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米エクソン、ロシア石油事業「サハリン1」撤退
ウクライナ侵攻
2022年3月2日 9:30 (2022年3月2日 11:26更新)
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【ヒューストン=花房良祐】米石油大手エクソンモービルは1日、極東ロシアの資源開発事業「サハリン1」から撤退すると発表した。
同「サハリン2」からは英石油大手シェルも撤退を表明済み。
ウクライナ侵攻でロシアへの批判が高まるなか、同国での資源事業から手を引く動きが広がっている。
具体的な撤退時期には言及しておらず「操業を徐々に停止して合弁から撤退する手続きを取り始めた」という。
主に原油を生産するサハリン1にはエクソンが30%を出資。
ほかにサハリン石油ガス開発(東京・港)が30%、ロシアの石油大手ロスネフチとインドの石油天然ガス公社(ONGC)が20%ずつ出資している。
サハリン石油ガス開発には経済産業省、伊藤忠商事、石油資源開発、丸紅、INPEXが出資している。