13/07/13 NY:AN:NY.AN i21bamC5.net
予め話し合うお題を決めてから臨む有料相談ではなく、
どんな分野の法律相談もOKの市役所でやっている無料相談でだが・・・
分かりません、とか、法律素人の俺でも分かる間違えとか、の繰り返し。
まず、労働問題の相談。
「労働問題は専門ではない」と言っていたが、
それにしても、更衣時間が労働時間に含まれるかどうかの判例とか、健康診断を労働時間に含むべきかどうかとか、
退職者の請求があった場合は業務に支障をきたす場合であったとしても満額の年休を付与しなければならない事とか・・・
こんなの素人でもちょっと詳しい人なら知ってることなのに、
ちっとも知らなかった。
条文暗記だけでなれる社労士以下。
次に、これは別の弁護士だが、
女性専用車両について相談。
「男性の任意協力による」ことを知らかった上に、
「男性でも障害者と小学生以下は乗れる」ことすら知らなかった。
任意ってのは憲法の問題とか考えれば知らなくても推論できることだし、
障害者と小学生以下は乗れるってのは法律云々に一般常識だろう。
この程度の法律知識、論理的思考力でなんで弁護士が務まるの?
そりゃさ、「専門分野じゃない」ってのは分かるよ。
でも、俺が求めたのは、裁判になったとか複雑な法解釈がどうとかじゃなくて、
単なる法律一般論を聞こうとしただ。
専門分野以外とはいえ、
例えば歴史学の大学教授は自分の研究している時代以外でも最低限の知識はある(「自分は近代史研究してるから『邪馬台国』を知らない」なんてあり得ない」し、
例えば医者はそれが精神科医であっても一般人よりは内科や外科や整形外科にも詳しいだろう(歯科を別にすれば、免許は共通なわけだし)。
弁護士だって「弁護士資格」取得のためには法律全分野を学習してるはずなのに、
なんで、最低限の法律知識すらないわけ?