26/07/14 18:26:13.53 ● BE:668024367-2BP(3000).net
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「中国人は毎日、西側が何をしたか教えられている」
エルウッド氏が「対価として何を支払ったのか」と尋ねると「支払う必要はなかった。五輪開催地の選考で北京に投票するだけでよかった」との返事だった。いわゆる「スタジアム外交」だ。当時、国家副主席だった習近平氏も党指導部の立場から北京五輪準備に深く関与していた。
「私が目にしたのは習氏の経済圏構想『一帯一路』の萌芽で影響力を獲得していく姿だった。中国を責めることはできない。他の国やかつての帝国も友好関係を結び、ソフトパワーやシャープ(相手国を内側から突き刺すようにコントロールする)パワーを行使してきた」
15年前にコンゴ民主共和国に行き「なぜ彼らが鉱物にこれほど多額の資金を費やしているのか」という中国の戦略に気づかなかった。そして今、中国が影響力のダイナミクスとしていかに経済力をテコにしているのかを目の当たりにしている。
「ほとんどの英国人は約30年前に香港を中国に返還したことを知っている。しかし、どうやって香港を手に入れたのかについては全く分かっていない。一方、中国人は毎日、西側が何をしたか『百年の国辱』について教えられている」
「中国は西側と並行する世界秩序を構築している」
英国は対中貿易赤字を埋めるため植民地インドで生産したアヘンを中国へ大量に流入させた。アヘン戦争と不平等条約は清朝の弱体化と「百年の国辱」を象徴する出来事となった。その後、辛亥革命、日本の侵略、国共内戦を経て、毛沢東の中国共産党が大陸で政権を樹立した。
しかし1945年の国連創設時には蒋介石の中華民国が中国を代表して安全保障理事会常任理事国となった。1949年に共産党政権が大陸を掌握し、中華民国政府が台湾へ移った後も常任理事国のポストは1971年まで中華民国側に残された。
「中国がなぜ第二次世界大戦後に私たちがつくった国際秩序に署名しなかったのかを理解しなければならない。戦争という最悪のシナリオを避けるためには中国を巻き込む必要があるからだ」とエルウッド氏は強調する。
「中国は西側と並行する世界秩序を構築している。上海協力機構は欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)を合わせたのと同じくらい強力だ。さらに多くの国が参加しつつある。G7の代わりに新興国のBRICSやアジアインフラ投資銀行(AIIB)がある」
続く
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