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貴景勝 若い衆相手に当たりを確認 来場所出場へ向け逆算調整
右膝を負傷し先場所を途中休場した大関貴景勝(22)=千賀ノ浦=が27日、名古屋市内の部屋で立ち合いの踏み込みや、若い衆のぶつかりを受ける稽古を再開させた。
名古屋入り後、基礎運動で体を作ってきたが、実戦再開へ向けた調整の段階が一歩上がった。
相撲がまだ取れないため、尾車部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古は回避。部屋に居残り独自メニューを優先させた。
四股などで体をほぐすと、土俵に入り、若い衆相手に当たりを確認。計6度、患部の状態を気にしながら、動きは問題なし。最後は若い衆相手の当たりを受け止め、両足に圧力をかけた。
患部への負荷はまだ「5、6、7割」と慎重。28日以降、さらに圧力をかけ、ぶつかりの回数も増やしていく。
初日から5日前の7月2日までに相撲を取る稽古を再開させるのが目標で、初日に間に合うよう、逆算して調整している。