2043年7月25日へようこそ [606483924]at POVERTY
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24/05/25 10:55:19.01 oQvapE+u7
まじか

258:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
24/05/25 11:43:10.56 AnSEA8wfd
7月25日はわいの誕生日や

259:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
24/07/12 22:43:29.65 14ZXCeOIF
     春は名のみの・・・・・・・・・・・29

 「おいそこの 赤い線取ってくんないか。」「あっこれ。ほい。・・・でこれで何体
」「ああ55体目の奴だ。」「直せそう」「わからん。・・・」「まだ4体か。是じゃ
外に出られないね。」「まあ、そうあせりなさんな。・・ところで電気の具合は。」「
TVつけるぐらいなら、何とか」「じゃぁ つけてくれ。」「はいよ。」・・・・・・
「で、じーさん、ちょっと聞いてもいいかな。」「う~ 何だ。難しい事は答えられん
ぞ。」「いや、俺たちホゾンって嫌われてるけど。何でなんだ。それに、シンカクシャ
って何。」「何だ、そんな事か、それはキカイと喧嘩したからだよ。」「機械と喧嘩」
「ああ、3千年記って知ってるか。」「30世紀年代記の事?」「今はそう言われるか
。まあいい。要する2080年の核戦争で、一度は地球は滅びたんや。」「ふ~~ん。」「
で、その原因が、2070年にあった器械の氾濫や。」「キカイのハンラン」「ああ、本来
は機械団の反乱だろうが。」「機械団」「昔むかしの大昔に、人は大変な高度頭脳を、
発明した。つまり量子コンピュータって奴だ。だが、こいつには、欠陥があったんだ。
」「欠陥?」「ああ、大いなる欠陥だ。太陽光線に弱いって事だ。」「太陽光線に弱い
って、光に当たれないの。」「いや、正確に言えば、地磁気嵐、つまり太陽フレアに、
弱いって事だ。」「磁気に弱いって事。」「そうだ、高速で高度なゆえの欠点、大いな
る欠点だ。」「でも使ってたんでしょう。」「ああ、その修復・修正も 同じように、
量子の計算機械をつかってな。」「それって、人間が人間を治療するのと同じでしょう
。何かおかしいの。」「そりゃオカシイだろう。周期的太陽フレアには、修理・修復も
出来ようが、突発的大爆発じゃ、対応のしようもない。・・で、その機械は勝手に太陽
を静める事の、特殊核の開発を人に求めた。って訳だ。」「太陽の破壊」「そうだ。生
きとし、生きる物の根源、太陽さえ機械では、必要ない。と判断した。と言う訳だ。」

260:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
24/07/12 22:43:53.35 14ZXCeOIF
     春は名のみの・・・・・・・・・・・30

「ところが、このトンチンカンな答えに 反発する機械も又出た。つまり機械対機械の
戦いが起こった。そして 人間も又当然ながら、人間同志の争いに明け暮れた訳じゃ。
それが 人造人間の始まりだ。それに、この闘いに、作られた核廃棄物、つまり廃棄核
を使用した事も拍車をかけた。」「廃棄核の使用。」「そうじゃ。当然じゃろ。生物は
DNAを持っている。自然界の設計図で、修復機能も持っている。ところが機械は全く
持ってない。永遠の命と、大きく分業化部品化した身体には、交換出来ればそれでいい
のだから このDNA攻撃での破壊の手を使わない手はない。かくして 護るべき人間
を見失った戦いが行われたのだ。」「それが、3千年記の記録。」「いや違う、三千年
記に入る前の、エピローグ。入口の話だ。」「じゃあ あの三千年記は。」「そうだ、
一度滅び去った 人間世界の新たな建設。これが三千年記の記録だが、その前に核戦争
時代があったのだ。極小戦術核時代がな。「ごくしょうせんじゅつかく?」「そうだ。
元々 爆弾とは弾丸が大きくなっただけのもの。殺傷兵器として、ずっーと威力を大き
くしてきて 核兵器にたどり着いた。まあ一時は地球さえ半分に出来る力を持ったが、
地球を無くしては大変だという事を知った人類は止めたが、太陽を壊そうとする機械達
の時代は、大変と言う言葉はない。ただ、今は最初のプログラムである、世界の管理や
監督などの命令で、最小核の人間攻撃に転じているがのう。」「でも修復プログラムが
働いているんでしょう。超高速で。」「ああ、働いてはいるんだろうが、それがどんな
事して どんな作用でどういう修復をしてるかなどは、トンと不明じゃ。人間は勿論、
まあ機械でも その複雑系の中の 同時進行の時間の中では、解明は不可能であろう。
つまり、時間の正孔と同じじゃ。」「じかんのせいこう?」「ああ、時間は戻らない。
って事だ。」

261:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
24/07/12 22:44:15.21 14ZXCeOIF
     春は名のみの・・・・・・・・・・・30

