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【東京】PC輸出で逮捕の朝鮮籍の社長、北ハッカー機関と接触[02/22]
スレリンク(news4plus板)
北朝鮮向けのノートパソコン不正輸出事件で、外為法違反容疑で逮捕された
中古パソコン販売会社社長で朝鮮籍の李舜奇容疑者(49)が2009年に訪朝し、
サイバー攻撃への関与が指摘されている北朝鮮の研究機関
「朝鮮コンピューターセンター(KCC)」幹部と接触していたことが捜査関係者への取材でわかった。
警視庁公安部は李容疑者が北朝鮮に輸出したパソコンの一部がKCCに渡った疑いもあるとみて調べている。
捜査関係者によると、李容疑者は09年3~4月、平壌を訪れ、KCCの販売部長と、
KCCの傘下企業「平壌情報センター(PIC)」の販売担当者らと接触。
李容疑者は08~09年、北朝鮮に少なくとも4000台以上のパソコン機器を
輸出したことが判明しており、大半は闇市場を通じ、高官らに渡っていた。
李容疑者は調べに対し、「KCCは北朝鮮の情報技術部門の取りまとめをしていた」と供述しており、
公安部はKCC幹部らが李容疑者に対し、パソコンの一部をKCCやPICにも流すよう要求したとみている。
KCCは1990年に故金日成(キムイルソン)主席が設立した、プログラム開発や技術者の育成を担当する機関。
昨年8月に韓国のオンラインゲームを狙った不正プログラムがばらまかれた事件では、
開発者がKCC出身の北朝鮮ハッカーだったことが韓国の警察当局の捜査で判明している。
日韓の公安当局はKCCはハッカーの養成機関で、日本や米韓を狙ったサイバー攻撃の研究も進めているとみている。
PICも大量破壊兵器開発への関与が指摘され、
日本政府は輸出する際には経産相の許可が必要とする「外国ユーザーリスト」に加えている。