21/02/14 20:45:31.82 .net
>>236
前半は後半への伏線の宝庫だが、重要な伏線の一つがマリの臨終間際の
おじい様は私達を快く迎えてくれないという絶望的な内容のセリフ。
これがあったからペリーヌは自分が望まれていないことを理解し、
早期名乗りを断念した。
(ビルフランの厳しい表情とロザリー情報もあったろうが)
またマリは結婚に猛反対されてるのは熟知してただろうし
歓迎されてない家へ娘一人をやることに最後まで不安を
感じてたことだろう。
そして臨終間際のもう一つの言葉、人を愛するには先ず自分が
愛さなければいけないという希望の言葉が大きい。
この絶望と希望の言葉を胸にひめ、ペリーヌは早期名乗りは辞め、
先ずは信頼(愛情)を築くことに注力したのだろう。
ペリーヌのマロクールでの活躍はマリの遺言が大きく寄与している。
ただ、このパリ編は病んで弱っていくマリと家財を売り凌ぐ様子を
見るのが辛過ぎて再視聴で飛ばす人が多いことだろう。
しかし母の死でペリーヌは一気に成長した。(成長せざるを得なかった)