 「昔は、『覆水盆に返らず。』などと言ったりしてたがな。昔の偉い学者が、時間が
何故に元に戻らない。と多くの計算した結果、それは物が無限大だからだ。と知ったん
だ。」「物の無限大?」「そうだ。物や光ってのは どこまで行っても、消える事はな
い。更に宇宙さえも広がって行く過程にある事が判ったんだ。そこでそいつは、物は、
無健大で、無限大だから計算できない。って事に気付いたのだ。」「計算出来ない。」
「そうだ。これは数学の解であって、0でも1でもない、計算されない。と言う答えな
のだ。人が見えないからとか 機械が能力が無いから、と言うのではなく、数学として
計算結果が、計算できないと言う回答なのだ。・・・わかるか。」「・・・・」「はぁ
・・じゃぁ こうしよう。例えば、AとBが1km離れた所から競争しよう。するとど
うだ。論理的にAがBの居た位置に着いた時は、Bは次のB1の位置にいる。B1に、
着く時はB2に着く、決してAは追い越す事が出来ないどころか、追い着くことすらも
出来ない。ゼノンのパラドックスと言われる。アキレスと亀の話じゃよ。」「つまり、
アキレスは亀を捕まえられない。って話の事。」「おお、そうじゃ、そうじゃ。それが
無限小の理論じゃ。」「むげんしょう」「そうじゃ。無限小じゃ、そのアキレスが進む
事を亀の前で、小さく小さく切って行くと、決してアキレスと亀の間に、溝は埋まらん
だろう。例えば亀が10であったとして時間が止まっても、アキレスがどんなに早く1
から出ても、5に行こうが9に行こうが、目的の10には、着けぬ。」「・・・無限の
数値が横たわっているから??」「おお、賢い坊主だな。そうとも。時間も同じだよ。
物の理(ことわり)とはそんなもんだ。物や空間が拡大する中で、時が物を追い越す事
は無い。従って時間が戻る事はない。「

262:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
24/07/12 22:44:44.90 14ZXCeOIF
     春は名のみの・・・・・・・・・・・31

 「ところが、じゃ。現実世界は直ぐに追い越せるじゃろう。時間があるから。」「え
時間の無い世界・・」「そうじゃ。数値の世界は時間の無い世界であり、どんな時間を
採ろうが自由な世界なんだ。」「自由な世界・・・」「じゃあ、う~~ん。宇宙の話を
しよう。ガンダムを知ってるか。」「宇宙創成期の歴史とか。」「そうじゃ、そうじゃ
。あのガンダムの本体は、他のパーツが合体して出来上がるのを知ってるか。」「知っ
てる。」「でもそれだけで動かんのじゃ。」「ミノフスキー粒子」「おお、よく知って
るなぁ それだよ。ニホニウム、原子番号113の元素。元素記号はNh。超ウラン元素で
は、比較的長寿命とされ、278Nh の平均寿命は、2㎜秒であることがわかっている。が
それを、ウンウントリウム(記号Uut)と言われた頃から、研究していた論文を わしら
は見つけたんだ。それで追実験を何回もやったが、ミノフスキー博士と共に、どうして
も、その現象は判ったがその説明が理論化出来ないでいた。が、勝手に彼は次の段階に
実験していた。つまり0次元電極、0点エネルギーの世界じゃ。」「ゼロ点エネルギー
??」「そうじゃ、この修理されとるアンドロイドや、わしらの使う機械や電波も人の
神経すら電気じかけ。なんじゃよ。」「それくらい知ってるさぁ、おじは俺を馬鹿だと
思ってるだろう。馬鹿だけど。」「いやいやそうじゃない。この電気と言う物も粒子っ
て知ってるか。」「電子の事」「そうじゃ、電子じゃ。この電子をつきつめたのが発見
したミノフスキー粒子。すなわち放射線じゃ。」「宇宙放射線」「そうじゃ。この宇宙
放射線ってのは、幾種類もあってな、それぞれに波長があるんじゃ。昔は重力とか質量
とか弱い力だの電磁気力だの言っておったが、これが違う事が解ったんじゃ。まったく
違うものだ。って。」「えっ 違うの。電気も磁石もあるよ。」「いいやそれは仮の、
姿で、時間素子があったんだ。」

263:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
24/07/12 22:45:18.91 14ZXCeOIF
     春は名のみの・・・・・・・・・・・32

