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創造的でありたいなら、確実性は捨てなさい
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「創造的でありたいなら、確実性は持てない」
この言葉を初めて聞いたとき、私は父と地元のホテルのレストランで昼食を取っていた。夏休みで実家に帰省していたときのことだ。音楽家で作家でもある父は、当時新しい音楽プロジェクトに取り組んでいた。私は広告業界でキャリアを積み始めたばかりの頃だった。
食事を楽しみながら、私は最近悩んでいることを父に打ち明けた。仕事でも日常でも、素早い判断を下すことが苦手で困っていると。マーケティング業界のデザイナーとして、この優柔不断さは明らかに足枷だった。常に新しいものを追い求める業界のペースに合わせるには、この「癖」を直さなければいけないと思っていた。
私のフラストレーションを聞いた父は、こう言った。
「創造的でありたいなら、確実性は持てない」
創造性は確実性の正反対だと父は説明した。何かを創造するということは、これまで存在しなかったものを作ることだ。そのためには明確な正解も間違いもない道を歩まなければならない。創造的でありたいなら、未知の世界に足を踏み入れる覚悟が必要なのだ。
この会話は私にとって目からウロコだった。それ以来、不確実性を受け入れることが創造的な解決策を生み出すためのスーパーパワーになり得ることを、様々な角度から考えるようになった。
前例のないことに挑む意志
これまでにないものを創造するとき、不確実性は避けられない。グローバルなデザイン・イノベーション会社IDEOで働いていた頃、私たちには7つの企業価値があった。その3番目が「曖昧さを受け入れる」だった。これは私たちに既成概念にとらわれない思考を促した。
「受け入れる」といっても、決して簡単なことではない。むしろその逆だ。私たちはしばしば霧の中にいるような感覚で、ある種の自信の欠如—まるで詐欺師のような気分になることもあった。
私が尊敬する作家でクリエイターのセス・ゴーディンは、不確実性とインポスター症候群について興味深いブログ記事を書いている。ゴーディンは「重要な仕事をしている人は皆、うまくいかないかもしれないことに取り組んでいる。そして、うまくいかないかもしれないとき、あなたは『もしも』として行動している。それがあなたを詐欺師にしている」と説明している。
それこそが創造性の本質だ。うまくいかないかもしれない重要な仕事をすること。そして自信の欠如が忍び寄ってきたとき、それはプロセスの一部であり、それなしには創造できないことを知っておこう。