かなかったのか
もはや知る術は無いが、
あの感動の銅メダルは審判の誤審により生み出されたということは事実である。