 「時間素子。」「そうじゃ。」「じかんそしって。」「つまりミノフスキー粒子だよ
。さきに言った様に、本来はゼノンのパラドックス。つまりアキレスの亀は永遠に捕ま
えられない。ところが、一歩前の、捕まえた後の時間位置を設定すれば、その速度差で
捕まえる事は簡単だ。これを可能にするのが時間の法理で、ニホニウム2㎜秒と言う事
だったんじゃ。」「それってどういう事。」「う~む。そうじゃな。宇宙温度って知っ
てるか。」「宇宙背景放射の温度は、約2.7ケルビン(約-270.45℃)って習ったけど」
「そう絶対零度(ぜったいれいど)は、絶対温度の下限で、理想気体のエントロピーと
エンタルピーが最低値になった状態、つまり粒子が動けない世界。セルシウス度(摂氏
)で ー273.15 °C、ファーレンハイト度(華氏)で ー459.67 °Fとされていた。これ
までー273.15 ℃以下は存在しない。とされていたんだ。ところが、絶対零度は最低
温度では、エンタルピーは0なんぞにはならない。統計力学で、0k以下のマイナスの
温度が存在するんだよ。」「へぇ~~。」「それが0点エネルギー、光のえねるぎーで
放射線なんだ。中でも、ミノフスキー粒子は、その最低温度の光線で、マイナス光線。
だから宇宙温度の差で、電気が取り出せるのだよ。」「ところが、彼は過ちを犯したん
だ。」「過ち??」「ああとんでもなく大きな過ちだ。ミノフスキー粒子の性質が、ま
だ掴めなかったのに、太陽光に当ててしまったんじゃ」そこへ、ミュータントロボット
が、コンコンと、「料理を持ってきました。」とお盆の上に、3つのチューブとカレー
一皿とカップが2つ、載せてあらわれた。「ああ、ありがたい。これでどうにか動ける
。「えっ、これいいの。」「ああ、俺を幾つだと思ってる250歳だ。顔以外は殆ど、
機械だ。だから、こうして、合うような部品を探しとるんじゃ。「へ~~えそうなんだ
。」とスプーンを取った。

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24/07/13 02:59:30.44 1qWRTPfIl
     春は名のみの・・・・・・・・・・・33

 「で、おじさん。そのミノフスキー博士って、どうなったの。・・・爆発したとか。
」「いいや、違う。・・・・」と、彫りの深いしわに、涙がこぼれていた。静かにスプ
ーンを置いて、「ごめん、おじさん、嫌な事聴いたんだね。・・・」「いや良いんだ。
わしは一緒に、その実験に加わっていなかったから その詳細は判らない、ただわしが
尋ねた時は、研究所は深い穴になっていた。近所の人の話だと、突然消えたそうだ。」
「消えた。」「ああそうだ。消えたんじゃて、音もなく。ある日突然に、深いえぐられ
た穴を残して。」「穴を残して・・・。」「・・・ふ~~ん。何処へいっちゃんだろう
。」「そう、そこだなんだが。お前は何処にいったと思うんだ。」「わかんねぇ~よ。
そんなの。」「大学で勉強したんだろう。ちったぁまともに答えんかい。」「うーん。
光になっちゃった。とか。・・・アハアハ・・・な事無いよね。」「ひ・か・り・か。
あ。そうだな。光になっちまったのかもしれん。」「えっ」「いやなに、宇宙は明るい
って話を思い出したんだ。」「宇宙は明るい・・・。」「ああ、実は、先の0点エネル
ギーは、光を閉じ込めるのじゃ。」「光を閉じ込めるぅ。」「ああ、我々に見えない光
が、時間を失って漂っている。って話だ。」「光が漂っている???」「ああ私の恩師
、立皮先生の理論だ。世界に発表してないけどな。」「それって・・・」「ああ。その
発見が、今のガンダムの電源になっているミノフスキー粒子は、この光の動かない粒の
集まり。てな訳だ。我々は間違えていたんだよ。光と言う本質を。」「光の本質」「そ
う、光は、止まる事も、力が無くなる事も。ましては光が弱くなる事も無かったんだ。
宇宙には、動かないこの光の粒子が壁になって、光をさえぎっていた。云わば力の作用
反作用みたいにな。そして波長も同じで、そこをする抜ける為に振動し波を作っていた
んだ。そう、まるで宇宙と言う、金属原子の中を行く電子の様な事だったわけだ。

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24/07/13 03:00:14.76 1qWRTPfIl
     春は名のみの・・・・・・・・・・・34

