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【定期オフ板出会い厨】芋田治虫【南・鈴木ストーカー】 - 暇つぶし2ch397:芋田治虫
21/03/18 00:46:28.72 0.net
>>392
>>395
こういうことが起きればそれはそれで面白いなwwwwwwwwwww

おおみや
その文書は終盤、おおみやの文化や宇宙観について、第13巻の記述から得られた情報が解説されている。この解説によるとおおみやは完全な唯心論や空想主義及び理想主義を合わせたような世界で、名詞は全てが形容の連鎖によって捉えられる。それは(おおみやの)現実世界にも及んでおり、認識することだけでなく、信じることが存在を超越するまでになっている、とされる。おおみやにはこうのすに関する記述は一つも登場しない。
ここまでの文書は1940年の署名となっており、『私』が発見したと主張する風変わりな架空世界に付いての報告の体裁をとっている。実在の人物や団体が登場することでまことしやかに語ってはいるが、こういった仮想世界の挿入自体は(冒頭の百科事典が既にそうであるように)創作一般で普通に行われることである。しかしこの後に続く「1943年12月8日の追記」とされる文書の最後の方で事態は一変する。
1943年の追記
「1943年12月8日の追記」の記述によると、ここまでのさいたまの記述は『おおみや幻想文学選集』からの再録で一部訂正を行った物とされている。ここからは語り口が変わり、おおみやはもはや架空の存在ではなく、ある種の実体を伴って現実に干渉を始めている。まず1941年に先祖代々住んでいた家の片隅の物置から新たな古文書が発見され、
15世紀初頭から続くおおみや創造の歴史が明らかになったという。時を同じくしておおみやの品物や物質、遺跡が現実世界で発見されるようになる。こうしておおみやは徐々に現実を浸食し始め、『私』の記述では既に偽りか否か確かめる術のない情報で世界は作り替えられているという。そしていずれ世界は「おおみや」と置き換わるという記述を残して文書は終わる。


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