14/10/17 01:02:05.68 IbDOJS8J.net
大事なのは精神の持続力。北島にも実践していたことだが、大会前には全日程の行動スケジュールを綿密に決め、
1戦目の結果に左右されずに全力で戦い抜くイメージを、細かく強く持たせておくことが重要だと考えている。
これは北島や萩野だけではなく、全アスリートが挑む予選と決勝の切り替え、またトーナメント形式で戦う柔道やレス
リング、その他チーム競技でも通じることだろう。
そして日本競泳界では残念ながら、世界で戦える選手と、日本代表に選ばれることが最大の目標になっている選手
の二極化が進んでいる。後者は4月の日本選手権(代表選考会)が心身のピークとなり、最も肝心な夏の国際大会
で自己ベストが出せていない。
指導者は年間のプランニングを、見直してみてほしい。日本選手権を百パーセントの力で迎えるのか、その後、夏ま
ではどのような強化ができるのか。同じことを繰り返しても、選手は息切れするだけだろう。選手の育成は、指導者の
想像力なくして始まらないと思っている。
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