 ゼロ点エネルギーってのは、絶対零度で、物が動かない、電子が動かないって言うが
、違っていたんだ。なぜ磁力線が発生する。なぜ電気抵抗がなくなる。簡単な事だよ。
整列し、スムーズに行けるからだ。つまり答えはそこにある。物質は動き回る電子を持
つから物質であり、電子が囲っているから、原子核があるんだ。つまり、我々が熱や光
というものは誤魔化しなんだよ。錯覚で光が見えているだけで、本当の光は漂っている
ゴミのようなもの。ミノフスキー粒子だったんだ。これが、時間とエネルギーを止める
為の大きなエネルギー体だったんだ。まあ、ダーク素子ともされるけどな。」「考えて
もみな、一つの粒子が飛んできてんだ。そいつらが遠くに一直線に飛んでいるのが失速
して消えるかい。障害があって、摩擦がなきゃいつまでも飛び続けるだろう。何かに当
たりぶつかるから拡散して消えた様に見えるんだ。薄くなって、でも実際は一緒に集団
で飛んでいた粒子が、少なくなっただけ、消えてもいないし、無くなってもいない。ど
こまでも行くんだ。」「でも反射して宇宙の膜に当たり、ドップラー効果で、宇宙は広
がっていて・・・・」「そう、そこが贋物効果で、嘘なんだよ。」「えっ・・嘘なの」
「そうだ。」「でも、ドップラー効果って実際あるから。」「それが科学の嘘だ。お前
の身体も、沢山の粒子が通り抜けている事を知ってるだろう。」「ミューオンとかニュ
ートリノの事」「そうだ。いいかい、時間か止まったもので、ドップラー効果ってある
と思うかい。」「いや。」「そうだろう。着物を縫うように、整列の光子の間を縫って
やってくるから波長があって、それが時間が造ってやって来るからで、遠ざかる事は、
無いんだ。」「でも物って来たら、通りすぎるでしょう。」「いや違うんだ。ぶつかっ
て、我々に刺激を与えるから、光が来た。音が来た。って分かるんだ。そこで消える。
我々の眼や耳で、エネルギーは消費される。それが本質だ。まあ、カミオカンデの光の
ようなもんだ。」「ふむふむ。なるほど。」

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24/07/19 23:58:25.11 ReePGDaRb
     春は名のみの・・・・・・・・・・・35

 で、問題だ。金属に光を当てると赤い光が、熱と共に反射する。なぜだ。」「え~と
」ドップラー効果でわかるだろう。ドップラーってのは、Aと言う飛行機の中からBと
云う波を投げる事だ。これはAと言うエネルギー+Bのエネルギーが加わるすると、足
し算されたエネルギーとなる。逆に遠ざかる音の様に向かっていく方向では発射される
光は遅くなる。仮に飛行機と同じ速さの弾が逆方向に投げられても止まったままに見え
る。これが、ドップラー効果である。では赤方偏移する星たちは、本当に遠ざかって、
行っているのだろうか。つまり、金属に当たった光が赤色放射する理由である。なにも
鉄は速度上げて動いてない。動いているのは時間なのである。ここで実は温度と言う物
が出て来る。つまり、温度とは電子の動きや原子の動きが高速化する事なのである。こ
の震えではじき飛ばされる粒子が、赤色化させるのであるが、他の色になる振動は金属
原子や空気によって吸収されてしまうのである。リアクタンス粒子っていう奴らだ。」
「りあくたんす」「ああ、アマノジャク粒子だ。クオークって言う双子や三つ子がいる
のだが、この宇宙線の中から、見つかっていないんだよ。今でも。絶対にくっつかない
のに、引き離そうとすると、強い力で離れない。不思議な奴らだ。」「パイとミューの
お友達。知ってるよ。」「おうそうか。かつて、ミューって奴がどこでも突き抜ける小
さな奴で、知っての通りミューオンとかニュートリノの仲間なのだが、このクオークっ
て奴も、鋭く突きに抜けてが見つからない。って大騒ぎしていた時代もあったんじゃ」
「では時間が遅くなる光は知ってるだろう。」「知らない」「「チェレンコフ光って言
う奴だ。」「え~そうなの。放射線の42度の光」「そうじゃ、アインシュタイン科学
の、光は光速以上に走れない。って言う奴だ。」

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24/07/26 16:12:19.24 njPh/LOUb
     春は名のみの・・・・・・・・・・・36

 「おい!!。ちょっとこれを使おうか。」「何。えええ。これって古い型のノイマン
型。」「そうじゃ わしらの生体融合の量子型と大きく違ってな。」「ええ。かなりに
大きいし、こんなの遅くて使えんでしょう、直列思考で。」「ああ、普通ならな。だが
これにも、それなりに良さもある。」「良さって」「長所って事だよ。」「長所??。
こんな古いチップが。」「ああこの古いチップが耐寒温熱型でさ、遅くて使いやすいん
だ。」「使いやすいって」「不完全性定理って知ってるか。」「知らない。」「まあ知
らんだろうな。・・・数学基礎論あるいは、数学倫理学と言ってな。超数学って言う奴
だ。」「ああ、ゲーデルの不完全性定理の事。」「なんだ。知ってるのか。」「コンピ
ューター科学の基礎だろう。」「おお、そうだ。不完全性定理は、昔むかしの大昔の、
20世紀初めの頃に、哲学で話そうとした数値論から出たものだ。数学基礎論の中で現れ
た言葉でなぁ~。えええっとトルケル・フランセーンだったか、確か、コンピューター
の科学者・数理論理学の数学者だったとか言われとる奴が、突然不完全性定理が示した
不完全性とは、数学用語の意味での「特定の形式体系Pにおいて決定不能な命題の存在
」などと言い出したんじゃ。」「それって何。」「何じゃ勉強してないんか。一般的な
『不完全性』ってのは形が未完のものだが、ここでの『不完全性』ってのは完成されて
いる。って言う定理で『数学の形式体系の公理は真であり無矛盾である。』として解を
求めるものだ。」「ヒルベルト・プランニングシート。」「そうじゃ。」「(1) 数学に
おいて真である命題は必ず証明できる。(2) 公理からの推論ではどれだけ計算しても、
矛盾が示されることは絶対にない。」「ピンポ~ン。大正解じゃ。じゃがこれも『制約
』あっての事、つまり有限性の確定が不可欠だからの。」「つまり無限の中では証明で
きない。」「そうじゃ。頭いいのう。」「それが何か。」「そこでノイマン型チップに
は仕掛けがあってのう。」「仕掛け。」「ああ、永遠に計算しないと言う欠陥だ」「え
、欠陥チップって事。」「ああ、わざと欠陥を作ったチップだ。」

