【8411】みずほ FG part3at STOCKB
【8411】みずほ FG part3 - 暇つぶし2ch456:名無しさん@お腹いっぱい。
23/03/29 11:08:57.80 HjtamwFM.net
三菱とみずほ、何が分けた 金融不安が迫る即断今も-本社コメンテーター 梶原誠
2023/03/29 10:00 日経速報ニュース

 金融大手UBSによるクレディ・スイス・グループ救済で、世界中の金融機関が色めき立っている。一つは金融不安がどこまで広がり自分は
大丈夫かという緊張。もう一つは、混乱を成長のきっかけにできないかという期待だ。
 UBSとクレディは世界で事業展開するライバル。部門の重複は避けられず、事業の売却や人員の削減は待ったなしだ。リスク管理の厳し
いUBSが、米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントとの取引で巨額損失を出したクレディの投資銀行部門を引き継ぐのか、といった
臆測が、米国をはじめ各地で広がる。

 「やるんだ」という強い意志

 この機会に優良顧客を持つ事業の買収、投資銀行家や富裕層の資産管理担当者の獲得を考えなければ、大手金融の経営者として怠慢
だ。すでに、関心を持つ金融機関として多くの顔ぶれが報道で取り沙汰される。米国のJPモルガン・チェース、欧州のドイツ銀行、そして日本
のみずほフィナンシャルグループ(FG)……。
 みずほには痛い経験がある。2008年9月のリーマン危機。モルガン・スタンレーから出資を頼まれたのに応じられなかった。大混乱の中、
1兆円相当の出資を決断したのはライバルの三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)だった。
 その後の明暗は周知の通りだ。08年末と比較すると、MUFGの株価は今年2月までに76%上昇したが、みずほは18%下げている。
 危機を脱したモルガンは、成長軌道に乗った。株価も上昇し、MUFGが保有するモルガン株の価値も膨らんだ。その額は2月末で350億ド
ル(約4兆5千億円)。MUFGの時価総額の4割弱はモルガン株の評価が支える。350億ドルはみずほの時価総額の9割弱に及ぶので、出資
していたら同社の価値も大きく高まっていた。

 リーマン・ブラザーズが破綻し、次はモルガンといわれていた。それでもMUFGは決断できた。したたかに準備を終え、出資を前提に検討で
きたからだ。当時実務を担い、後に最高経営責任者(CEO)を務めた平野信行氏は2年前、NIKKEI Financialに内幕を明かしている。
 コンサルティング会社のマッキンゼーを入れ、弱点だった投資銀行業務の強化策を立てていたこと、その一つが「バルジ・ブラケット」と呼ぶ
名門投資銀との資本提携だったこと、何より重要なのは、モルガンへの出資というチャンスが訪れた際に「やるんだ」という強い決意があった
こと―。

 「落ちてくるナイフの『柄』をつかんでみせる」。モルガンというナイフをつかんで大けがをする事態を恐れる声に、平野氏は当時こう反論した。
「リスクがあるのでやらない」という楽な選択ではなく、リスクを乗り越えてどうやり抜くかの難路を選んだ。
【関連記事】モルガン救った90億ドル 米政府、三菱UFJに証文(2013年掲載)
 みずほにはそれができなかったのだろう。「我々は3日も待った」。みずほに先に支援を要請したのに色よい返事がもらえなかったことを、モ
ルガンのCEOだったジョン・マック氏は嘆いた。


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