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>>68
東映テレビ事業部からプロデュースを任された吉川進は
同時期の「宇宙刑事ギャバン」でもリアルロボットアニメブームを意識しており、
ダイラガーは吉川氏が初めて手掛けたアニメ作品でもあったと思われ。
東映動画から参加した斎藤侑は「タイガーマスク」「バビル2世」「ロボット刑事」
などでも社会派タッチの作風(リアリティ)に拘るプロデューサーでしたね。
東映エージエンシーのプロデューサーを務めた及部保雄は、東映動画の演出家として
「タイガーマスク」にも参加経験があり、「超電磁ロボ コン・バトラーV」の合体
コンテを、多忙な長浜忠夫に代わって描いたこともある才人でした。
コン・バトラー以降、外部のアニメ会社に制作を依頼し続けてきた東映テレビ事業部が、
系列の東映動画と初めて組んだアニメ作品(ロボットアニメ)という意味でも、当時の
ブームに対する「切り札」的な作品として、ダイラガーを作っていたのは事実でしょうね。