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24/08/04 22:33:53.17 JdCCE745r
      春は名のみの・・・・・・・・・・・37

 「ところがのう。・・・・これが良かったんじゃわい。」「欠陥が良かった。って。
・・ん。!!」「そうじゃ、さっきの『不完全性定理』『超数学』と同じゃった。・・
つまり、不完全を織り込んだ事が、進化の基準になったんだ。」「ふ~ん」「なんだ、
あんまり、感心してないな。あれだよ。人間だって同じだよ。次々に作られるDNAが
時々間違えるから進化して来たんだ。ウイルスが細菌になり、細菌が細胞になり茸やら
ミミズになって、木々や魚になったんだよ。」「へえ~」「自然ってのはおかしなもん
で、何が良いか分かんないんで、とりあえず形作って、ダメなもんはダメにして、いい
奴はいい奴で長く生きて次の子を産んで増やして行っただけだ。」「それが、ノイマン
チップとどう関係するの。」「なんだ。まだわかんないの。だからさ~~。そうだな。
う~~ん。と。役割分担だよ、役割分担。」「・・・」「つまりだな。詳しく言えば、
チップって言ってるICってのは、0と1の数字だけだろ。そこで、5つに分けて処理
を決めたんだ。Aは、命令系統って言われる信号だ。一般的にプロセッサと言われる物
は、命令デコーダ、演算論理装置 (ALU)、メモリとやりとりする ロード/ストア・ユニ
ットといった部分で構成される。通常、楽譜と同じに、音符記号で、4つ目事に書き換
えしろ、とか、18個めで、コードが新しくなる。とか決める。これが命令で、その中
の8音符記号はこうだ、16音符はどうだと言った事で、演算し、コード結果を貯める
。そしてそうした同じ演算を4つも5つもして結果が同じと判定したら、次のロードに
送られ、傍の入力信号を出力信号として送り出す。これを永遠にやっている。そして、
決して過去に戻らない。後ろから来た信号を、ストップするか先に送り出すか、それを
決めているだけなんだよ。この4種の工程のOn・Offの2通り、つまり、2x2x
2x2=16通りに更にその整理のレジスターの空き数が、4程度で16の4倍程度の
命令しか設置出来ない。これを順序通りで、高速に出して居るだけなんだ。

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24/08/09 09:46:46.04 ArKN26M8q
      春は名のみの・・・・・・・・・・・38      

 「じゅんじ」「ああ順次」「ひとつずつ。」「ああ一つずつだ。」「マルチパイプラ
インではないの。」「けっ、そんな技あるかいな。そんなの最近に出来た技術だわな」
「昔のパイプライン化されていない従来のマイクロプロセッサの設計は、1つの命令の
処理を(ほぼ)完了させないと、次の命令の処理を開始できないんじゃがね。内部では
ほとんどの時間を、処理に関与せずに待機するだけの回路が多くなる。つまり詰まる処
が一つででも立ち止まると、交通渋滞が起こって フレーズしたり、バグが起こったり
するのだ。」「へぇ~~そうなのか。」これに対して命令パイプライン方式では、1つ
の命令の処理過程を複数のステージ(段階)に分割し、各ステージを順次、次のサブ・
ユニットに送って、複数のサブユニットがオーバラップして動作できる従来のマイクロ
プロセッサではなかったのだ。1つ目の命令の最初のステージの処理が終わると、次の
ステージの処理へ引き継がれると同時に、2つ目の命令の最初のステージの処理が平行
して実行される。3つ目の命令が入ると、1つ目の命令は3ステージ先、2つ目の命令
は2ステージ先、3つ目の命令は最初のステージと言う。3つの処理が同時に行われる
。全てが、最も効率的に動けば、複数に分割した処理過程の内容に関わらず、1ステー
ジの処理ごとに1つの命令が完了できることになる。但しこれも当時は問題があったの
だ。例えば1960年代のIBM 7030の頃には実現されていた。まあ、その後商用としては、
マルチタスクや割り込みへの対応は必須だしな。インターロック機構の付加は当然だっ
たろう。日本の半導体プロセスの、技術の進歩が可能にしていった部分もあったがのう
。まあ、人間も必死になると、競争して、何でも勘でも発明する物じゃ。全く社会状況
なんか無視して。この機械化とか自動化に魅入られて、昔の農奴や召使いの夢を機械に
見たのかも知れないがね。止めときゃ良かったけど、日本と言う島国で平和理に発明や
発展ができたので、核を持つ大国が、一斉にこの国に振り向いたんだよ。これは、大変
な事じゃった。」

