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貴景勝関、
母校で優勝報告 西宮・仁川学院小
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大相撲九州場所で幕内初優勝した
兵庫県芦屋市出身の
小結貴景勝関（２２）＝本名佐藤貴信＝が３０日、
母校の仁川学院小学校（西宮市）を訪れた。
児童らに優勝を報告し
「うまくいかなかったときに
自分で考えて乗り越えることが大事。
一生懸命試せば、必ず道は開ける」と励ました。
貴景勝関は小学２年のころに相撲を始め、
２００９年３月に同校を卒業。
２０１４年に初土俵を踏んだ。
九州場所の前に、親方が退職した貴乃花部屋から
千賀ノ浦部屋に移籍して再出発し、いきなり栄冠を手にした。
講堂で貴景勝関の登場に先立ち、
教諭らが小学校時代のやんちゃぶりや
「２０歳で横綱を目指す」と書いた卒業文集などを紹介。
貴景勝関が姿を現すと、児童は跳びはねて喜んだ。
会場の全員から声をそろえて「優勝おめでとうございます」と祝福されると、
貴景勝関も思わず笑顔に。その後、
「しんどいこともあったが優勝できた。
僕も頑張るので、みんなも勉強を頑張ってください」と真剣な表情で語りかけた。
３年の男子児童（９）は「テレビで見るよりもかっこいい。これからも優勝して、日本一の横綱になってほしい」と話した。（竜門和諒）