19/12/31 23:55:54.18 .net
臨床実習での指導の様子について元学生たちを取材した。大阪府内の理学療法士専門学校で留年が決まった後、退学した府内の男性(25)は岡山や高知の病院や老健施設で実習を受けた。
「質問しても(指導者は)きちんと答えてくれず、禅問答のようなやりとりを繰り返した。大量の課題を出されて毎晩、明け方までリポートを書いた。昼間は『おまえは向いてないだろう』と言われ続けた」と語る。
九州地方の30代男性は大学卒業後、専門学校2校に計6年通ったが実習に合格できず国家試験を受験できなかったという。
「実習先では指導役に暴言を吐かれ、人格攻撃されたうえに不適格とされた。そこから他の就職口を探すのも大変だった。費やした時間とお金を返してほしい」と訴える。
兵庫県内の病院で理学療法士として働く40代男性は資格取得まで7年かかったといい「学生の実習での様子を評価する客観的基準がなく、指導者との相性が合否を左右すると感じた」と指摘。
「指導役になる療法士は仕事に追われ、学生の面倒まで見切れないのが実情。学生がストレスのはけ口としてパワハラを受ける可能性はある」と語る。