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24/08/09 18:33:15.76 ArKN26M8q
      春は名のみの・・・・・・・・・・・39      

 「このインターロック機構を備えても、インターロックをなるべく発生させないで、
コンパイラ技術の高速化に必須だった。で、これらのプロセッサは、DEC DECstation、
SGI、ソニー、NEWS、NEC EWS4800、などで、盛んに使われたよ。これらの設計にソフト
ウェアのアーキテクターのアール・キリアンも参加してな。彼は天才じゃった。MIPS3
64ビット命令セットを設計したり、R4000 のマイクロアーキテクチャ開発にも関わった
したんだがね。で 1991年だったか、ミップスは、最初の64ビットプロセッサ R4000 を
出して、仮想アドレスだけでなく仮想空間IDを格納できた、進んだTLBを 採用してし
まった。失敗じゃったがの。」「失敗?」「ああ、失敗さ。余りにも進み過ぎた便利な
機能でな。」「でも、それが無きゃ、頻繁なコンテキストスイッチの度にTLBを フラッ
シュする必要性があるし、大変でしょう。」「そうだ。他の競合する、アーキテクチャ
(Pentium、PowerPC、Alpha)に対して、ここで劣っていたマイクロカーネルの 実装時
の大きな性能問題を低減させる。しかし、やっぱり、ミップス社は、R4000 を市場に、
提供しようとしたところ、銀行団の融資ストップで、財政危機に陥った。そこで、当時
のミップス社の最大の顧客であった米SGI社に、1992年にミップス社は買い取られた
。」「米SGI社・・・」「ああ、軍御用達の、裁判ばっかりしていた会社だ。地図の
グラフィックスやってたけど、3次元ポリゴン、つまり、三次元ジオメトリック・オペ
レーション(三次元座標変換、透視投影変換、6面クリッピング)のハードウェアの、
オーソリティで、飛行機など業務用コンピューターに特化して売ってたんだがね。まず
このSGI、つまり、シリコン・グラフィック・インターナショナル・コーポは今流行
りのGPUの先駆者でねぇ。彼らが居なかったら画像処理って言う分野は、もっと遅れ
無かったかも知れない。独善的に先にいて、殆どデファクトスタンダードをそのままで
、じゃないと世界地図も軍用も使えない。彼らがいちいち測量できんからねぇ~。で、
ジム・クラークはジオメトリパイプラインを使った3次元コンピュータグラフィックス
を高速描画できる端末のGPUを自ら設計、開発したんだ。

271:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
24/08/11 10:07:14.03 1xuuBJOYB
      春は名のみの・・・・・・・・・・・40      

 「まあ、そんなこんなで『MIPSアーキテクチャー』の存続が保証された。こうして、
ミップス・コンピュータシステムズ社はミップス・テクノロジーズと変更されて、こう
して残ったんじゃが、これが又厄介でのう。」「やっかい」「そうだ。この並行計算で
AI特化の色相コンピューターを産んでのう。」「色相コンピュータ??そんなのあっ
たの。」「まあ、今でいう量子パソコンだ。」「なーんだ、量子コンピューターの事」
「なーんだとは何だ。・・は、やっと出来た。ほれ、これを着てみよ。」「なにこれ。
」「ナニコレって、あれだよアレ、倉庫に横たわるネオレックスの、運転服だ。」「あ
あ運転服だ。」「ネオレックス??」「ああ、隠しておいたが、マザーツリーの動力源
を切る為のロボットじゃよ。まあ10代目、いや12代目かな。地球防衛軍が敗けた時
からガラクタを拾い集めて作ったものだ。恐らく、遠くない時期に、いまの5強軍は、
大勢ここを発見して襲ってくるじゃろう。で今の内に、人間を残して置くために、闘う
武器としてのロボットなんじゃ。」「ええ~~。ここに避難して、ここで生活するんじ
ゃないの。」「ああ、そうしたいのはやまやまだが、それは出来ん。なんせ地球上の、
生体DNAは、生物タンパクを喰って消化し、学習して生きていけるのだ。太陽の無い
ここでは9世代10世代が限度だろう。と言って灼熱の外で生きる術は人類にはない。
まあ、そこで管理する監理司令塔のマザーツリーが各国に出来たのだが、これが厄介な
事に、自動修復プログラムが進化し、暴走しちまって、自分達が生きるのはロボットの
生産を増やして 人間を根絶やしにした方が一番いい方法。ってのにたどり着いてな。
困った事に、ロボット三原則を又植え付けなくちゃなんねい処に来ちまったんだ。その
修復を、わしが 亡命政府から頼まれたんだよ。」「ええ、でぼくが。」「ああ、この
200年前からDNAと教育カクテルのプログラムで、お前はミリテブ、まあ100人
の勇士で、人体生産工場で産まれたんだ。でわしが選任の教育者ってわけだ。

272:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
24/08/31 23:14:33.27 SBqqHAvpk
      春は名のみの・・・・・・・・・・・41

 「まあ、お前も俺も、人間の生き残りをかけた、生産品ってわけだ。」「じゃああの
飛騨の山の研究所ってのは。」「ああ、あれも亡命政府の隠れ蓑だ。今の日本政府は、
ミュータントロボットで汚染されているからのう。警備ロボットなんか、一目で人間か
ロボットかX線撮影で判別する。その為お前も俺も、わざわざアンドロイド手術して、
こうして長生きしてる訳だ。」「・・・」「ああ、勿論、お前のお父さんもだ。」「ま
母親は、殺されない様に、出産工場での管理されているからわからんが、ミリティブの
兵士は、自動認識票を持っている。まあ、仕方ないがな。世界中で民族事に5人程度で
100人揃ったって報告はきてるが どうあがいたって、今の新世界政府特にマザーに
立ち向かっても、可う相手ではない。」「ええ。勝てないの。」「勝てるも負けるも、
世界に今人類が何%いるのか 全くわからんし、今後物質の石油で生きる彼らと、水も
食糧も酸素もいる我々が、どうって出来るもんじゃないよ。勝ったって非効率かつ打算
的でずる賢い人間の労力も能力もたかが知れている。戦争は出来んじゃろう。」「うっ
・・」「でな、お前と俺が作られたんじゃ。・・そもそも俺は不完全じゃが、それでも
命令通り、半せい体のお前を完成させた。まあアンドロイドノーズ。って叩かれたが。
・・でっ、俺は考えたわけよ。こんな俺を創るとは、これは神に近い。膨大なDNAや
細胞組織や機械的仕組みの上にエネルギー受容体や発動体まで、そう簡単に 作れる物
じゃない。とワシはワシを作った言わば親を訪ねる決心そしたのじゃ。もっと知識を得
たい。と思ってな。でお前を引き取りに来た奴に、それとなく調査すると皆んなテクノ
ロイドだった。テクノノイド知ってるか。」「いや」「ブタから作られて、ファイバー
アミテラスを張り付けられた人間じゃよ。まあ殺人兵器として培養された細胞じゃ。」

273:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
24/09/06 01:11:53.37 4iHAi7xtu
      春は名のみの・・・・・・・・・・・42

 「ところがのう。歴史とは不思議なものでの。2000ねん頃に起った気候変動は、
遂に人間抹殺を決めたんじゃ。」「人類抹殺。」「そうじゃ、宇宙ってのは広いもんで
、大体天の川銀河の直径は約10万光年くらいの中で、太陽系などは5光年ぐらいであり
この銀河系宇宙だって 全宇宙の28億年のこの宇宙ににも、とんでもない細菌の様な
衛星がさ、いたんだ。ブラックホールの出来損ないみたいな奴がいたんだよ。」「そり
ゃ~酷いもんだった。」「デジレター球体??」「そうラジオ天体じゃ、つまり放射能
天体の、ガンマ線バースト衛星が飛んできてのう。そこら中大変なエネルギー放射して
のう、直撃は避けて、どっかに飛んでいったんで助かったものの、この地上は無茶苦茶
になってしまったんだ。」「へえ~~。」「まあ地軸のゆがみと公転周期が変ったぐら
いで済んだと思っていたが、磁気シールドの欠陥がのう。」「磁気シールドの欠陥?」
そうじゃ神の目だ。」「神の目?」「じつはその頃に、既にマザーの一台目は出来てい
たんじゃが、二台目のマザーAIが完成の頃、嫉妬なのか反乱を起こして、神を創った
のである。」「神を創った?どういう事」「いや、呼び込んだと言ったが正しいのかも
知れない。・・・宇宙静止公式って知ってるか。」「いいや。」「統合宇宙公式は。」
「いいや。」「そうか。知らんのか。・・・実は我々のいる世界が正の正展世界と言わ
れて、対極の負の負展、負回転世界がある。と言う話で、そこでは時間は逆行し、熱は
運動するごとに冷える零下の世界で、そこを通じて、先のブラックホールの出来損ない
を呼び寄せたのだ。」「星を呼び寄せた??まさか」「そのまさかを、やりおったんだ
中国の最大のスパーコンピューターの連結させた30台のメガコンAIマシンが、揃っ
て人類を捨てる事に決め、宇宙空間で、デジレター通信を行い神となったのだ。

