08/05/30 15:00:07 qIVOj/n0.net
一般の人がイメージする警察官の仕事というのは、駐車違反などの交通違反を取り締まったり、
刑事ドラマなどで見るような、殺人や強盗などの犯人を逮捕する、というのだろうね。
だから、一般人は、「警察官は、何も悪いことをしていない人を呼び止めたり、拘束することはない。
何か悪いことをして、初めて呼び止められたり拘束される」と思い込んでいる人も多い。
バイクに乗った人が警察官に呼び止められたら、普通は、一旦停止の標識の所で一旦停止をしなかったとか、
スピードを出し過ぎた、などの交通違反があったからだと考えるだろう。
しかし、バイクに乗った人が、チベットの旗を持ているという理由だけで呼び止められたら、
交通違反の延長で、「何の法律に違反したの?それで切符切れるの?」と思うんだろうね。
でも、警察官の仕事というのは、違反や犯罪が起きてから動くだけとは限らない。
警察官は、暴動などの混乱を未然に防ぐのも重要な仕事。だから、ビデオの警察官が言っているように、
チベット旗を中国人に見せて挑発すれば、喧嘩や、最悪の場合暴動に発展する恐れもある。
ヤクザが集会を開いている所に、対立する組の組員が近づけば、抗争に発展する可能性が高い。
長野の聖火リレーは、中国・北京オリンピックの聖火リレーなので、それと対立する組(チッベト支持者)
が近付けば、抗争に発展する可能性は十分考えられる。(実際喧嘩が起きている。)
警察官から見たら、チベット支持者は、喧嘩を売りに来た対立する組と見られているんだよ。
ここは日本だ、という人がいるけど、イベントそのものは中国側の主催であるわけで、
日本政府が受け入れた以上、警察としてもそのイベントを無事に終了させる義務がある。
ここは日本だから、中国のイベントを妨害してもよい、なんていう理屈は通らない。