08/06/11 14:39:05 xqcktMWN.net
>>149
たこやきラバーの開発の経緯をまとめてみたので参考までに。
トライアスロンやダイビングで使うウエットスーツ素材で世界トップシェアを誇るトライアスロンの世界では有名な素材メーカーである山本化学工業。
トップクラス選手に普及してるらしい。競技にはウェットスーツが推奨される。低温や波のあるときは着用義務となる。
厚さ5ミリ以内、特殊加工は禁止。日本選手権では、水温20 度以上で安定しているとき着用禁止。
海水温が暖かいとウエットスーツが使用できない。
そんなスイマー達の遠泳用水着の素材として依頼があり薄い積層構造のバイオラバースイムを開発。
最近になってニュージーランドのメーカーblueseventyが遠泳用水着を商品化。
昨秋、国際水連(FINA)が競泳でも積層構造の使用を認める規定改正をした際
昨年11月?頃に、山本化学工業は自信を持って日本水連サプライヤーのミズノ、アシックス、デサントの3社に使用を打診したがどこ一つとして採用してもらえなかった。
いろんな意味において、この時に事の重大さに各社が真剣に取り組んでいればこれほどの問題になっていたのだろうか。
今年5月近くになって本格的にマスコミ等で水着問題がとりあげられられるようになり、あとはみなさんの承知のとおりのゴタゴタ劇となる。
スピード社は、ウエットスーツ製造で山本化学工業の素材を使用している。
その素材に対する恐怖はどこよりも早く感じていて、強く意識していたらしい。
スピード社からは素材開発の動向を尋ねる連絡が当時何度もあったという。
さすがに着眼点が違うと思った。スピード社。
当時は積層構造の水着はスピード社と山本化学工業の2社の素材を使用したものだけFINAの認可を受けた。
いまは国内メーカー国外メーカーともに大慌てで開発中の申請中の為、状況もかなり変わっているとおもう。