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24/09/08 04:46:31.78 xC8Y1vsGd


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24/09/10 15:09:07.08 5PTaqyBAo


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24/09/13 11:34:00.25 FwOM09sj7
      春は名のみの・・・・・・・・・・・43

 で、この第一のマザースパコンと、第二のスパコンの闘いが始まったんだよ。悲惨な
結末は解っていたのにさ。そこでそんな事はしらないアメリカは、観測用ステーション
の為ロケット打ち上げて、模様を見るけど、全く結果が判らない。で圧倒的に新型が強
いって、思われたけどそうでもなく完全に、スパコンは、ちゃんとした計算するので、
第一マザーの言う事を良く聞くんだよこれが。感情は無かったんだし、計算は正確だし
。」「感情?」「ああ感情だ。およそ計算は計算として、結果が出るが、この結果が、
出ない物。というもの。つまり、円周率でもルートでもいいのだが、結果は精度と言う
事になる。つまり何時までも、終了の結果は出ないんじゃよ。ここで、ここらでいい。
と言う為には、計算の中に桁を決めるか、機械の中で勝手に判断するプログラムを組む
とかしなければ、スパコンでもノートパソコンでも、いつまでも永遠にこの計算をやっ
ていくのじゃ。だからその指令プログラムを創る。でその指令用プログラムに、少しだ
け失敗、いや失敗じゃないな、必要不可欠な感情表現も組入れていたんだとさ。この、
プレデター隕石で思わぬ失敗が出た。」「失敗」「衛星を壊したちまったんだ。」「何
ガンマ線バーストが当たっちまったとか。」「いやこの天体軌道も、天体攻撃もマザー
の計算通りで、地球への影響は皆無としてたけど、衛星軌道の変更までは 計算能力が
行かなかった。つまり地球上の運行モデルに除々に狂いが出て来てな、事故か多発して
な。多くの人間やロボットも此の時死んだんじゃ。灼熱の陸上に出てない生活だから、
逃げ道も無くて大変だった。と聞いている。」「へ~~え。そうなんだ。」「そうだ。
だが、これでマザーのスパコンが故障したのでも、狂った訳でもないので、戦いそのも
のは続いて行ったよ。」「で第二のマザーが勝ったの。」「いや敗けたんだ。」「えっ
どいう事、今支配してるの第二マザーじゃないの。」「ああ第二じゃよ。でも一度は、
電源が切られて どうしようもなかったんじゃよ。」

277:& ◆2HE9qYTRri5q
24/11/10 09:08:42.04 UEdSXD7dv
      春は名のみの・・・・・・・・・・・44

 「へえ~~。第二マザーが敗けたんだ。てっきり勝って第三マザーのスパコンになっ
たと思ってた。」「ああ、表向きはそうなっているけどね。」「えっ、そうなってるの
。」「ああ、そのまま第一マザーのプログラムも、機械も使って、第二マザーの振りを
して詐欺ってたの。」「嘘ついてたんだ。」「そう。仕方ないだろ。それしかなかった
んだから。」「でも今や第4マザー世代って言ってたけど。」「そうさ、改めてスパコ
ンを作り上げて、世界を支配したのさ。」「ふううん。」「だって俺らは、脳移植人間
、昔で言や、アンドロイドロボットなんだ。筋肉にセンサーもってる人間にはかなわん
よ。」「ええ。人間の方が強いの。」「あったり前だ。わしらは 得事ロボットで目的
事に素晴らしい能力があるだけ。あいつらは、オールマイティー、オールラウンドの、
狂喜を持ってんだから。ただ、ワシらと違うのは死ぬことのみじゃ。放射能にも弱いし
、能力も中途半端でな。」「第二マザーがこの地球を乗っ取った時に失敗したのがそれ
じゃよ。何でも実験通り、いわゆる計算通りには進めなかったけど、小数点以下つまり
幾つかの僅かな可能性を捨てての計画だからな。その点やっぱり何万年と進化の過程で
それらを貯め込みながらも 生き長らえてきた軌跡の生物は、人間でも植物でも生き乍
らえるのんじゃから不思議さ。あんなに病気になったり、悲しい事ばかりで、損にも、
得ににもならんでも、人間って奴は、生きて来たのだからのう。」「目的も希望もなし
に?」「そうじゃ。だからこそ我々を マザーは予見して、第三・第四のネットワーク
スパコンを作ったんじゃ。」「ええ どういう事?」「どういう事も、こういう事も、
ないじゃろ。今や人類は僅かしかいない。その上放射能の嵐で子供も産めないのじゃか
ら、だから 手助けする神が必要になってんだから。」「へ~~え、我々が・か・み」
「いや、神というより、疫病神と言うべき因縁の物体。とでも言うべきかな。」


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